お久しぶりです、りゅうじです。
寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事はタイトルの通り、モダンビギナーへ向けたデッキ案内です。
大会やMagic Onlineで当たる可能性がありそうだなというデッキをリストと簡単なコメントでおさらいします。
新セットの発売を控えた時期ではありますが、多分そこまで環境は変わらないはず。
定期的に同じ内容の記事を書いていますが、『モダンホライゾン2』の登場で環境が大きく変わっているのでそのアップデート版です。
モダンはデッキの種類が非常に多いので覚えるのは大変かもしれませんが、知らないデッキでも輪郭を把握しておくだけで大きく違うはずです。
今回紹介するデッキはこちら。上のデッキほど数が多いはず。
グリクシス死の影
ハンマータイム
4Cブリンク
青赤ラガバン
バーン
ティムール続唱
ジャンド
アミュレットタイタン
緑黒ヨーグモス
トロン
ベルチャー
ライブラリーアウト
青白コントロール
果敢
死せる生
グルールミッドレンジ
親和
ドレッジ
エスパーリアニメイト
グリンパスコンボ
硬化した鱗
感染
スピリット
ストーム
グリクシス死の影
かつては《グルマグのアンコウ》《通りの悪霊》《頑固な否認》等が入っていたが、《敏捷なこそ泥、ラガバン》《ドラゴンの怒りの媒介者》《湖での水難》に置き換わって序盤からテンポ良く動けるようになった。
《激しい叱責》は《死の影》を一時的に13/13にできるが《ドラゴンの怒りの媒介者》が1/1になることも覚えておこう。
ハンマータイム
かつてはファンデッキ寄りだったが現在では押しも押されぬトップメタに。
《夢の巣のルールス》と《ウルザの物語》のおかげで長期戦もできるのはまあまあふざけている。
白ベースにタッチ黒、青、赤、《夢の巣のルールス》を排除して《火と氷の剣》や生体武器を入れたパターン等様々な派生が存在する。
4Cブリンク
太く長いゲームをしたいプレイヤー御用達。
スタンダードでは現在も禁止中の《創造の座、オムナス》だが、モダンでは元気な姿を見る事ができる。
《儚い存在》《永遠の証人》で一生アドバンテージを取り続けるが、序盤が不安定なのが80枚デッキの弱点ではある。
青赤ラガバン
カウンターモンキーと言われることも多いがその実は《濁浪の執政》デッキ。
やっていることは純粋なクロックパーミッションである。
かつては墓地を増やすために《思考掃き》が使われていたが、《考慮》の採用でデッキの安定感が格段に上がった。
バーン
『モダンホライゾン2』の影響を殆ど受けていない数少ないデッキ。
有利不利がはっきりしているが、どのデッキにも勝つチャンスがある。
ティムール続唱
続唱デッキの中ではかなり真っ当なアグロデッキである。
本来2マナ以下の呪文は《衝撃の足音》だけのはずだが、《火+氷》等の分割呪文や《厚かましい借り手》等の出来事呪文は2マナで使用できるにも関わらず続唱に引っかからない。俺はこれを裏ルールと呼んでいる。
ジャンド
通称ジャンドサーガ。《タルモゴイフ》とエンチャントでもある《ウルザの物語》の相性が非常に良い。
《夢の巣のルールス》が相棒でなければ《ヴェールのリリアナ》が採用されている事が多い。
アミュレットタイタン
デッキとしてあまり大きな変化は無いが、《ウルザの物語》で《精力の護符》をサーチするのはなかなかインチキくさい。《血染めの月》で機能不全に陥る点は変わっていない。
《耕作する巨躯》は《激しい叱責》の前では無力なので注意。
最近いい記事が公開された。
緑黒ヨーグモス
今のモダンでクリーチャーをガチャガチャしたいならこれ。
《召喚の調べ》からもサーチできる《飢餓の潮流、グリスト》の制圧力が非常に高いため、コンボデッキだが不死クリーチャーで殴って勝つことも多い。
トロン
『モダンホライゾン2』の影響を殆ど受けていない数少ないデッキその2。
