白黒赤・《巨大な鋤》、白緑オーラ、白青緑・《伝承の語り部、チュレイン》 in スタンダード ~ デッキリスト探検隊 第60回 ~

By Riku Imaizumi 


こんにちは。「オリジナルデッキを見つけて紹介する」デッキリスト探検隊、第60回です。


「目が覚めるようなデッキリストを見たい、というかあわよくば自分のデッキをみんなに知らしめたい


と思っているデッキビルダーのみなさまの要望にお応えし、今日もデッキリストを紹介していきます。


オリジナリティがあるだけのデッキリストは誰にでも作れます。しかしながらそれで勝つのは至難の業。


だからこそ、オリジナリティを持ち、ある程度の成績を残したデッキリストには大きな価値があるのです。


デッキリストにはビルダーの個性が光ります。


唯一無二、この世に一つしかないオリジナルデッキたち。


そんな「デッキビルダーの作品」を今日も紹介していきます!


 


 


白黒赤・《巨大な鋤》


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Designed by Florian Klein


 


リミテッドで大人気(?)の《巨大な鋤》デッキが生まれました。


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2マナにしてパワー6という、あの《キランの真意号》をも上回るスーパーパワー。この農耕具、下手なドラゴンよりパワーある。
もちろん搭乗コストは6と高く、並みのクリーチャーではこの鋤は牽けません。リミテッドでは《巨大雄牛》が牽いてくれますが、構築ではどのようなクリーチャーに任せるのでしょうか。


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1枚で搭乗できるのはこの2種類。「死」に関係している連中しか牽けないあたり、本当に農耕具なのか怪しい気がしてきます。


死の飢えのタイタン、クロクサ》で搭乗する場合、手札から唱えた場合は1度しか乗れず、脱出で場に出した場合は本人が殴ったほうが強そう、という印象。
ただし、手札から唱えた時、1度とはいえ6点クロックが仕掛けられる、と考えればかなり有用でしょう。ラクドスサクリファイスが《村の儀式》でドローに替えるように、有効活用する手段は多いに越したことはありません。


死の神、イーガン》は、2ターン目に《巨大な鋤》を唱えていたら3ターン目にそのまま乗れる、と、綺麗なマナカーブを描いています。
本体のスペックも3マナ6/6と強いのですが、必ずしも場に残っていられるとは限りません。とくに、3ターン目にいきなり出しても墓地の枚数が溜まっていることはほぼないでしょう。
ですが、生け贄に捧げるタイミングはアップキープ。能力が解決する前に再び《巨大な鋤》に乗ってあげれば、2回搭乗することが可能です。


《巨大な鋤》の長所は、1~2回も攻撃してあげれば3~6マナ出せる、というところですよね。攻撃するたびに白い《暗黒の儀式》が誘発すると考えれば性能は十分。
白マナを存分に活かせるカードが少ないことは難点ですが、無色マナの支払いに充てて使ってやりましょう。やることがなければ《湧き出る源、ジェガンサ》を手札に入れておけばOK。


さて、デッキのそれ以外の部分には、接着剤となるカードが使われています。


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ひとつは墓地利用。《死の飢えのタイタン、クロクサ》の脱出のためですね。
《死の玉座》は表面が《死の神、イーガン》ですから、まさしく八面六臂の大活躍でしょう。
ティマレット、死者を呼び出す》のトークンも、《砕骨の巨人》などと合わせれば搭乗に足るパワー合計になってくれます。


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面白いのは《傷頭のアーニ》。かなり前のめりなカードなのでデッキの速度とは若干噛みあっていないようですが、《死の神、イーガン》が横にいるだけでパワー7の怪物に進化。嵌れば即座にゲームを終わらせてくれるでしょう。
誇示の関係で、《巨大な鋤》の搭乗に使える能力ではないのが残念です。


《巨大な鋤》ならだいたい3回殴れば相手は死にます。ざくざく《耕作》して、白星を収穫してやりましょう。


 


 


白緑オーラ


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Designed by Murai Kazuyuki


 


