【マジックフェスト・京都2019】日曜競技レガシー 第1回戦 木原 惇希(東京)vs. 松岡 弘樹(大阪)

マジックフェスト・京都2019 競技レガシー 第1回戦 木原 惇希(東京) vs 松岡 弘樹(大阪)


by Tatsuo Sekimoto


MFKyoto2019_Legacy_R1_01.JPG


マジックフェスト3日目、熱戦が繰り広げられるグランプリ本戦のすぐ横で新たなイベントが始まった。『ラヴニカの献身』コンプリートFoilセットをかけた競技レガシーだ。参加者82名だが固定5回戦であるため、1敗も許されないという意味ではこちらも厳しい戦いになるだろう。


MFKyoto2019_Legacy_R1_02.JPG


1ラウンド目にフィーチャーにお呼びするのはこの人、グランプリ・千葉2016準優勝、木原 惇希(東京)だ。様々なフォーマットで活躍する彼だが、グランプリトップ8に初めて残ったフォーマットはレガシー。つまりレガシーは木原の得意分野だ。「キハラワークス」の掟は環境の最適解であること。そして木原のデッキはグランプリ・千葉2016と同じ奇跡コントロール。奇跡は禁止カードが出ても変わらずレガシーにおいて最適解であるということだろうか。


Game1
後手1ターン目に《先触れ》を唱える木原。
松岡は「奇跡か」とつぶやくとゆっくり頭の中で戦略を立てていく。


木原は松岡の2ターン目の終了時に《予報》を唱えて《先触れ》を指定。ヒットさせて2ドローする。手札が8枚になってしまったが質が上がる方がずっといい。木原は特に気にした様子もなく《渦まく知識》を唱えてからクリンナップステップに入ろうとする。


そこに松岡から待ったがかかった。木原のエンド前に出てきたのは松岡の《ヴェンディリオン三人衆》。
この《ヴェンディリオン三人衆》に対して、木原は《渦まく知識》唱えてから手札を公開する。


松岡は木原の手札の中から《僧院の導師》を選びライブラリーの下へ送る。
木原は補填ドローしてから《剣を鍬に》を《ヴェンディリオン三人衆》にプレイする。
これに松岡は《目くらまし》でカウンター。《ヴェンディリオン三人衆》で木原のライフを攻める。


MFKyoto2019_Legacy_R1_04.JPG


(木原 惇希)


だが木原もただ攻められているだけではない。《相殺》に対して飛んできた《呪文嵌め》を《意志の力》で強引に通し、盤面の制圧にかかる。
松岡も必死に抵抗する。木原の2枚のフェッチランドに2枚の《もみ消し》を合わせて《ヴェンディリオン三人衆》でビートダウンする。
しかし、木原は即座に《剣を鍬に》にたどり着き《ヴェンディリオン三人衆》を除去する。


松岡は後続に《秘密を掘り下げる者》を送り込むが《相殺》によって打ち消される。


松岡に反撃の気力がないことを読み取った木原は自身満々にフルタップで《精神を刻む者、ジェイス》をプレイ。木原の読み通りあっさり通り、《精神を刻む者、ジェイス》のプラス能力を起動する。トップをそのままにしてターンをエンドする。


木原は次のターンには《僧院の導師》を戦場に出す。攻防隙がない布陣に松岡はなすすべがなかった。


木原 1-0 松岡



Game2
先手の松岡は1マリガン。占術で見たライブラリートップは下に送る。松岡は《秘密を掘り下げる者》スタートする。


木原は1ターン目から《溢れかえる岸辺》を起動して《平地》をサーチ。《もみ消し》をされる前に土地をそろえる。


2ターン目、松岡のデルバーは変身することがない。さらに土地が1枚でストップして苦しい動きになる。ようやく次のターンには変身した松岡の《秘密を掘り下げる者》。まだまだここからだ。3枚の土地を出したタイミングで松岡は《紅蓮光電の柱》をプレイする。
これに対応して木原は《渦まく知識》。《呪文貫き》を見つけ即座に打ち込む。


木原の反撃は《相殺》。この時点でライフは11点と折り返し点に近いが、まだ十分時間はある
松岡は《昆虫の逸脱者》でアタックして木原のライフ8にする。


木原は次の《昆虫の逸脱者》のアタックに《ヴェンディリオン三人衆》を合わせる。誘発の対象は自分だ。
これにスタックして松岡は《稲妻》をプレイ。木原の《相殺》が外れ《ヴェンディリオン三人衆》は墓地へ行く。


木原は《ヴェンディリオン三人衆》の能力を解決して手札の《相殺》をボトムへ。《瞬唱の魔道士》を引き込む。しかし、攻撃が通り木原のライフは5点。


木原は次のターンに先ほど引いた《瞬唱の魔道士》をプレイする。
松岡は誘発に対応して《もみ消し》。
木原は《呪文貫き》を公開してカウンター。フェッチランドを起動してから《渦まく知識》をフラッシュバックする。


