BIGs 河浜貴和 今夜勝ちたい『基本セット2020』プレリリース

BIGs河浜です。


また新セット発売ですって。時間の流れは早いですね。もうMTGアリーナではリリースされちゃってますが、紙専門って方もいるでしょうし、オンラインでやってる方もぜひ店頭で遊んでほしいので、この記事を読んでぜひプレリに参加してください!



※本記事は、プレリでスタートダッシュを決めたい、初級者向けの比較的平易な記事、いわゆるチートシート的なものを目指していますシールドの基礎的な話に枠を広げるとボリュームが大きくなりすぎますので、ここでは最低限に抑えます。


※記事内では、全体像を把握しゲーム観を得るために、ゲームの大半を形成するコモン・カードを中心に触れていきます。



【目次】


0.プレリリースってなに?


1.予習編
 1.1 新メカニズムをチェック!
 1.2 セットの「基本」をおさえる
 1.2.1 使えるクリーチャーを見極める
 1.2.2 対戦相手からの干渉手段(スペル)を覚える。


2.デッキ構築編
 2.1 色の組み合わせと構築指針
 2.1 タッチカラー、多色化
 2.2 カード選択
 2.3 「基本セット2020」シールドの注意点


3.プレイ編
 3.1 ゲーム時の注意点


4.プレリリースに参加しよう!


 


 



0. プレリリースってなに?


新セット発売1週間前に行われるシールド戦のお祭りイベント、それがプレリリースです。ほぼ全員が初見状態で、プレイヤーやジャッジがそれぞれ積極的にフォローし合いながらゲームが進行するので、初心者でも気軽に参加できます。「普段マジックしてないけどプレリだけは出る」っていう人もいるくらいワイワイ楽しいイベントです。また、多くの場合、対戦で勝利すると新セットのパックがもらえます。


当記事では、そんな牧歌的なイベントにおいて、他人を出し抜き1つでも多くパックをゲットすることを目的としています。勝ちたいんや。


0.1 新マリガンルールについて


このプレリリースイベントから、マリガンルールが変更になるので注意してください。プレイヤー皆が慣れていないので対戦相手とお互いに注意するようにしましょう。詳細は以下のページをご確認ください。


https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032582/


 


 



1.予習編



1.1 セット全体の印象


呪文が強く、クリーチャーが弱い、というのが第一印象です。


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ショック》や《平和な心》等の、普段のリミテッドではそれらのコストを増した下位互換が収録されるようなカードがそのまま入ってるどころか、『異界月』や『基本セット2019』でアンコモンだったリミテッド最高級除去の《殺害》がコモンになってるという状況です。他方、クリーチャーはサイズも控えめで地味寄り。


こういうセットの場合、先にクリーチャーを展開して押し付け、後半の大型クリーチャーは除去でどける、という殴り環境になりがちという認識です。




1.2 セットの「基本」をおさえる



1.2.1 使えるクリーチャーを見極める


マナレシオの基準を確認し、デッキに入れて良いプレイアブルなクリーチャーを検討します。


【『基本セット2020』の基本的なマナレシオ】


2マナ:2/2 or 2/1 or 1/3 or 0/3 にメリット能力
3マナ:3/2 or 2/2 or 2/3 or 1/3 にメリット能力
4マナ:4/3 or 3/3 or 3/2 or 2/4 にメリット能力
5マナ:3/3 or 4/4 or 3/5 or 5/4 にメリット能力

 


◆全体的なサイズ感


5マナ域までタフネス3しか並ばない、なんてこともありえるくらいスタッツが抑えめ。よってパワー3を意識してデッキを組みたい。2/2で殴り切ることは難しいが、除去やクリーチャー強化等の多少のバックアップがあれば攻勢を続けることも可能なので、2・3マナ域の枚数をきちんと用意してシールドでも殴る構成にしたい。


