BIGs 朴高志のスタイリッシュ!スタンダード・モダン・レガシー『灯争大戦後の注目デッキ』編

こんにちは!朴高志と申します。


『灯争大戦』、発売!
日本版イラストのプレインズウォーカーは大人気と言って良い状態で、各地でパックの品薄が発生する程売れているようですね。
その他にも魅力的なカードが多数収録されているこのセット、しばらく高い人気を誇るパックになりそうです。


さて、今週はスタンダードを多めに3つ、モダンとレガシーからも1つずつデッキを紹介していきます。


それでは早速、本題に入っていきましょう!



まずはスタンダードから、赤白のフェザーデッキ!


boku081 01.png※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます


少数のクリーチャーを多数の呪文でバックアップしながら勝つタイプのデッキです。


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これらの他に《アダントの先兵》《黒き剣のギデオン》が入っています。
どれもコストが低い呪文との相性は良く、またマナコストも軽め。


呪文の方はと言うと...


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何ともマニアック。
この3枚はデッキを掘っていく事が出来る呪文で、《贖いし者、フェザー》との相性はピカイチ。


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除去はこの2種。
特に《無謀な怒り》はこのデッキだとデメリットもメリットとなり、インスタントなのも相まってかなりの性能となります。
これを《贖いし者、フェザー》で使い回したらかなり気持ち良さそう。


全ての呪文が1マナなので、テンポ合戦ならかなりの強さ。
しかも《第10管区の軍団兵》で探したり、《贖いし者、フェザー》で使い回す事も出来るため、相手からしたら一度遅れを取るともう大変な事になりかねません。


サイドボードは打って変わって手堅い作り。
《暴君への敵対者、アジャニ》《黎明をもたらす者ライラ》は《アダントの先兵》《黒き剣のギデオン》から順番にプレイするだけでかなりの重圧。
《軍勢の戦親分》は力を増したシミックネクサスに対してのキラーカード枠ですが、コントロール戦でも活躍出来ます。
頭数の少ないこのデッキではかなり重要なサイドカードとなると同時に、一度守ったら勝つ為相性の良いクリーチャーでもあります。


灯争大戦のお陰で誕生したと言える、面白いデッキですね。



呪文を連打するデッキと言えばこちらも。


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イゼットフェニックスです。


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新戦力はこの2種。
それぞれこのデッキとは実に噛み合っていて、《ボーラスの占い師》は苦手な速攻横並び戦略に対して壁を用意しつつ呪文を探し、《約束の終焉》はたった1枚で《弧光のフェニックス》を戦場に戻せる凄い奴。
それゆえ、両方とも4枚投入。


そしてこのデッキの残りのクリーチャー陣ですが...


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何と《弾けるドレイク》0枚。
別に入っていても良いとは思いますが...それだけ《ボーラスの占い師》《約束の終焉》の追加が大きいという事でしょう、無くても殴り切れるまでになっているという事です。
《ゴブリンの電術師》は《約束の終焉》のお陰で並べる意味が出来、その影響で複数引いても前よりマシで、これは沢山カードを引く関係上重なりやすかった無駄カードを減らせるという意味でかなり良い事だと思います。


《約束の終焉》さえ引ければ盤面を作り直せる!となったこのデッキ。
これからどう変化していくのかも注目ですね。



もう1つスタンダードから、青黒コントロールを紹介。


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優良除去やフィニッシャーを引っ提げて、新環境に登場しています。


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《永遠神の投入》によってお手軽にライフを回復出来るようになったのはかなり大きいですね。
これによって赤単等のデッキに対してかなり余裕をもって戦う事が出来るように。
《永遠神ケフネト》は何度も戦場に出せる上、呪文コピーの能力でアドバンテージを取る可能性もあるフィニッシャーとして相当な性能。
マナコストに対するサイズも凄く、タフネス5はかなり偉いですね。


勿論これだけではありません。
プレインズウォーカー陣の追加も強烈で...


