(※画像は晴れる屋から引用しました)
お久しぶりですBIGsのはまちです。
ぶりですとは言うもののはまちですけどねーなんて言うてますけども。
皆様お元気ですか?コロナ禍で大会もあまりなく気が付けば前回の記事から2年半という月日が経過しておりました。
その間の活動は黒田さんの横でパックを剥いて視聴者に慰められるだけの物体と化していましたが、先日行われた第18期レガシー神挑戦者決定戦でスイスラウンド1位通過してうまいこと動画配信に紛れ込み、マッドネスが大暴れしたことに喜んでくれた人が結構いてくれたのでこうして記事を書くことになりました。ということで前置きが長くなりましたがさらに前置きが始まります。
最近は時間がないしあまり練習してないけど勝ちたいことは勝ちたいという僕みたいなわがままな人間がどういう風にデッキを選ぶかを書くだけなので、興味あるのはマッドネスであってデッキの選び方ではないという方はひと段落飛ばしてください。
さて、大会に出るにはデッキを探さなければなりません。
かといって難しいデッキは練習が必要です。そこで僕が重視するのは
・最近そこそこの規模の大会でトップ8にいた
・トップメタに相性が良さそう(今回の場合はURラガバン)
・インスタントがほぼない
・殴るだけ
・出来ることが少ない(ゴールが一つ)
・うまいプレイヤーにまぐれでもいいからミラーで勝てるビジョンがあるか
です。
特にレガシーは最強が《敏捷なこそ泥、ラガバン》デッキなのはよく話で聞くのですが、仮に奇跡が起こって挑戦権を得たとしてミラーマッチになった場合、神相手に1本とるビジョンすら全く視えませんでした。まじめに相撲をとっても体格差がありすぎるので技のデパートとして勝てるデッキを探さなければなりません。コピー忍者として前に出すだけの厨デッキを探しましょう。
今回の場合は特にそうで、初めて見るデッキリストに「ええやん」ってなりました。
《復讐蔦》を捨てて殴るだけ。わかりやすい。
というわけでレガシーリーグに潜った結果3-2が3回と0-3が1回でした。
なお全くラガバンに当たらずみんなメインから《忍耐》を出してきたり1ターン目《湖に潜む者、エムリー》でわからしてくる極悪非道っぷりでしたが、とりあえずキープ基準だけはなんとなくわかったのでデッキはこれで決まり。
さて結果は7-1してトップ8に滑り込んで配信でその日一番ぶん回って満足したせいかトップ4で嘘のようにデッキが回らなくなりあっさり敗退しました。そらそう。スラムダンクで見たわ。
ではいよいよ本編です。お待たせしました。隙あらば自分語りをしようとするからな。
ではこのデッキの基本的な回し方です。まずデッキリストはこちら
右クリックでMOで使えるテキストデータをダウンロードできます。
キープ基準
このデッキで一番難しいのはおそらくキープ基準です。
このデッキを使って大きい大会に出ようと思った場合は他の大会に出て調整とかはしなくていいと思うので、一人回しだけはしっかりしてどのハンドをキープしたらどんな場になるかだけはなんとなくわかっておいたほうが良いと思います。
キープ基準の理想は《復讐蔦》が殴れる、《エインジーの荒廃者》が2体出る、《虚ろな者》と《燃え立つ調査》がある(他のハンド次第でマリガン)あたりでしょうか。
先手で《Badlands》、《復讐蔦》、《朽ちゆくインプ》、《猛火のルートワラ》の4枚があれば85点くらいあります。残り3枚が、《ライオンの瞳のダイアモンド》《エインジーの荒廃者》、《憤怒》なら今日の優勝はあなたです。
注意してほしいのは《信仰無き物あさり》に信頼を置きすぎると、喜んで初手キープしたものの《虚ろな者》は出ないし《ライオンの瞳のダイアモンド》がないと1ターン目《復讐蔦》は返ってこないし微妙に嚙み合わないことです。
ということで今回の記事は以上です。
キープ基準しか書いていませんが、よく考えたら《エインジーの荒廃者》はマストアタックだしあとは殴れるクリーチャーだけ殴れとしか...
デッキのさらに基本的な動きは我らが岩showがMTG公式ウェブサイトで書いてくれています。
また、MOパンダこと鈴池くんが放送でマッドネスをプレイしてくれているので、そちらも是非ご覧ください。
デッキ相性
これだけで終わるのも寂しいのでデッキ相性でも書いていきましょうか。
有利
デルバー・ヨーリオン・忍者・Death&Taxes・セレズニアデプス・Lands・ANT・ペインターなどの自分よりキルターンが遅いコンボや、まじめに並べてくる横並びのクリーチャーデッキには強いです。
ですが、最速の《濁浪の執政》、《忍耐》、《The Tabernacle at Pendrell Vale》、《スレイベンの守護者、サリア》、《復讐蔦》がいない場での《羽ばたき飛行機械》からの《改良式鋳造所》などカード単位で見ると結構厳しめのカードはどのデッキにもあるので確実に勝てるといえるマッチアップはあまりありません。
不利
青単アーティファクト・リアニメイト・ドゥームズデイ・しっかり対策カードを引いてくる対戦相手・何回マリガンしても全く噛み合わない初手
先手1ターン目《ウルザの物語》から《湖に潜む者、エムリー》を出してそのまま無茶苦茶されることは日常茶飯事、《練達飛行機械職人、サイ》が出たら攻撃も通りません。
青単に限った話ではないのですが、1ターン目《ウルザの物語》を置かれ、出てきたトークンに《影槍》を装備されたら越えられないというのが一番多い負けパターンです。
リアニメイトもハンデスで手札を見た後《セラの使者》が出てきて後手1ターン目を迎える前に投了することさえあります。あとは妨害手段が無いのでドゥームズデイの方が速いです。
また、最近は赤単以外あまり見ませんがメインの《罠の橋》は触れないので出されたら負けです。
あと何回マリガンしてもろくなハンドが来ずそのまま終わることが本当に多いです。
どのデッキにも勝てるけどどのデッキにも負けるデッキという感じですね。
それでは短いですが今回は以上です。
回していて楽しいデッキですので是非使ってみてほしいデッキではあります。
それでは精一杯毎日生きてまたどこかで会いましょう。
早くグランプリなどの大型イベントができる日常を取り戻したいですね。
もっともその場合はバイヤーブースで馬車馬のように働いてるがな!!!!!!!
ブヒ――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!
おしまい。