青赤ドロー、変容ビオランテ、巨人ストンピィ in スタンダード ~ デッキリスト探検隊 第38回 ~

By Riku Imaizumi


こんにちは。「オリジナルデッキを見つけて紹介する」デッキリスト探検隊、第38回です。


面白いデッキリストを見る機会が減ってきた昨今、


「目が覚めるようなデッキリストを見たい、というかあわよくば自分のデッキをみんなに知らしめたい


と思っているデッキビルダーのみなさまの要望にお応えし、今日もデッキリストを紹介していきます。


オリジナリティがあるだけのデッキリストは誰にでも作れます。しかしながらそれで勝つのは至難の業。


だからこそ、オリジナリティを持ち、ある程度の成績を残したデッキリストには大きな価値があるのです。


デッキリストにはビルダーの個性が光ります。


唯一無二、この世に一つしかないオリジナルデッキたち。


そんな「デッキビルダーの作品」を今日も紹介していきます!


 


キャントリップ・ウィザーズ


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Designed by Fujiwara Takashi
 


『エルドレインの王権』の青赤に割り振られたテーマに「2枚目のドローをトリガーにする能力」があります。


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そちらを活かしたのがこのデッキ。
『エルドレインの王権』参入時点でも組むことはできましたが、『基本セット2021』のこのカードのおかげで大きく強化されました。


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自分のターンに[ +1 ]能力を使えば《アイレンクラッグの紅蓮術師》たちが誘発。
相手のターンに[ +1 ]能力を使えば、《選択》などのキャストで同様の誘発を見込めるようになりました。


カードやマナを消費することなくドローを続けられるのはこのデッキにおいて画期的で、《時の支配者、テフェリー》が生き残るか否かで勝率が変わってくるはずです。


継続的なドローが重要であることを示唆しているのは《時の支配者、テフェリー》だけではありません。


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『基本セット2020』収録の保有の鞄。使われるシーンを見たことがない人も多いかもしれませんね。
能力は主に「継続的なルーター」。4マナを払えば捨てていったカードを取り戻せるのですが、構築環境ではあまり使う機会はないでしょう。
能力の良く似た《精神迷わせの秘本》を使わないことからも、とにかく毎ターンドローを続けることが肝要ということがわかります。(《精神迷わせの秘本》のドローには回数制限あり)


また、このデッキを強化したのは『基本セット2021』だけではありません。


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『イコリア:巨獣の棲み処』収録の《常智のリエール》。こちらはドローに関係したカードではありませんが、デッキの構造と強く噛みあっています。


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構造上インスタントやソーサリーが多くなるため、単純に打点が伸びる能力。
そしてそれ以上に、ディスカードを条件にドローできる能力が優秀です。
アドバンテージシステムとしてもトランプル付与装置としても相性抜群な《王家の跡継ぎ》との共演を目指しましょう。


青赤に加えて白を使用している理由は《陽光の輝き》です。


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クリーチャー全てに《裁きの一撃》を与える全体除去で、パイオニアの5色《ニヴ=ミゼット再誕》でも使用されています。
《アイレンクラッグの紅蓮術師》のパワーが0なので、一方的な殲滅を狙ってのことでしょう。状況によっては《常智のリエール》も生き残ります。


デッキの理念を感じていいなと個人的に思うのがエンバレス城》を3枚も採用しているところですね。
《ヴァントレス城》が1枚も採用されていないことも含めて、「自分は殴るデッキなんだ」という意志を強く感じます。
このデッキを使用する際はこの理念を忘れないようにプレイしましょう。


ちなみに、先ほど《精神迷わせの秘本》に触れた時にちょっと思ったのですが、魂の占者》と組み合わせてみても面白いかもしれません。


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この2枚が揃えばタップして占術1+1ドローを、2マナ払って2ドローをできるようになります。しかも回数制限なし。
デッキ構造的に薄くなりがちな2マナの動きを厚くしてくれるので、意外と強いかもしれません。
《王家の跡継ぎ》や《時の支配者、テフェリー》と揃っても毎ターン2ドローです。


もちろんデッキカラーは変わりますが、ただコピーするだけではなく工夫もして使っていくと良いと思いますよ。


 


変容ビオランテ(《死の頂点、ネスロイ》)


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Designed by Sakamoto Hiroyasu


こちらは緑系変容デッキの一種。
青緑のそれと同様、まずはマナ加速から入ります。


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青緑の変容であればこの先で繋がるのは《恵みのスターリックス》やキングギドラこと《願いの頂点、イルーナ》なのですが、このデッキではビオランテこと《死の頂点、ネスロイです。


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変容の際に墓地のクリーチャーのパワーが10以下になるようリアニメイト。
何をリアニメイトするのかというと......


