texted by Hayashi Shoya
こんにちは。
いよいよ『テーロス環魂記』がリリースされます。テーブルトップでもプレリリースが開催されたりと精力的なプレイヤーには楽しい期間と言えるでしょう。
アリーナかテーブルトップか、どちらで遊んでも楽しめる週末になること間違いなし!
【イベント】
シールド:『テーロス環魂記』が開催されています。
期間:~2月10日1時まで
参加費:2000ジェム
終了条件:7勝or3敗
報酬:
0勝 200ジェム&3パック
1勝 400ジェム&3パック
2勝 600ジェム&3パック
3勝 1200ジェム&3パック
4勝 1400ジェム&3パック
5勝 1600ジェム&3パック
6勝 2000ジェム&3パック
7勝 2200ジェム&3パック
【アップデート】
・テーロス環魂記
『テーロス環魂記』がリリースされました。
新キーワード能力であり環魂記の名に相応しい「脱出」はもちろん、MTGアリーナでは初出の「信心」「星座」もデッキを構築する上で意識すると楽しめる要素です。
新キーワードを持つカードにはアイコンが付きますので「信心」がいくら溜まっているか等の情報がパッと見で理解できます。
・Epic Games
MTGアリーナがEpic Gamesストアにて正式ローンチを迎えました。サーバーの区別等は無く、どのプラットフォームからでも今まで通りのゲームを楽しめます。
・コレクション
初めて入手したカードに「NEW」タグが表示されるようになりました。
パックを開封した時にも表示されます。
・デッキ構築画面
デッキソート機能に「お気に入り」と「最近プレイした順」が追加されました。
デッキ選択後、選択画面下部にある「☆お気に入り」ボタンを押すことでお気に入り登録できます。
・ヒストリック
ランク戦が終わり一段落した空気のあるヒストリックですが、間をあけず「ヒストリック構築」と「マッチ戦:ヒストリック」がプレイできます。参加費や報酬はスタンダードのものと同様です。
・マスタリーペット
「ニクスのフクロウ」が新たに登場しました。
機械じかけのフクロウです。
オーバー気味な挙動が可愛いですね。
・ロードマップ
『開発中』-現在鋭意開発中のリリース予定コンテンツ。
・フレンドへのメッセージ送信機能
・macOSへの対応
・『イコリア:巨獣の棲処』
・『基本セット2021』
・『ヒストリック・アンソロジー2』
・チュートリアルの改善
『構想中』-まだ構想段階ではあるが、出来れば叶えたいアイデア達
・キューブ・ドラフト
・フレンドとのデッキ共有
・8人ドラフト
・パイオニア・セット・リマスターズ
・プレイモード選択画面の再設計
パイオニアで活躍しているカードもアリーナに実装できれば良いなとの事です。これはパイオニアをそのままフォーマットとしてアリーナに取り入れるつもりなのか、ベータ時に存在していた『アモンケット』等に入っているパイオニアで活躍しているカードをアリーナに何らかの形で絡めるのか、どちらの方向性かはわかりませんが期待出来ますね。
【esports】
イコリア・ミシックチャンピオンシップ予選の結果が出ました。
https://magic.gg/news/ikoria-mythic-qualifier-1-decklists
10勝到達は22名、デッキの内訳は
ジェスカイ・ファイアーズ 7名
ジャンド・サクリファイス 6名
バント・アドベンチャー 2名
シミック・フラッシュ 2名
マルドゥ・サクリファイス 1名
バント・ランプ 1名
白単アグロ 1名
ティムール・アドベンチャー 1名
ラクドス・騎士 1名
NOWA選手のマルドゥ・サクリファイス
サクリファイス系ではあまり見かけないマルドゥが入賞しています。
《残酷な祝賀者》《波乱の悪魔》の二段構えで相手のライフを迅速に吸い尽くすことが可能です。
ジャンドに比べるとマナクリーチャーが使用出来ず《フェイに呪われた王、コルヴォルド》や《戦争の犠牲》のような大技が使用できない分マナも立ち回りも軽いカードでまとまっており、稼いだテンポを《真夜中の死神》《忘れられた神々の僧侶》によって別種のアドバンテージに繋げられます。
重いカードが無く個々のカードパワーが高いわけでは無いので一度劣勢になると巻き返しにくいですが、序盤戦はこちら側へ有利に傾ける力が強いデッキなので勝っても負けても一方的な試合になりやすいでしょう。
サイドボードもその方針を一貫して、デッキ全体で見て5マナ以上のカードは0枚となっています。
QWERTY.SAW選手の白単アグロ
白単も最近ちらほら見かけるようになり、ここでしっかり存在感を残してきました。
イクサランブロックやドミナリアがローテーション落ちして大きく弱体化しましたが、頼れる存在の《敬慕されるロクソドン》は健在であり白単アグロへ採用されてるカードに詳しくない相手には《翼の結集》による初見殺しも狙えます。
人気のあるジェスカイ・ファイアーズとジャンド・サクリファイスは使用者数もあってか入賞数が多いですが、ローグデッキが上位に入り込む隙もあります。
『テーロス環魂記』によってこの構図がどの程度変化するのか楽しみですね!
【デッキリスト紹介】
《ニクスの睡蓮》から大量のマナを出し2種類のX呪文を大いに活用しましょう。 大量のマナで《老いたる者、ガドウィック》や《幽体の船乗り》でデッキを掘り下げ《タッサの神託者》の能力で勝利するプランも!
デッキリストインポート用(クリックで展開します)
4 タッサの神託者 (THB) 73
20 島 (ANA) 62
4 深海住まいのタッサ (THB) 71
4 ニクスの睡蓮 (THB) 235
2 幽体の船乗り (M20) 76
4 迷い子、フブルスプ (WAR) 50
4 老いたる者、ガドウィック (ELD) 48
4 ビヒモスを招く者、キオーラ (WAR) 232
4 厚かましい借り手 (ELD) 39
4 秘儀術師のフクロウ (ELD) 206
2 集団強制 (RNA) 42
4 ヴァントレス城 (ELD) 242
みなさんも乗り遅れること無く新デッキを作っていきましょう。
それではまた来週!