◆1マナ域について


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プレイアブルなカードはほとんどない。《療養所の骸骨》は《骨の粉砕》と相性良く、拾い続ければ半永続的なブロッカーになり、《菅草の蠍》は回避能力持ちでなければ擬似的な除去として働くので心強いが、相手のどのクリーチャーと交換するかはよくよく考える必要がある。《魂癒し人》や《焦がし吐き》は単体で弱すぎるのでシナジーをもつカードが複数あっても採用するかどうかは怪しい。


◆基本マナレシオ以下のカード


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《男爵領の吸血鬼》は最近よくいるバニラ(能力なし)クリーチャー。《不動の哨兵》と比べると悲しくなる性能だが、周りのサイズが小さい分、他のセットよりは仕事をする(はず)。《獰猛な仔狼》はよほど横並びを肯定するデッキ構成でない限り弱い。


◆基本マナレシオ超のカード


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雲族の予見者》は過去の3マナフライヤーと比べても破格の性能。ついでにエレメンタルシナジーも持ってて大盤振る舞い。《溶岩族の喧嘩屋》はタフネス4で4マナ以下をほぼ止めつつ、殴るときは最低パワー3で攻守ともに活躍する。


◆飛行について


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基本2/2サイズ。《北方の精霊》がコモンでは最大サイズだが、緑相手は《網投げ蜘蛛》と《マンモスグモ》で全て止まってしまうことに注意。今回は珍しくなぜかコモンで赤に2種類飛行持ちがいる。


以上、カード選択の参考にしてください。




1.2.2 対戦相手からの干渉手段(スペル)を覚える。


今回も「コンバットトリック」「インスタント除去」「カウンター」は覚えておきましょう。自分のターンに相手にプレイされるカードの予想がたつと、ゲームをかなり有利に進めることができます。


以下にメモを載せます。必ず「コスト」と「効果」をセットで覚えてください。


※全部覚えるのは大変なので、レアリティや効果で記載するカードを絞っています。また「追加ドロー」など、盤面に影響のない効果の記載も省いてます。


 


【白】


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3W《鼓舞する突撃》自軍クリーチャーに+2/+1


1W《勇壮の時》クリーチャー1体を+2/+2と絆魂


1W《急報》1/1トークンを2体出す


 


【青】


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2U《混迷》クリーチャー1体を-4/-0


2UU《骨を灰に》クリーチャー打ち消し


2U《巻き込み》呪文1つを4マナ払わないと打ち消し


1U《否認》クリーチャー呪文以外を打ち消し


U《送還》クリーチャーをバウンス


【黒】


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1B《焼印刃》クリーチャー1体に接死


2B《殺害》クリーチャー1体を破壊


【赤】


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2RR《チャンドラの憤慨》クリーチャーに4点とコントローラーに2点


R《立腹》クリーチャー1体を+3/+2


R《ショック》いずれかの対象に1つに2点


【緑】


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2G《残忍な発動》クリーチャー1体に+2/+2のエンチャント


1G《垂直落下》飛行クリーチャー1体を破壊


1G《成長周期》クリーチャー1体を+3/+3、墓地の同名カード分追加で+2/+2


 


<チェックポイント>


◆全体的に枚数少なめ、なのでしっかり覚えて対応しよう。色マナ拘束がきついものもあるので、どの土地が起きているかにも注目。


◆相手が白のときに《ゴブリンの鳥掴み》などタフネス1で不用意に殴らない。《急報》の半分と交換になってしまう。


 



2.デッキ構築編


デッキ構築の基本的な考え方は変わりませんので、ぜひ初回記事をご覧ください。


「今夜勝ちたいドミナリアプレリリース」
https://mtg.bigweb.co.jp/article/kiji/kawahamayoshikazu/1


本項では初回記事と考え方が異なる点、「基本セット2020」独自の注意点などについて言及していきます。


 