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最近のクリーチャーコンボで大人気の峰の恐怖
《峰の恐怖》2枚を場に戻すだけで10点分どこかに飛びます。全体除去でも喰らわなければだいたいそのまま勝つでしょう。
鎖を解かれしもの、ポルクラノス》も非常に相性が良く、書かれているパワーは0なので、《峰の恐怖》2枚を戻すついでにいっしょに場に戻ってきます。そして場に出る時のパワーは6。ずるい。


変容デッキはかなり幅広い組み方ができるので、青緑型のものとのハイブリッドをさらに進めるなど、色々といじり甲斐のあるデッキです。
黒を濃くするだけでも選択肢がかなり増えます。


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クリーチャー除去が少ない関係上《哀歌コウモリ》は重宝するはずですし、いっしょに《騒がしい収穫者》を使ってあげれば、特に中速クリーチャーデッキへの耐性はだいぶ上がるはず。


また、《骨塚潜み》や《屍豹》は墓地を使用するので、より《死の頂点、ネスロイ》の能力に特化した構築が可能になるかもしれません。
例えば墓地を増やすパーマネントをもっとたくさん採用したり。


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これらを入れれば入れるほど《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》や《死の飢えのタイタン、クロクサ》の「脱出」もしやすくなりますね。
《死の飢えのタイタン、クロクサ》を《屍豹》でリアニメイトするのもなかなか強そうです。


 


巨人・ストンピィ


「巨人」デッキ、聞いたことがありますか?
実は『ローウィン』の主要部族に取り上げられたので部族デッキを組むこともできたのですが、それ以外ではあまり聞いたことがないと思います。


マイナー種族・巨人の部族カードを使用した最新スタンダードのデッキがこちら。


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Designed by Yoshida Kouki


現行スタンダードの巨人・部族カードとは王国まといの巨人


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正確にはその出来事呪文である《脱ぎ捨て》。巨人以外を全て破壊するソーサリーで、このデッキは相手の場だけ壊滅させるビートダウンとしてデザインされています。
《王国まといの巨人》を除いて、採用されている巨人は4種類です。


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いずれもマナレシオは良好で、相手を踏みつぶすビートダウン、ストンピィのようなゲーム展開を目指すことになるでしょう。
どうでもいいですが《結晶の巨人》のクリーチャータイプは構築物かなんかだと思ってました。だって《決戦兵器、メカゴジラ》のイメージが強いんだもの......。


さすがにクリーチャー全てを巨人で埋められるほど層は厚くないので、《成長室の守護者》や《探索する獣》といった他部族のクリーチャーも使われています。
いずれもパワーは高いので、《エンバレスの宝剣》によるフィニッシュを目指していきましょう。


狼柳の安息所》《豆の木の巨人》でマナも伸びるので、より高いマナ域での勝負もできるかもしれません。
サイドボードの《大食のハイドラ》はマナをうまく活用できそうですね。


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現時点でも《成長室の守護者》の順応や出来事+当事者などマナの注ぎ込み先はありますが、自分でデッキを使ってみる時はその方向にも道があることを覚えておきましょう。
他にも、「出来事」シナジーの利用に舵を切ることもできます。メインボードに4種類、サイドボードにも1種類の出来事呪文が搭載されていますからね。
使う人のセンスで新たな可能性を見せてくれるかもしれません。




以上、デッキリスト探検隊でした。


昨今、自分のデッキを記事にする人も増えてきました。そういった発信も良い流れだと思いますが、デッキビルダーたるもの、自分のデッキが他人の記事に掲載されることこそ本懐。


あなたの作ったデッキを紹介できる日を楽しみにしています。


 


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