こんにちは。「オリジナルデッキを見つけて紹介する」デッキリスト探検隊、第85回です。
「目が覚めるようなデッキリストを見たい、というかあわよくば自分のデッキをみんなに知らしめたい」
と思っているデッキビルダーのみなさまの要望にお応えし、今日もデッキリストを紹介していきます。
オリジナリティがあるだけのデッキリストは誰にでも作れます。しかしながらそれで勝つのは至難の業。
だからこそ、オリジナリティを持ち、ある程度の成績を残したデッキリストには大きな価値があるのです。
デッキリストにはビルダーの個性が光ります。
唯一無二、この世に一つしかないオリジナルデッキたち。
そんな「デッキビルダーの作品」を今日も紹介していきます!
《魔力の導管》
Designed by Izme in Magic Online
なんと《魔力の導管》デッキです。
メインギミックは英雄譚+《魔力の導管》。これにより第Ⅲ章到達後の生け贄を避け、毎ターン章能力を使うことができます。
第Ⅲ章の能力誘発にスタックしてカウンターを取り除けばその英雄譚は生け贄にささげられることはないので、《ウルザの物語》のトークンを《苦花》のごとく出し続けるなんて芸当も可能です。
取り除いたカウンターは+1/+1カウンターか蓄積カウンターに変換できますが、このデッキの場合は取り除くのが主な目的のようですね。《魔力の導管》本体に蓄積カウンターがたまり続けることもありそうです。その場合でもいずれは+1/+1カウンターに変換できるので無駄にはなっていませんね。
この+1/+1カウンターを乗せる能力を利用して、鱗親和で《魔力の導管》を採用することも稀にあるようです。
《魔力の導管》は軽量なサーチ手段に乏しく、その上単体では何もできないカードなので、戦略の軸を別に用意しなければデッキとして脆くなってしまいます。
このデッキの場合は赤緑のビートダウン+《ウルザの物語》といったところでしょうか。《レンと六番》《タルモゴイフ》と単体で強いカードに《ウルザの物語》が加わり多少のシナジーを形成、その上に《魔力の導管》が加わり、終わらない英雄譚を実現させています。
壁ランプ
Designed by Miyata Kentarou
壁ランプといえば《草茂る胸壁》。《根の壁》と合わせ、序盤の優秀な選択肢として文字通り双璧を成しています。
膨大なマナを生み出すポテンシャルを持っているものの、壁カードを多数入れなければならないことから、対戦相手にとって無害なカードでデッキが埋まってしまうのが難点です。
このデッキの場合、大量のキャントリップでデッキを引き続けることで解決を図っているのでしょうか。
《花の壁》《根の壁》という定番はもちろん、4マナ域には強力なクリーチャーが控えています。
どちらも十分に相手を倒せるポテンシャルを持つカードです。6~7マナまで出さずとも勝負をかけられるのはうれしいですね。
特に《策略の龍、アルカデス》は他では見られないカードなので、相手の意表をつくこともできるでしょう。壁クリーチャーでブロック→《召喚の調べ》で《策略の龍、アルカデス》を呼び出して戦線崩壊させる、なんてことができたら楽しそうです。
また、キャントリップの多さから《空を放浪するもの、ヨーリオン》と大変相性が良いのも利点ですね。
ハサミきらきら火力全振り
Designed by Azuma Takahito
2014年のことになりますが、《アーティファクトの魂込め》を使ったアーティファクト・アグロがグランプリで準優勝を記録しました。
《爆片破》と合わせ5点ずつ削り取っていくその恐ろしい火力を現代版にアレンジしたのがこのデッキです。
火力をゴリっと上げるカード、すべて4枚ずつ。《アーティファクトの魂込め》、《きらきらするすべて》、《魅知子の真理の支配》。
さらに大火力呪文も4枚ずつ。《爆片破》、《感電破》。
合計20枚もの殺意あふれる呪文を駆使し、対戦相手を亡き者にしようとしていますね。怖いです。
クリーチャーは16枚+《ウルザの物語》4枚で、こちらも合計20枚という計算でしょう。一応、《アーティファクトの魂込め》で《ダークスティールの城塞》をクリーチャーにするような芸当もできます。
とにかく相手を大火力で倒したい人に最適のデッキです。
以上、デッキリスト探検隊でした。
昨今、自分のデッキを記事にする人も増えてきました。そういった発信も良い流れだと思いますが、デッキビルダーたるもの、自分のデッキが他人の記事に掲載されることこそ本懐。
あなたの作ったデッキを紹介できる日を楽しみにしています。