2.1 色の組み合わせと構築指針


【白青】


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古き良きフライングデッキ。地上を《要塞ガニ》等の比較的タフネスの高いで守り、回避能力のある《庇護のグリフィン》や《北方の精霊》といった飛行クリーチャーで攻めきります。除去手段に乏しい色組み合わせなので《平和な心》《金縛り》といった疑似除去はもちろん、《送還》や《霜のオオヤマネコ》のようなテンポをとるカードも重要になります。天敵である緑の《網投げ蜘蛛》と《マンモスグモ》に注意。


【青黒】


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昔から基本セットの青黒はコントロールと相場が決まっています。《翼ある言葉》《魂回収》《精神腐敗》等でアドバンテージを得ながら、《巻き込み》《殺害》で相手の脅威をしのぎ、フィニッシャーで巻き返す...というのが理想ですが、このフィニッシャーが一番難儀な問題。わがままをいえばレア以上の、1枚で勝負を決められるカードが良いですが、プールになければ《北方の精霊》あたりに頼ることになります。


【赤緑青(から2色)】


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「エレメンタル」のクリーチャー・タイプでシナジーを形成しています。が、コモンで明確に恩恵があるのは《チャンドラの火炎猫》《溶岩族の喧嘩屋》《茂み壊し》の3種のみ。それぞれシナジーがなくとも最低限の働きはするカードなので、《新米紅蓮術師、チャンドラ》《発現する浅瀬》《這い絡む火跡》といったカードが無い限りは、構築時に無理に「エレメンタル」をかき集める必要はないでしょう。《林間の癒し手》のようなカード1枚分にも満たないカードのために枠を用意して入れる必要はありません。



【白黒】


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ライフを得ることでアドバンテージのあるカードがいくつか収録されていますが、こちらもコモンで《血の美食家》、アンコモンで《血に飢えた曲芸師》《生命力の天使》くらいに限られているので意識しすぎる必要はありません。《死体騎士》や《陰惨な鞭使い》がプールにあるときは、《急報》《骨まといの屍術師》といった1枚で横に並べるカードと、それを強化する《鼓舞する突撃》を入れると良いでしょう。


【赤白】


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コモンでシナジーは特にありませんが、《ゴブリンの鳥掴み》《ゴブリンの密輸人》《短剣帆の飛空士》といった攻撃的なカードを多数もつ赤を、《鼓舞する突撃》《鼓舞する隊長》といった白のカードでバックアップするように構築するとよいでしょう。《夜明けの司祭》のような後ろ向きなカードはデッキの方向性にはあまり合いません。



【白緑】


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こちらも特にシナジーはないので、《勇壮の時》といった呪文や、《まばゆい神盾》《残忍な発動》《狼族の絆》などのエンチャントでサイズ強化し、相手を圧倒するデッキになります。サイズの大きいクリーチャーは赤にはめっぽう強いのですが、白の《平和な心》、青の《金縛り》や《送還》、黒の《殺害》等に弱いので、1体のクリーチャーに重ね続けるのはリスクがあります。やりすぎ注意。






2.1 タッチカラー、多色化


血溜まりの洞窟》といったコモンの2色土地に加え、《天啓の神殿》等の占術土地(+積極的には使いたくないけど《プリズマイト》)と、多色化支援のカードはいくつかありますが、積極的にタッチしたいカードもないので、基本的には無理せず2色で組むのが無難です。もしタッチするときは、以下のルールを守ってください。


◆タッチした色のカードは、多くても2~3枚程度におさえる。


◆「除去」か「ゲームを決める強さのあるカード(つまりレア相当)」を入れる。


◆足したカード枚数+1枚分、追加した色のマナが出るカードを入れる。


◆たとえ強くてもダブルシンボル以上のカードは足さない。


◆4ターン目以降に出して、威力を発揮するカードを入れる。(2マナのカードを追加しても絶対2ターン目にでません!)


