岩SHOW マジック:ザ・ギャザリング『ストリクスヘイヴン:魔法学院』プレビュー

 


 魔法学院にようこそ!春の入学シーズンにもってこいの新セット『ストリクスヘイヴン:魔法学院』プレビューのお時間だ。マジックでは古くは『ウルザズ・サーガ』にて偉大なる魔術師を育てるための学校を取り上げている。《トレイリアのアカデミー》だ。このアカデミーは...うん、不慮の事故により失われてしまったけども、いくつかのカードに垣間見られるテフェリーやジョイラの学園生活は興味深いものだった。


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 それからしばらくはこのような学園を舞台にしたストーリーやカードは見られなかったが、2021年春のセットはタイトルの通り、魔法の学び舎そのものがメインの舞台だ。2色の組み合わせ、5つの学派に分かれたカード達。ラヴニカ次元のギルドを彷彿とさせるが、その雰囲気はやや異なる。リーダーと構成員ではなく、先生と生徒達という集団はマジック世界ではかなり新鮮。魔術の学校だけあって、新たなるサブタイプの講義や魔技といった能力など、魔法と学習をテーマにしたカードが多数登場。さて、そういったカードの中から今回BIG MAGICがプレビューでご紹介するのは...ウィザーブルーム!黒と緑の2色の大学だ。この学校は「自らの手で取り組め」をモットーとしている。生物の本質から力を引き出すことを学んでおり、この生に関する探究はライフ回復という形で表現されている。というわけで早速1枚目のカードを紹介しよう。


 


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《血の研究者/BloodResearcher》
クリーチャー-吸血鬼・ドルイド
威迫
あなたがライフを得るたび、血の研究者の上に+1/+1カウンター1個を置く。


 


 吸血鬼とドルイド、これまでは決して交わることのなかったタイプが一つになっていることがなんとも感慨深い。吸血鬼がドルイドの魔術を学んでいるとはね...このセットにはこういう驚きが溢れているのだろう。
ライフを得ることでサイズアップするというシンプルな能力の持ち主、3マナと扱いやすいのでリミテッドではこの色をやる時には複数枚欲しいね。コモンでこのようなカードがあるということは、この大学にはライフを得るカードが沢山あるということだ。それを象徴するウィザーブルーム専用のメカニズムが邪魔者トークン。


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 黒緑の多色で1/1のトークンなのだが、これが死亡するとライフを1点回復できる。これを生成するカードがこのカラーリングの象徴と言える。そんなわけでもう1枚紹介するカードはこの邪魔者と関係がある。


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《死に至る大釜/Pestilent Cauldron》
アーティファクト
T、カードを1枚捨てる:「このクリーチャーが死亡したとき、あなたは1点のライフを得る。」を持つ黒緑の1/1の邪魔者・クリーチャー・トークン1体を生成する。


①T:各対戦相手はそれぞれ、あなたがこのターンに得たライフの点数に等しい枚数のカードを切削する。


④T:墓地1つからカード4枚を対象とする。それらを追放する。カード1枚を引く。


 


 邪魔者トークンを恒久的に生成するアーティファクトということで、懐かしの《迷惑エンジン》を思い出す。手札は捨てなければならないが、マナ不要でトークンを生成できるのは魅力的。《スカイクレイブの影》など墓地にあることで真価を発揮するカードとの組み合わせが期待できる。単純に余った土地を捨てて戦力に出来るのも良いね。ライフを得た分だけ対戦相手に切削させる第2の能力は、どれだけライフ回復手段があるかがわからないので未知数なものでもある。なるべくマナを払わずに回復するカードと組み合わせたいところで、現スタンダード環境で思いつくのは《精神迷わせの秘本》。これの4点回復と組み合わせればマナを抑えて4枚切削が可能だ。対戦相手を切削するデッキと言えば現スタンダードでは青黒のならず者デッキだが、このデッキはライフ回復をほとんどしないので何か別のデッキを新たに生み出して活用することになる。
 第3の能力は墓地対策であり、ドローでアドバンテージも得られる。《死の飢えのタイタン、クロクサ》などをまとめて追放してついでに手札も増えるのは美味しい。④というコストの重さからあまり気軽に起動できるものではなく、小回りが利かないという印象も受けるかもしれないがトークン生成カードのオプションと考えれば十分に便利なものだ。
 
 ところで《死に至る大釜》はモードを持つ両面カードでもある。というわけでプレビューも実質3枚目のカードを紹介できて、ちょっぴりお得感がある。それではもう1つのモードを見てみよう!


  


Restorative_Burst_JP 02.png


《修復の噴出/Restorative Burst》
ソーサリー
あなたの墓地からクリーチャーや土地やプレインズウォーカーであるカード合わせて最大2枚を対象とする。それらをあなたの手札に戻す。各プレイヤーはそれぞれ4点のライフを得る。修復の噴出を追放する。


 


 《再供給》の亜種みたいなものだ。拾えるカードのタイプは限られているが、カード1枚で2枚分の働きを約束してくれる。アドバンテージを稼ぎながら4点回復できるので、コントロール系のゆっくり戦うデッキであれば大きな働きを見込めるだろう。逆に対戦相手も回復させてしまうので、軽量クリーチャーを並べてポカポカ殴るデッキとは噛み合わない。《死に至る大釜》で捨てたカードを回収できるので、大釜を2枚以上並べてもあまり得策ではない状況であればこちらのモードで唱えて手札を満たしたいところだ。黒緑2色でライフを回復しつつ盤面を掌握していくコントロールデッキを組め、ということだろうか。


 今のところ思いつく相性抜群のカードとなると・・・《ロークスワインの元首、アヤーラ》。黒のクリーチャーが戦場に出る度にライフ1点ドレインということで、邪魔者を出せば相手のライフが減る。さらにその邪魔者を生け贄に捧げて1ドローしながら1点回復。回復したので切削して・・・と噛み合ったシステムを構築できる。《アスフォデルの灰色商人》との組み合わせも試してみたい。商人のための信心カウントを《死に至る大釜》で稼げるし、商人でゴリッとライフを吸ってザクッと切削なんて動きも出来てしまう。黒単色の信心デッキに《ゼイゴスのトライオーム》など緑マナが出せる要素を仕込んでおいて、《修復の噴出》としても唱えられるようにしておけば楽しいデッキになりそうだ。《ロークスワインの元首、アヤーラ》で生け贄にした《アスフォデルの灰色商人》を《修復の噴出》で2枚拾って、という動きが出来れば最高~ッ。


 


 「自らの手で取り組め」がモットーのウィザーブルームの新カードを2枚(実質3枚)プレビューさせていただいた。これらのカードや、その他のウィザーブルームのカードを活かすデッキ、皆さんも自らの手で作っていって欲しいところだ。それじゃあ、4月23日発売の『ストリクスヘイヴン:魔法学院』はお近くのBIG MAGIGか、当サイトBigwebで予約してちょうだいね!


 


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