前環境にもいた、白緑オーラの変型版、といった印象です。


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キーカードはこの2枚。これらが揃えば、手札のルーン・オーラを全くマナを払うことなく全て唱えることができてしまいます。
ルーンの数だけパワーが上がるのはもちろん、横に《セテッサの勇者》でもいたら大変な量のアドバンテージが舞い込みます。
一方で、キーカードのマナコストの関係から、前環境の相棒・《夢の巣のルールス》を使えないのは残念ですね。


他は基本的なオーラ系アグロのパーツになっていますが、《命の恵みのアルセイド》のような防御用カードが少ないのが印象的です。
絶滅の契機》などの追放全体除去には無力だから数を入れない、という選択なのでしょうか。


続いてサイドボードですが、コントロールにシフトする様子が見受けられるのが刺激的ですね。


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ドゥームスカール》、《ヘリオッドの介入》、合わせて8枚。
単体除去呪文は、《戦茨の恩恵》と《ヘリオッドの神罰》、合わせて6枚。
そう書くとコントロールができる枚数にはなりそうですが......肝心のアドバンテージは《セテッサの勇者》で稼ぐのでしょうから、おそらくはナヤ・出来事相手に使う戦法なのだと思います。《砕骨の巨人》も《巨人落とし》も《セテッサの勇者》にはあまり効きませんからね。
《スカルドの決戦》によるアドバンテージでのガチンコ勝負を、これまた4枚入った《ドラニスの判事》が潰す、という算段に思えます。


白緑だけではなく、青黒赤にもルーンはあります。


膨れ上がった《セテッサの勇者》を飛ばす青のルーンか。
トライオームのある黒のルーンか。
速攻とパワー増加で勝利をもぎとる赤のルーンか。
あるいは、安定性の高い白緑を洗練していくのか。


なかなか拡張性の高そうなデッキですね。


 


 


白青緑・《伝承の語り部、チュレイン》


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Designed by Greg Dyer


 


ベースはバントカラーの出来事デッキ。《伝承の語り部、チュレイン》がかなり強めのスパイスをきかせています。


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クリーチャー呪文を唱えるたび、《成長のらせん》が誘発。
連鎖的なマナとカード獲得の可能性を秘めた、強烈なアドバンテージエンジンです。


そして、そのエンジンには拡張パーツが付属しているようです。


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《伝承の語り部、チュレイン》は、クリーチャーのキャストをトリガーに、カード1枚と、セットランドのチャンスを供給してくれます。
クリーチャーのキャストには土地が必要です。引いた1枚が土地ならその問題は解決します。ですが、クリーチャーを引けなければ《伝承の語り部、チュレイン》の能力はそこで終わりです。


エッジウォールの亭主》は、当事者呪文限定ではあるものの、カードを追加で引かせてくれます。
《伝承の語り部、チュレイン》と合わせて土地とクリーチャーを同時に引ければ、連鎖的アドバンテージ獲得の可能性が高まります。


水蓮のコブラ》は、マナの面で大幅にサポートをしてくれます。
《伝承の語り部、チュレイン》を出す前はもちろん、出した後も、その上陸能力が《成長のらせん》能力にがっちり噛みあってくれていますね。


また、ガンガン呪文を唱えたい関係から、《クラリオンのスピリット》との相性が良い様子です。


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《クラリオンのスピリット》と全体強化の相性はもはや周知の事実。《スカルドの決戦》は入りませんが、《フェリダーの撤退》で十分です。
心を一つに》も《クラリオンのスピリット》との相性が良いですね。軽く、後続を確保できます。


一方で、出来事呪文が少ないことが若干気にはなるところ。
厚かましい借り手》が入っていないのは、青のダブルシンボルの捻出が難しいからでしょうか。
願いのフェイ》が不採用なのは、活躍の場を選ぶからなのでしょうか。


ぜひ、使って確かめてみたいですね。




以上、デッキリスト探検隊でした。


昨今、自分のデッキを記事にする人も増えてきました。そういった発信も良い流れだと思いますが、デッキビルダーたるもの、自分のデッキが他人の記事に掲載されることこそ本懐。


あなたの作ったデッキを紹介できる日を楽しみにしています。


 


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