◆2色以上の色をタッチしない。


◆デッキ内のダブルシンボルカードを極力減らす


シングルシンボルのカードはもちろん、マルチカラーのカードも片方色があっていればタッチできます。目を光らせてカードプールを確認しましょう




2.2 カード選択


デッキに優先して入れるカードの選択基準もいつも通りです。


【除去を入れる】


殺害》のようなクリーチャーを破壊するカード、または《平和な心》《金縛り》のようなクリーチャーを無力化するカード。
 


【勝ち手段を入れる】


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飛行持ちクリーチャー、《大襞海蛇》のような回避能力持ち。


【1枚で2枚以上の働きをする(アドバンテージが取れる)カードを入れる】


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翼ある言葉》のようなドローカード、または《魂回収》のような墓地回収カード。《精神腐敗》のような手札破壊カード。


【弱いカードを入れない】


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マナレシオの低いカード、デッキ内でシナジーの薄いカード、カード1枚以下の役割しかしないようなカードは採用を避ける。また《解呪》《否認》といった役割が限定的なカードはメインに入れず、サイドボードで使うことを検討しましょう。


 



2.3 「基本セット2020」シールドの注意点


◆プロテクションについて


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今回再録されたキーワード能力です。あまり直感的ではないので最近始めたプレイヤーはわかりづらいかもしれませんが、色々な効果を複合した能力です。きちんと把握しておかないと死に直結しますので、以下の内容はまるっと覚えてください。


 


・指定の色の発生源からそのパーマネントに与えられるダメージはすべて軽減する


・指定の色のオーラや装備品をつけることはできない


・指定の色のクリーチャーにはブロックされない


・指定の色の呪文や能力は、そのパーマネントを対象にできない


 


呪禁と異なりコントローラー自身も、指定の色の呪文や能力で対象にとることはできないので注意。また指定の色のクリーチャーをブロック「する」ことはできるので、大損こかないように気をつけましょう。プロテクションは戦場にある場合のみ有効な効果なので、例えばプロテクション(黒)を持つクリーチャーを《魂回収》で対象にとることはできます。        


 


◆同名カードを参照するシリーズについて


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群れる猛犬》《成長周期》の2枚は最低限の強さがあるので1枚からでもデッキに入りますが、《大隊の歩兵》《アンデッドの召使い》については基本的なマナレシオ以下なので1枚のみでの採用は避けます。《フェアリーの悪党》は更に下がり、複数枚あったとしてもかなり使いづらいカードです。




3.プレイ編


構築が終わったらあとは遊ぶだけ!普段のマジックと変わりませんが、自分も対戦相手もプレイするカードは見たこと無いものばかりです。テキストはしっかりチェックしましょう。



3.1 ゲーム時の注意点


◆相性の良いカードたち


・《星霜の学者》+《送還》+インスタント or ソーサリー1枚


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送還》で《星霜の学者》を手札に返すことで、追加のインスタント or ソーサリーを何度も使い回すことができます。



・《貪る禿鷹》+《療養所の骸骨》or《アンデッドの召使い


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魂回収》や《グレイブディガー》と相性も良い。墓地を肥やす能力は意外に優秀です。



・《ゴブリンの密輸人》+《溶岩族の喧嘩屋


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攻撃クリーチャー指定前に密輸人の能力を起動しましょう。



・《空からの突撃》+《霜のオオヤマネコ


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・《西風の突撃》+《垂直落下


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・《菅草の蠍》+《狂気の一咬み


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以上、損しない確定除去3セット。



◆カードテキストはよくよく確認しよう


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プレリリースでは、自分も対戦相手も見たことのないカードばかり。特にソーサリーとインスタントを取り違えてしまうことはよくあることで「除去を構えてたらソーサリーだった!負け!!」なんてことが無いようにしっかり確認しよう。相手がプレイしたカードも効果を鵜呑みにしないように。




4.プレリリースに参加しよう!


以上で、『基本セット2020』プレリリース準備記事はおしまいです。


今夜の貴方の勝利に少しでもお役に立てれば幸いです。


 


本記事の感想等、ご意見、ご指摘等ございましたら、


ぜひTwitterアカウント @kwhm_ までご連絡ください。


 


また、BIG MAGIC各店でもプレリリース開催予定です。


奮ってご参加ください!!


 


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