こんにちは!朴高志と申します。
『モダンホライゾン』のカードが公開され始めましたね!
結構モダンを揺るがすような可能性を秘めたカードが収録されるようで、毎日どんなカードが公開されるのか楽しみです。
勿論レガシーも影響を受けるでしょうし、要注目です。
さて、今回もスタンダードを2つ、モダンとレガシーから1つずつデッキを紹介していきます。
それでは早速、本題に入っていきましょう!
1つ目スタンダードから、シミックビートダウン!
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マナ加速して、打ち消して、プレインズウォーカーを出す!
この手のデッキはマナクリーチャーを除去されてしまうともたつくのですが、《楽園のドルイド》の登場により安全にマナを加速する事が出来るようになっています。
パワーも2と及第点ですので、隙あらば殴りに行く事も可能です。
そこから《エリマキ神秘家》を構え、《世界を揺るがす者、ニッサ》を出したら後はやりたい放題。
毎ターン3/3を作って殴りつつ、大幅に増えるマナから《ハイドロイド混成体》でリソース補給と凄い状態に。
現在のスタンダードはプレインズウォーカーを大量に採用しているデッキが目立ちます。
《エリマキ神秘家》や《世界を揺るがす者、ニッサ》だけでも相当対策として優秀ですが、このデッキには更に凄まじい対策が搭載されています。
4枚搭載。
重すぎてなかなか運用出来ないカードですが、このデッキくらいマナ加速が入っていれば問題無く運用出来るという事なのでしょう。
効果の程が流石に強烈過ぎて、プレインズウォーカー主体のデッキに対して決まれば一枚で勝てるくらいの決定力を持ち、クリーチャーデッキ相手でも少し相手がもたつけば間に合うため、かなり強力。
今熱いカードと言えるかもしれません。
流行りをしっかり対策しつつ、やりたい事はやる。
理想と現実のバランスを高い所で取っている良いデッキですね!
さて、そんなプレインズウォーカー環境だからこそ輝くデッキがここにも。
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白タッチ青のウィニーデッキです。
元々入っている《ベナリア史》や《アダントの先兵》等の対処が難しいクロックはプレインズウォーカーの設置を許しにくく、万が一定着しそうになっても《議事会の裁き》があるので、かなりのプレインズウォーカー耐性を持っている事になります。
その上高速展開が可能で、相手が立て直す前に勝負を決める事が出来ます。
そんな白タッチ青ウィニーですが、優秀な追加カードも貰っています。
《黒き剣のギデオン》は全体除去に巻き込まれない強力な単体クロックとしてかなりの性能。
さらにターンが経過すればパーマネント追放の能力も使えるようになり、詰みのような状態になる事も。
《法ルーンの執行官》はさり気にタフネスが2ある事がかなり大きく、《ゴブリンの鎖回し》に巻き込まれず仕事をこなす優秀なタッパーです。
相変わらず《残骸の漂着》は厳しいですが、それもサイドボードから《時を解す者、テフェリー》と《ドビンの拒否権》で対策出来るように。
早さはそのままに手堅さが増したという印象で、環境にも合っているデッキ。
今後良く見かける事になるかもしれませんね。
モダンからは、コンボデッキを紹介。
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《猪の祟神、イルハグ》を使ったグリセルシュート!
このいずれかを《御霊の復讐》か《裂け目の突破》で出し、一瞬で決着を付けるデッキです。
一番良いのは《猪の祟神、イルハグ》を出し、《引き裂かれし永劫、エムラクール》と共に殴る事ですが、どのパターンでも次のターンに繋がる為、特に明確なハズレは無いと言って良いでしょう。
マナ加速の手段はと言うと...
この3種。
特に《発生器の召使い》は生き残ると《猪の祟神、イルハグ》が速攻で走ってくる事になるのでかなり強力。
墓地を経由しないルートでもあるので、相手の対策を潜れる可能性もあります。
勿論《裂け目の突破》に繋いで《グリセルブランド》《引き裂かれし永劫、エムラクール》のどちらかをぶつけても良いですね。
サイドボードの《虚空の杯》等、沢山の工夫が見られるデッキリスト。
『モダンホライゾン』発売後もどうなるのか気になるデッキです。
最後にレガシーから、グリクシスカラーのデッキを。
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《戦慄衆の秘儀術師》を搭載した、コントロール気味のデッキです。
クリーチャーはこの3種。
《悪意の大梟》無しの構成は珍しいですね。
基本的には《若き紅蓮術士》を出し、《戦慄衆の秘儀術師》や《瞬唱の魔導士》で呪文を連打、トークンを出していくという戦い方になるでしょう。
この動きを手札破壊から入れるのは黒が入っている特権です。
勿論手札破壊から《戦慄衆の秘儀術師》という動きも強力。
一度戦場に居座ってしまうと、《稲妻》を使い回せる関係でクリーチャーによる受けが殆ど出来なくなってしまう《戦慄衆の秘儀術師》は、そのまま相手がクリーチャーを出さないなら手札破壊やドローを連打しあっという間にアドバンテージの差を広げていく事が出来ます。
そう考えると、多めに採用されている1マナの手札破壊はこのデッキと素晴らしい相性だと言えます。
そうやって相手の手札を攻めつつアドバンテージ差を作った後は...
この辺りのカードでフタをしていきます。
《覆いを割く者、ナーセット》は何と4枚採用で、このカードがこのデッキにおいていかに重要な役割を担っているかが良く分かります。
確かに手札破壊の後に出しても強力ですし、一通り除去した後も相手のドローを許さない能力と手札補充で体制を整える事が出来ますし、理に適ってますね。
重なっても《意志の力》でコストに出来るメリットは、最早青のお約束。
サイドボードも含めコスト1のカードを多めに採用し、《戦慄衆の秘儀術師》をフルに活かす構成になっているデッキで、《戦慄衆の秘儀術師》の可能性の高さをうかがえますね。
いかがだったでしょうか。
今回も3フォーマットからデッキを紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で!