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今話題のナーセットを筆頭に、3種のプレインズウォーカーを採用しています。
特にというか、やはり《覆いを割く者、ナーセット》は強力。
《薬術師の眼識》に対してとても良く効く、イゼットフェニックスを封殺出来る等役割は広く、その上-2能力はこのデッキとかなり相性が良いです。
これがたった3マナで、しかも単色...凄いですね。


《人知を超えるもの、ウギン》《戦慄衆の将軍、リリアナ》はプレインズウォーカー枠でのフィニッシャー。
このデッキには《ボーラスの占い師》が入っているので、極力クリーチャーは減らしたい所ですが、とは言え入れない訳にはいきません。
この2種なら複数の役割を担いながら盤面にクリーチャーを出す事が出来るので、その要求に答えていると言えます。


サイドボードにも《戦慄衆の侵略》《永遠の終焉》と新カードを採用しています。


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《戦慄衆の侵略》は当然コントロール対策でしょう。
《永遠の終焉》は破格のアドバンテージをもたらす可能性を持つ除去。
半ばサイズ限定全体除去のような性能ですが、後半も腐らず単体除去としても使えるので柔軟性はかなりのもの。


大きく構成が変わり、以前よりも一層手強くなっていますね。



モダンからは、《ニヴ=ミゼット再誕》を使った派手なデッキ!


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という事は、当然5色。


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うーん、何ともマニアックなチョイス。
各種マルチカラーの優秀な呪文で序盤を凌ぎ、《白日の下に》《ニヴ=ミゼット再誕》まで繋ぐと。
そうなるとマナ基盤として《パルンズの柱》は必須ですね。


同じデッキに《暗殺者の戦利品》と《稲妻のらせん》が入っているのは中々に面白いです。
勿論双方優秀な除去なので、このデッキが序盤を凌ぐ為には必須でしょう。
他にも《イゼットの魔除け》や《コラガンの命令》等、選りすぐりの呪文達を集めています。


これだけ2色のカードが入っていれば《ニヴ=ミゼット再誕》が出た時の獲得アドバンテージは凄い事になりますね。
そうなったら後は大量の手札で相手を圧倒するように戦うだけ!


早くなると思われてるモダンでこのデッキが登場したのは完全に予想外でした。
5色なので改良のし甲斐もありそうです!



レガシーからは、新カードを入れた青白奇跡を紹介。


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とは言っても、奇跡呪文は入っていない為、青白コントロールと言って良さそうです。


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やはりというかこの2種。
青ばかりの環境であるレガシーで、《覆いを割く者、ナーセット》が戦場に出るとそれはもう一方的なゲームになります。
ここに《時を解す者、テフェリー》で呪文のタイミングを限定すれば、呪文の打ち合いではまず負けないと言って良いでしょう。
特にミラーマッチ等のコントロール戦で絶大な力を発揮します。
また、《時を解す者、テフェリー》のパーマネントを手札に戻せる能力は《実物提示教育》やリアニメイトデッキに対しても刺さります。


全体除去は《終末》を入れず《至高の評決》に頼っていますが、この構築だと《先触れ》等のドローを追加でデッキに入れなくていいのでスペースが空く事、そして打ち消されない事が利点となります。
その代わり早いターンでの全体除去は出来なくなるので、どちらがいいかは環境と相談ですね。


フィニッシャーは《精神を刻む者、ジェイス》《僧院の導師》の2種。


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最早定番とも言えるこの2枚ですが、《精神を刻む者、ジェイス》は《覆いを割く者、ナーセット》《時を解す者、テフェリー》バックアップの下で打ち消されず戦場に着地しドローを封じて+2能力でロックを仕掛けたり、《僧院の導師》の場合は《覆いを割く者、ナーセット》で探した呪文を唱えてさっさと盤面を制圧しにかかれたりと、《覆いを割く者、ナーセット》《時を解す者、テフェリー》とかなり良い組み合わせであるように思います。


灯争大戦で登場した青い軽量プレインズウォーカーは下の環境で影響を与えつつあります。
これらのカードの影響で環境が変化する事もあり得るので、十分に注目してデッキを組んでいく必要がありそうですね。


いかがだったでしょうか。


今回は灯争大戦が発売された直後という事もあって、スタンダード多めでデッキを紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。


それでは、今回はこの辺で!



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