texted by Hayashi Shoya

テーブルトップで行われたグランプリ・名古屋2019はお疲れさまでした！
食物デッキがTOP8でも大暴れしたイベントでしたが、青白コントロールが可能性を感じさせてくれる2位に着いた事でミシックチャンピオンシップがどんな環境になるのか楽しみになりましたね。
テーブルトップが熱いタイミングですがアリーナもノンストップで楽しめますよ！

【恒常イベント】

「ランクドラフト：『灯争大戦』」が終了する11月9日1時に、入れ替わりで「ランクドラフト：『ラヴニカのギルド』」が開始されます。
過去エキスパンションがランクドラフトに戻ってくる期間はあまり長くないため、集めたいカードが『ラヴニカのギルド』に集中している方はこの機会にプレイしておくのも良いでしょう。

流行りのスゥルタイ・食物に使われている《ゴルガリの女王、ヴラスカ》《湿った墓》《草むした墓》などはこのエキスパンションなのでデッキを作りたい方は要チェックです。

【特別イベント】

・「オーコの狂気」

日程：11月10～13日
参加費：2500ゴールド又は500ジェム

特別性のモミールで、前回行われたモミールのようにMTGアリーナに無い下記のカードも出現します。

報酬として下記のカード・スタイルが獲得できます。

1勝

2勝

3勝

4勝

5勝

勝数は5勝まで、敗北数は記録されません。
8マナに強力な外部カードが多数追加される為、それらを一目みたい方は先手なら2回、後手なら1回起動せずパスして調整しましょう。

・「全知ドラフト」

突然開催されて表示バグかと思いました。
こちらは『基本セット2020』を使用した全知ドラフトとなります。
全知ドラフトは「呪文が全てマナ・コスト無しで唱えることができ、1ターンに1回各色マナを1つずつ得ることが出来る」紋章をお互い持った状態で初手3枚スタートするルールです。

《星霜の学者》とバウンス系のインスタントかソーサリーで簡単に無限コンボが出来るので、《星霜の学者》は何をおいてもマストピックです。
《星霜の学者》やバウンスカードが無い時はドロー呪文やファッティ、《星霜の学者》コンボを止められる除去やカウンターで穴埋め出来れば強いデッキになります。
普通のマジックが物足りなくなってきた方はここで発散しましょう。

【MPL】

パール・ディビジョンの勝者は八十岡翔太選手となりました。

8人中7人が食物デッキという緊迫した環境の中、その中でも一人だけ純正2色を使う事で周りを圧倒しました。

黒を使わないことでマナベースに少しだけ余裕ができ、《総動員地区》が採用出来ているのがポイントでしょう。

《世界を揺るがす者、ニッサ》の忠誠効果を《総動員地区》に使用することで手っ取り早く6/6にしても良いですし、お互い《ハイドロイド混成体》やプレインズウォーカーが引けずマナフラッド気味な展開になっている時に土地枠が攻め手として使えるのはかなり有り難いです。

【アップデート】

起動時に突然この画面が表示されて少し驚いた方もいるのではないでしょうか。

表示の通り、ブロールで《王冠泥棒、オーコ》が禁止になりました。
能力で相手の統率者を生かさず殺さず3/3の《大鹿》にするのはさすがにゲームとして破綻している面白くなさでしたので致し方ない裁定でしょう。
ブロールは自由なタイミングで禁止改訂が行われることがわかったので今後テーブルトップ等ででプレイしていく方は気をつけましょう。
なお、指名大戦では使用できるようなので《王冠泥棒、オーコ》を愛してやまない方はそちらで遊びましょう。

【デッキ紹介】

AliEldrazi（@AliEldrazi）氏の「統率者《トリックスター、オーコ》」

《王冠泥棒、オーコ》が禁止ならこっちのオーコを使えば問題なし！
マナクリーチャーから《トリックスター、オーコ》をプレイして最終奥義までたどり着き、10/10の群れで相手を圧倒しましょう！
マナ加速と相性の良いXマナの呪文も多く入っており、大振りなプレイ感が気持ちの良いデッキです。

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