だが、これに松岡は《狼狽の嵐》で応じる。木原の逃げ道をしっかり断って松岡が1本取り返した。


木原 1-1 松岡



Game3
ゲームが動き始めたのは木原の2ターン目の《思案》からだ。この時点で木原は《島》と《平地》をセットしており、ひとまずマナ基盤は安定している。


先に攻めたのは木原だ。《ヴェンディリオン三人衆》をプレイして松岡の手の内を探ろうとする。
しかし、松岡は《紅蓮破》でカウンター。手札を見せることを拒否した。


松岡は次のターンに《若き紅蓮術士》を唱える。さらに対応して《霧深い雨林》を起動する木原の動きを《もみ消し》でつぶす。これにより《若き紅蓮術士》が戦場に出る。


しかし、木原は自分のターンに即座に《剣を鍬に》をプレイ。松岡の場にクロックを残さない。さらに木原は《渦まく知識》と《思案》を唱えてエンド。ここまで木原の動きには全く淀みがない。コントロールデッキを使っているとは思えないほどプレイスピードが速い。


MFKyoto2019_Legacy_R1_03.JPG


(松岡 弘樹)


完璧に捌く木原に飲まれるわけにはいかない松岡。2体目の《若き紅蓮術士》を送り込み食い下がる。
木原は松岡の《若き紅蓮術士》のアタックに合わせて《瞬唱の魔道士》をプレイする。
ここでクロックを失いたくない松岡は《目くらまし》をコストに《意志の力》でカウンター。《若き紅蓮術士》で攻める意思を見せる。


横に広がていく厄介な《若き紅蓮術士》。しかし木原は《終末》をドローして誘発。《若き紅蓮術士》を一掃しようとする。
《若き紅蓮術士》に全てをかける松岡は《もみ消し》で《終末》の誘発を打ち消そうとする。さらに3体目のエレメンタル・トークンを出し、5点クロックを作る。


木原は対応して《渦まく知識》。だが《もみ消し》にそれ以上対応はしない。


松岡は《若き紅蓮術士》とエレメンタル・トークン3体でアタック。木原のライフを11点にする。


木原はもう一度《終末》。今度こそ松岡のクリーチャーを全滅させる。さらに木原は《予報》で《僧院の導師)》を指定して2ドロー。手札を補充する。そこから《溢れかえる岸辺》を起動して《思案》を唱えてターン終了。


松岡は《ヴェンディリオン三人衆》を唱えて木原の手札を検閲。《剣を鍬に》をボトムへ送る。
木原は松岡のアップキープに《瞬唱の魔道士》。《剣を鍬に》をフラッシュバックする。


しかし、松岡は《呪文貫き》でカウンター。そのまま《ヴェンディリオン三人衆》でアタックして木原のライフ4点にする。


木原は《先触れ》を唱えてエンド。いよいよライフが少ない木原は《剣を鍬に》をもう一度《ヴェンディリオン三人衆》に打ち込むが、《目くらまし》と《狼狽の嵐》によって消される。《ヴェンディリオン三人衆》でアタックされて木原のライフは残り1点。崖っぷちに立たされる。しかし木原は3枚目、4度目になる《剣を鍬に》でついに《ヴェンディリオン三人衆》を追放する。そして木原は《僧院の導師》をプレイして反撃を開始する。


流れを持っていかれそうになる松岡。しかし《思案》で《真の名の宿敵》を引き込みプレイ。あと1発攻撃が通ればいい松岡にとってこれ以上ないクリーチャーだ。
木原の手札には《議会の採決》があるが、先ほど《Tundra》が《不毛の大地》で破壊されており白白が出ない。また、《溢れかえる岸辺》も持っているがライフがないため起動できない。


木原は松岡のターンに《瞬唱の魔道士》で《剣を鍬に》をフラッシュバックして自分のクリーチャーに打ち込んで耐えようとする。
しかし、松岡は《瞬唱の魔道士》をプレイして《狼狽の嵐》をフラッシュバック。
木原の手札には《呪文貫き》があったが唱えるべき場所がなかった。


木原 1-2 松岡


松岡 win!


MFKyoto2019_Legacy_R1_05.JPG


実は松岡は木原のファンだったようで、試合後サインを求めていた。憧れのプレイヤーに勝ち、サインを得た松岡。思い出深い一戦になったようだ。



マジックフェスト・京都2019 サイドイベントカバレージページ


マジックフェスト・京都2019 TOPページ

この記事で紹介されたカード

関連の記事

他の記事

合計 0
0

Coming Soon!
under development

Coming Soon!
under development

合計 0
0