Prepare For FNM「2016年末~2017年始」号


「Prepare for FNM」 復活です。


MTGの近況を報告し、皆さんのフライデー・ナイト・マジック(FNM)ライフの役に立てていただこうという当コラム。



早速、年末年始にかけて行われたイベントを、デッキリストとともに紹介してゆきましょう。


 


 




The Last Sun 2016


https://www.hareruyamtg.com/jp/pages/tls2016.aspx


まず12/17、18日開催『The Last Sun 2016』からお届けします。


BIGsの加藤健介がトップ8入賞しています。



そして栄えある優勝は―...清水直樹がスタンダードとモダンの混合選手権を勝ち抜きました。



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 約束された終末、エムラクール.jpg

この「《霊気池の驚異》から現れる《約束された終末、エムラクール》」は、ゲームを問答無用にシャットアウトする強さを持つ―...ということで、後日、数年ぶりにスタンダードにおける禁止カードの裁定を受けることになります。


 


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 ゴルガリの墓トロール.jpg

そして、《ゴルガリの墓トロール》の解禁、そして《秘蔵の縫合体》の獲得後、トップメタの中心に位置しつづけた「ドレッジ」。


《安堵の再会》という強力なパーツを得たことでデッキの骨組みが完成したのですが、やはり《ゴルガリの墓トロール》が持つ"発掘6"という数字があまりにも強烈なシナジーを与えすぎる"ということで、《約束された終末、エムラクール》と同日に再禁止という裁定です。


 ともに禁止されるほどに強力であったデッキを選んだ、という点で、清水氏のデッキ選択の上手さも伺えるエピソードになりました。


 


 




GPルイビル2017


https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gplou17


新年最初1月7,8日開催のグランプリはルイビル(アメリカ ケンタッキー州)にて開催されました。


レガシー・グランプリにてReid DukeがGP4勝目を挙げています。


 


レガシー「スゥルタイ・アグロ」


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 真の名の宿敵.jpg

マナ・クリーチャーからネメシス(《真の名の宿敵》)を展開するオリジナルのスゥルタイ(青黒緑)アグロです。


《悪意の大梟》も《断片無き工作員》も《秘密を掘り下げる者》もない点が、既存のリストと大きく異なる点です。


 


特に今回は《トレストの使者、レオヴォルド》を中心としたメタゲームであったようです。


レオヴォルドを得て強力になった《魔の魅惑》コンボデッキも台頭しはじめています。


 


 




フロンティア神決定戦


https://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3776


晴れる屋とBIG MAGIC共同製作のオリジナルフォーマット「フロンティア」も大規模トーナメントが開催されました。


新年の1月9日開催「フロンティア神決定戦」、BIG MAGIC所属プロの松本友樹が自作のコントロールデッキで見事に優勝!


決勝も去ることながら準決勝、市川ユウキと繰り広げられた熱戦は見物です。



フロンティア「スゥルタイ昂揚」


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こちらもスゥルタイカラーでした。


黒の強力な除去。青の強力なドロー。緑の安定したマナ基盤。というコンセプトの融合は、フォーマットを問わず相性の良い組み合わせとして愛されています。


詳しくはご本人のレポートをご覧ください。


 


 




『霊気紛争』プレリリースと5種類の禁止制限告知


そして新セット『霊気紛争』の発売が1月20日(金)に迫っています。


 


それに合わせてスタンダードにて禁止カードが3種類(《約束された終末、エムラクール》、《密輸人の回転翼機》、《反射魔道士》)


モダンにて禁止カード2種類(《ゴルガリの墓トロール》、《ギタクシア派の調査》)に指定されるという、抜本的とも言える環境の刷新が行われます。


https://mtg-jp.com/publicity/0018224/


※もしかしたら年末年始最も衝撃的なニュースなのは、この禁止制限告知かもしれませんね。


禁止告知のペースもこれまでの年4回から年8回になるという通達もあるので、これまで以上に禁止・解禁が柔軟に行われていくようになるかもしれません。



そして、『霊気紛争』発売に先駆けて先週1月14,15日にプレリリースイベントが開催されました。


"即席"や"紛争"といった新しい能力を、参加者たちは存分に楽しんだことでしょう。


実際のカードに触れることで、新しい環境へのヒントを得た人たちも多かったようです。



《致命的な一押し》など既に広いフォーマットで活躍が見込まれているカードも多く、斬新なデッキリストをきっと沢山お届け出来ることでしょう。


 


 




GP静岡2017 春


https://mtg.bigmagic.net/article/gpshizuoka2017spring.html



3月17,18,19日開催予定のGP静岡2017 春の参加予約1次受付が既に終了しています。


『戦乱のゼンディカー』ブロック~『カラデシュ』ブロック期スタンダード最後の大一番ともいえる大会です。


2次受付は2017年2月1日(水)からなので、参加予定で受付がまだの方は2月1日当日に是非お申込みください。



それではまた近いうちに、皆さまに新しい情報をお届けできればと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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