不利デッキが増えたので昔より数は減らしているが、いつの時代でも3ターン目に7マナを出すのは気持ちがよい。
ベルチャー
『ゼンディカーの夜明け』のおかげで《ゴブリンの放火砲》で確実に20点以上のダメージを出すことに成功した。
《紅蓮術士の昇天》のコンボルートもあるらしいがよくわかっていないので、気になる人は適当に調べてほしい。
ライブラリーアウト
青黒、青白、エスパーの3種類が存在するがどれもやることは同じ。
《催眠の宝珠》や《精神の葬送》みたいな遅いカードが現代のカードに入れ替わって段々強くなっていった。
Magic Onlineのリーグで2マッチ続けて1ターン目に《書庫の罠》を連打された時はキレた。
青白コントロール
令和のカードで平成のデッキを組むとこうなる。
《孤独》と《虹色の終焉》で盤面への干渉力が大幅に上がった。
《孤児護り、カヒーラ》は《孤独》と非常に相性が良く、こいつが出てくると非常にうざい。
先日サイドボードに《敏捷なこそ泥、ラガバン》をタッチしたものがモダンチャレンジで優勝していたが、このカードはいつまで使えるのだろうか。
果敢
1マナクリーチャーが16枚になったことで序盤の安定感が上がった。
《ドラゴンの怒りの媒介者》《敏捷なこそ泥、ラガバン》は果敢を持っていないが1マナのクリーチャーとして非常に優秀。諜報で《溶岩の投げ矢》を落とし1果敢を稼ぐ動きをできたら気持ち良さそうである。
死せる生
デッキの性質上想起サイクルと非常に相性がいいので、『モダンホライゾン2』でデッキの質が一気に向上した。
続唱枠もクリーチャーがいないと唱えられない《悪魔の戦慄》が抜け、地味にこの部分の恩恵も受けている。
グルールミッドレンジ
《血染めの月》で相手のマナベースを縛って殴る。シンプルだが《血染めの月》は現代のモダン環境でも非常に強力である。見た目に反してデッキは非常に高額。
親和
かつての親和と違い、親和というキーワード能力をちゃんと使用している。
純粋に親和をフィーチャーしたものが主流だったが、強いカードをデッキに詰め込んだタイプも出現した。
爆発力は前者、デッキとしての強度は後者が高い。
ドレッジ
以前との一番の違いは緑が抜けたことで、瞬間的にデッキを掘る力が上がった分爆発力が上がった。
《異世界の凝視》は一見ふざけて見えるが潤滑油として非常に優秀。
《ウルザの物語》からサーチできるマナ以下の墓地対策がメインから採用される事も多い現在のメタゲームではなかなか厳しそうではある。
エスパーリアニメイト
《残虐の執政官》でじわじわとアドバンテージを取っていき、ゆるく勝ちを目指す。
爆発力が無い分、ドレッジよりも墓地対策に弱そうではある。
グリンパスコンボ
コンボを決めてから勝つまでになかなか時間がかかるデッキである。
盤面にカードが増えて行くコンボ中は楽しい。
続唱デッキの弱点である《虚空の杯》を《大いなる創造者、カーン》で処理できるのは他の続唱デッキには無いメリットである。
硬化した鱗
フェアデッキに対してはかなり粘り強く戦えるが、対戦相手の《激しい叱責》が2マナの《謎めいた命令》として働いてしまうことに注意。
感染
載せたものの当たるかは怪しい。
そもそもがニッチなデッキではあるが、時代を経て青緑から緑黒が主流になった。
《ファイレクシアの十字軍》がメタカードとして非常に強力であるくらいしか言うことがない。
スピリット
感染よりは見かける。
《集合した中隊》をタッチしたタイプが存在するのも含めてほぼパイオニアと同じデッキである。
ストーム
『モダンホライゾン2』の影響をほとんど受けていないデッキその3。
環境に辛いカードは多いが一定数使用者がいる。
意外と環境の隙間をついて勝てるのかもしれない・・・
今回の記事はここまで。
モダンは本当に多くのデッキが存在するので他にも紹介したいデッキはたくさんありましたが、それはまた別の機会に。
それでは。