はじめに
この記事は完全におふざけであり、そのため文中に出てくるカードのアーティストや所有している人、使用している人を滅茶苦茶言っているように見える表現もあるかもしれませんが、本心ではなくあくまでネタとしていじっているだけなので、それを踏まえてご覧ください。本心で書いてない・・・即ちほぼ100%嘘が書いてあります。
今流行りの「○んで埼玉」的な内容ですので興味の無い方は是非他の記事を・・・
「こんな絵柄があったんだ」や「流石にやばいw」と仲間内で話のタネに使ってもらえたら良いと思います。
エイプリルフールでも前置きはしっかり。
あなたの貴重な人生の時間を数分間無駄にする内容が書いてあるので、それでも良いという方のみ読んでいただければ幸いです。
それでは、覚悟は出来ましたか?
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どうも!くーやんこと日下部恭平です。
突然ですが、長年カードショップで働いているとあることに気が付いてきました。
MTGはその長い歴史故に同じカードでも何種類か絵柄が存在し、多い物では異なる絵柄が4種類も5種類もある!...そんなカード、ありますよね?
当然ですが絵柄が違うだけで同じカードですのでゲームで使う分にはまったく同じ効果ですし、各自好きな絵柄を使えば良いと言われています。
しかしそれは大きな間違いです
この2枚のカードを見てください。
一見すると同じ《信仰無き物あさり》ですが、明らかに右側・IDW版から感じ取れるオーラがひと味違うのがわかるでしょう。
『闇の隆盛』版ももちろん強力なカードですが、IDW版だと補正によりほぼ確実に2枚の《弧光のフェニックス》を墓地に落とすことが出来ますし、これ自身を《思考掃き》で落としたいなぁ~というタイミングでちゃんと落ちます。
ドレッジで使った場合も、《ナルコメーバ》と《秘蔵の縫合体》がセットで間違いなく落ちます。
このように、同じカードでも絵柄やエキスパンションによって明らかに強さが違います。
もしあなたが今以上に勝率を上げたい場合、練習も大切ですがカードの絵柄選びも大切なことですので、今回は長年の経験を元に各カードの絵柄別強さをベタな★いくつかの5段階形式で紹介していこうと思います。
それでは各カードをランキング形式で発表していきます。
《強迫/Duress》
第1位
ウルザズ・サーガ版★★★★★
流石に《強迫》と言えばこれ。
やはり初版 is GOD。
この絵柄にしていると大体欲しいマッチアップで初手にありますし、いらないマッチアップでは空気を読んで絶対に引いてこないでしょう。
この絵柄の《強迫》を1ターン目に打つだけで7割勝つとはエクテン時代より言われているので、世のコンボ使いはこれにしない理由が見当たりません。
また、持ち歩いているだけで風邪を引くリスクがぐっと減ると言われています。
第2位
IDW版★★★★
こちらは惜しくも僅差で2位ですが、その強さは1位とほとんど変わりません。
ビジュアルは普通にかっこ良いので、こちらを使ってもなんら問題は無いと思います。
しかし甘んじて2位になった理由はやはり高額だと言うこと・・・
1位の《強迫》と比べると遥かに高額なので、費用対効果を考慮して惜しくも2位になりました。
しかしそこは流石の高額プロモ、ファミリー○―トのレジで見せるとファミチキがひとつサービスでもらえます。
第3位
『タルキール龍紀伝』版★★★
後述している第4位の絵柄と非常に迷いましたが、唯一無二であることが評価されギリギリ使用に耐えうる第3位にランクイン。
ただ2位との差は計り知れないくらいの差がありますね。
ここまではデッキに入れていても特にリスクは無いでしょう。
第4位
『基本セット2010~2019』版&デュエルデッキ版★★
このあたりから怪しくなってきました。
一番多く再録されている絵柄なので「《強迫》と言えばこれ!」と言う人は多いのでは無いでしょうか?
絵的には「いや、これもうハンデスどころじゃなくて本体にダメージ入ってまうやん」と思ってしまいそうですが入りません。
しかし《強迫》と言うかもはやジェネリック《強迫》くらいに考えた方が良いですね、本当のところ10回に1回くらいはハンデス出来る程度だと思います。
第5位
『基本セット第7版』版★
まずね、~版で表記してきたのに7版版って表記しないといけない時点でいかにこのイラストが空気読めていないか分かりますよね?
白枠でよくわからないおっさんが苦悶の表情で悶えている・・・これで相手の除去や打ち消しを本当にハンデス出来るとでも思っているのか?
ただしFOIL版になると毒が裏返って突如イージスの盾レベルの神器になる所だけは評価出来ます。
白枠版をデッキに入れて出かけると高確率で雨が降るでしょう。
最下位
『イクサラン』版★無し
最初『イクサラン』のカードリストを見た時に《強迫》だと認識出来ずに5度見くらいしてしまいました。
《強迫》って言うか瀕死やん・・・当然こんなものでは何も落とせません。
MTGアリーナではこの絵柄しか使えなかったタイミングがあったのですが、どうやっても通常の《強迫》の挙動が再現されなかったのでついに『ウルザズ・サーガ』版の《強迫》がプロモとして配られることになりました。
ただし盛り塩みたいに家の隅っこに重ねて置いておけば厄除けになるようです。
上記のように同じ《強迫》でも強さがまったく違いますね。
勝ちたければ最低でも3位以内の絵柄にした方が無難ですね。
むしろ下位の《強迫》を使っているのに勝てている人、あなたは自分の才能にまだ気がついていないバケモノ説まであります。みんなで買おうサーガの《強迫》。
書き始めた段階では《トーラックへの讃歌》とか《暗黒の儀式》とかたくさん絵柄あるやつのランキングをもっともっと書くつもりだったんですが、滑り倒すことに心が折れそうなのと、これ以上本心で思っていないことを書くことは難しいのでこの辺で終わろうかと思います。
まぁあれだ、これを機にみんなで「このカードは絶対この絵柄が一番やんなぁ!?」みたいな感じでわいわい盛り上がってくれたら嬉しいです。
どうせなら絵柄こだわった方がそのカードを大事にするやろうし、良いんちゃうかな・・・
最後にひとつだけ
スタンダードやアリーナはともかく、モダン以下の環境では《呪文貫き》は絶対に『ゼンディカー』版で無いと打ち消せませんので、GP横浜に参加される方は当日までに『ゼンディカー』版に差し替えることをおすすめします!!!