BIGs 朴高志のスタイリッシュ!スタンダード・レガシー『グランプリ・静岡を見据えた注目デッキ』編

こんにちは!朴高志と申します。


プロツアーも終わり、ひとまずはGP静岡を迎えるといったところでしょうか。
そんなわけで、今週はモダンをお休みし、スタンダードから2つ、レガシーから1つデッキを紹介していきます。
それでは早速、本題に入っていきましょう!



スタンダードは、話題のボロスアグロから。


主に海外のプレイヤーが使用し、多くトップ8に入ったボロスアグロ。
実は日本からも、このデッキタイプを持ち込み好成績を収めたプレイヤーがいました。


boku058 02.png※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます


フクオカ選手のデッキもトップ8のボロスアグロのように、優秀な白い軽量クリーチャー達を並べて押し切るというもの。
このリストは土地が23枚と多めに入れているタイプで、その長所は何といっても4ターン目までの流れるような動きにあります。


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土地が20枚だと、土地が2~3で止まってしまう事もしばしばですが、このデッキならばその心配は少ないものになります。
理想である1~3ターン目は展開し、4ターン目に《英雄的援軍》を叩き込む動き、これを優先している構築なのです。
勿論毎回そんないい手札が来るとは限らないですし、相手が強力な動きで妨害してくる事も考えられます。
そんな時の為に、このデッキにはいくつか他の作戦が用意されています。


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《抗戦》は《轟音のクラリオン》等の全体除去をかわすのに使えるのは勿論の事、土地が3で止まってしまった時にフィニッシュカードとして活躍します。
守りに回った時も強く、相手が崩すためにフルアタックしてきた時に使う事で一転攻勢を狙えます。


《イクサランの束縛》は中々秀逸です。
このデッキは土地を増やした事による弱点として、土地ばかり引いてしまいやすくなったという点が挙げられます。
そうなると相手のフィニッシャー連打に付き合う事となり、敗北の可能性が増してしまいますが...
そこでこのカードの出番なのです。

《弾けるドレイク》のようなタフネスが高く突破が困難なクリーチャーをこれで潰し、唱えられなくする事で、相手のドローや、場合によっては手札の質を下げる事が出来ます。
これにより、相手がもたつく事になればこちらのもの。
ライフを削り切るには十分な時間を貰えるはずです。
こちらが土地を引きやすくなっているなら相手も有効牌を引きにくい状況にしてしまえばいいのでは?という、視点を変えた作戦によって勝った試合も少なくないでしょう。
《イクサランの束縛》は4マナと重いので、この作戦はこのデッキならではだと言えます。


《薄暮まといの空渡り》は何とも地味な能力を持っているクリーチャーですが、《アダントの先兵》がタフネス4のクリーチャーを突破する助けになります。
青赤ドレイクは結構な数がプロツアーにいたようですから、それなりにプレッシャーを与えたと思われます。
これが起動出来る状態にあれば、相手はタフネス4でブロックに回る事が出来ないので、それらのクリーチャーの採用理由を潰す事が出来ます。
また、自身が飛行を持っているので、相手のライフを少しずつ削る役割もこなせます。


サイドボードはレガシーのデッキのようにカードを散らす感じになっています。


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一撃必殺の《残骸の漂着》をはじめ、重めのカードが多く採用されています。
中でも《黎明をもたらす者ライラ》《苦悩火》は土地を多めに搭載し、更にサイドにもう一枚土地を置いているからこそ出来る芸当。
これだけ早いデッキでも、後手の時は受けに回る事もある環境ですから、この判断は功を奏した事でしょう。


フクオカ選手はこの構築で見事7勝を挙げ、ドラフトと合わせて11勝5敗、次回プロツアーの権利獲得に成功しています。
特に選りすぐりの強者が集う2日目のスタンダードにおいて、5-0という成績には大きな意味があると思います。
これからの環境では大幅にミラーマッチが増えるでしょうから、勿論ここからデッキを環境に合わせて調整する必要はあると思いますが、このデッキが持ついくつかの作戦がプロツアーという大舞台で成功した事は間違い無いと言えるでしょう!



続いては同じくプロツアーの7勝ラインから、青黒諜報の紹介です。


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ゴルガリやその他のデッキに押されてか、余り数は多くないディミーアデッキ。
そんなこのデッキの作戦は、相手のカードで勝つ!


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ハイパワーかつ低コストな凄いカードが多いこの環境だからこそのアプローチ。
勿論この2枚もそのハイパワーかつ低コストな凄いカードでもあります。
奪いたいカードは山ほどありますが、とりわけフィニッシャーや《弾けるドレイク》を奪えたならしめたもの。
唱えてそのまま勝つ事も簡単でしょう。


この2枚は除去に弱いので、手札破壊は多めに採用。
また、それでも足りないと判断し、《潜水》まで入れている徹底ぶり。


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他の構成は除去とドローで纏められており、全体除去2種と合わせてしっかりデッキを支えます。
主力のクリーチャーがマナ食い虫なので、呪文はなるべく軽い物を採用して、手札で渋滞しないように工夫もしてあります。


サイドボードはメインで足りないと感じたカードを補強出来るような構成になっています。
メインサイド共に入っている《最古再誕》も相手のカードで勝つ事が出来るカードで、その作戦は一貫しています。
しっかりとした相手への妨害、そして奪って勝つ戦い方は、とてもディミーアらしくて良いですね。



レガシーからは、白をタッチしたANTを紹介。


boku058 03.jpg※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます


メインボードは白絡みのデュアルランドが入っている事を除き、至って普通の構成。
しかし、サイドボードはかなり異なっています。


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メインが強いだけに、サイドからかなり厳しめな対策を取られるANT。
なので、こちらも強烈なカードで対抗します。


《沈黙》は単に打ち消し対策の追加となりますが、それだけでは無く呪文全てを禁止するので、場合によっては相手の妨害にも使えます。
それだけでも白のメリットがありそうなものですが...


《僧院の導師》はこのデッキとベストマッチのフィニッシャー。
手札破壊で安全を確認したら、これを出して呪文を連打すればあっという間に戦場を掌握出来ます。
《若き紅蓮術師》と違いコストが重いものの、その代わり《ライオンの瞳のダイアモンド》等アーティファクトでも誘発する点はとても魅力的ですね。
また、クリーチャーですので、《ガドック・ティーグ》のような妨害に対しても強さを発揮します。


苦手なリアニメイトに対しては《封じ込める僧侶》で対抗。
1ターン目に出す事すら可能なこのカードで相手の妨害をしたら、後はコンボパーツを集めるだけ。
勿論その間に殴る事も出来ますので、《苦悶の触手》を適当なストームから放って勝つ事も。


そして《静寂》。
前も紹介したこのカードは、破壊するターンにマナを使わない、まとめて全部、2マナという軽さと、全てにおいてこのデッキと合っています。
次のターンには決めれるという時に先に出しておくという使い方も出来るのはとても良いです。


また、デス&タックス対策は《虐殺》をチョイス。
これはサイドの枠があまり無いのと、《僧院の導師》との相性を考慮しての事だと思われます。
その他は割と普通ですが、この白いカード達による対策はメジャーではないがゆえ相手は予想しにくく、分からん殺しも発生しやすいと思います。


既存のデッキですが、工夫を凝らして環境を勝ち抜こうという意志が感じられます。


いかがだったでしょうか。


今回はモダンをお休みして、プロツアーで活躍したデッキとANTの変化を紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。


それでは、今回はこの辺で!


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