こんにちは!朴高志と申します。
3月に入り、少しずつ暖かくなってきましたね。
出かけやすくなる=大会に参加しやすくなるので、これは嬉しいですね。
さて、今週はスタンダード、モダン、レガシーからデッキを紹介していきます。
それでは早速、本題に入っていきましょう!
まずは、MORMCQを突破したティムールカラーのコントロール!
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《パルン、ニヴ=ミゼット》をフィニッシャーにした《荒野の再生》コントロールです。
《運命のきずな》デッキで定番の組み合わせに加えてフィニッシャーとして《パルン、ニヴ=ミゼット》を採用し、さっさと倒しに行く設計になっています。
《パルン、ニヴ=ミゼット》の弱点であったコストの重さを《荒野の再生》で補う事で、すぐさまその能力を最大限に引き出す事が出来ます。
《発展/発破》は重すぎて中々使いにくいカードですが、これも《荒野の再生》があれば楽に運用可能。
そういう意味では《薬術師の眼識》《シヴの火》も大幅に使い勝手が向上しています。
従来のコントロールでは苦戦するネクサスデッキ相手には《パルン、ニヴ=ミゼット》が強烈に刺さり、高速アグロに対してはメインから《焦熱の連続砲撃》を入れる事で対応。
多くのデッキに対して勝てる可能性を秘めているのが長所です。
こちらも《パルン、ニヴ=ミゼット》を採用したデッキ。
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グランプリ・メンフィス2019優勝の赤黒ミッドレンジに青を足してグリクシスにしたような構成です。
この2種は良く見かけますが、これをメインから投入。
それぞれ強い相手こそ違いますが、環境に合った強力なカードです。
クリーチャーは全てアドバンテージを取れる可能性があるカードで構成されており、それらを立て続けに出していく事で圧をかけて殴り切ります。
除去はコントロール相手にも腐りにくいカードが採用されています。
特に《魔性》は強力ながらも色拘束に恵まれず、見かける事は稀でした。
このカードが採用出来るというだけでも、この色の価値は高いと思います。
《興行/殴打》はどちらのモードも強く、除去で使う際は軽くしかも色をあまり問わない為、とても使いやすいです。
ティムールカラーかグリクシスカラーか、どちらにせよ今《パルン、ニヴ=ミゼット》がアツいのは間違いなさそうです。
モダンからは新型リビングエンドを紹介。
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何と続唱無し。
《予言により》《雷電支配》から《死せる生》をプレイする事に特化しています。
従来のリビングエンドよりもサイクリングクリーチャーは少な目ですが、その分《祖先の幻視》でコンボパーツを揃えに行くことができるので問題ありません。
妨害カードで時間稼ぎが出来るのもメリットの一つ。
続唱が無い分、カード選択の幅は大きく広がります。
《差し戻し》《虚空の杯》や、サイドボードの《削剥》等2マナ以下のカードは従来のリビングエンドでは《暴力的な突発》《悪魔の戦慄》の続唱に引っかかるため採用することができないカードだったので、この変化は大きいです。
《謎めいた命令》はこの手のデッキから飛んで来る事を予測するのは難しく、またコンボが決まった後の一押しにも使えます。
勿論《虚空の力線》等の強烈な墓地対策に対しても対応可能なので、このリストは4枚フル投入。
環境に存在するデッキが多いからか、新しいデッキが出てきやすいモダン。
既存のデッキに変化を与える可能性も十分にあり、目が離せません。
そしてレガシーから、よくばりなデッキを紹介します。
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ANTに《生き埋め》《弧光のフェニックス》が入っています。
代わりに抜けている、枚数が減っているのはこれらのカード。
メリットとしては、《冥府の教示者》を使った時に3マナ浮いていればフィニッシュにつなげられる事で、これはかなり重要です。
勿論、《生き埋め》の追加により相手を倒すカードが増加しているのも利点です。
また、《冥府の教示者》が打ち消されても墓地に《弧光のフェニックス》が複数居れば殴り切って倒す事を狙えます。
デメリットは単純なキルターンが遅くなっている事と、墓地対策に弱くなっている事。
サイドボードから《むかつき》を入れる事で墓地対策を潜る事は出来ますが、とはいえ辛い事に変わりは無いです。
その他の変化と言えば、《虚空の杯》や《アメジストのとげ》が絶望的なカードでは無くなるという所でしょうか。
出されたら厳しいですが、勝てない程では無いというくらいには緩和されます。
純粋なANTかこのリストのように別のコンボを入れたタイプか、どちらの方が強いのかはまだ分からない段階ですが、なかなか面白い試みだと思います。
いかがだったでしょうか。
今回は3フォーマットからデッキを紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で!