こんにちは!朴高志と申します。
「The Finals 2018」の開催が発表されましたね!
今回から予選の形式が変わるという事で、一度公式ホームページの記事に目を通しておいた方が良さそうです。
さて、今週も3つのフォーマットからデッキを紹介します。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
スタンダードはこちら、青黒王神!
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青白や青赤は見るものの、最近すっかり見なくなっていた青黒型です。
そのメリットは、何といっても《人質取り》や《帆凧の掠め盗り》等の強力な黒のクリーチャー達。
ここに《貪欲なチュパカブラ》も加わって、かなり強力な布陣に。
また、黒を足す事で《王神の贈り物》が引けない時でも《スカラベの神》で似たような事が出来るのも長所。
この青黒型も含め、《王神の贈り物》デッキは「ドミナリア」参入後も強いデッキになりそうなので、注目ですね。
モダンはアイアンワークスコンボデッキを紹介。
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キーカードはデッキ名にもなっている《クラーク族の鉄工所》。
これを《オパールのモックス》《精神石》を使って高速で戦場に出してからがコンボスタート。
《彩色の星》《胆液の水源》《テラリオン》等、墓地に落ちたらドローが出来る軽量アーティファクトを出しては生け贄にしていきます。
1マナ以下のアーティファクトをサクればマナは増えていくので、そうやってコツコツとマナを積み上げていきます。
途中、《屑鉄さらい》が来ればもっとスムーズにコンボが進むようになり、《マイアの回収者》も墓地の優秀なアーティファクトを拾い上げてくれます。
フィニッシャーは《屑鉄さらい》《黄鉄の呪文爆弾》《彩色の星》の組み合わせ。
《屑鉄さらい》によって容易に生み出せるようになった2マナを《彩色の星》で赤マナにして《黄鉄の呪文爆弾》を本体に撃ち込む、をひたすら繰り返します。
勿論、《屑鉄さらい》が多く戦場に出てれば出てるほどより簡単にコンボは決まります。
《屑鉄さらい》と《マイアの回収者》2枚、0マナアーティファクトで無限マナ等、無限ルートも搭載しています。
サイドボードには追加のフィニッシャーが積まれており、《ワームとぐろエンジン》《ギラプールの霊気格子》は両方とも絶大な強さを誇ります。
弱点はアーティファクト破壊、墓地対策、《三なる宝球》等です。
そう考えると結構弱点だらけですが、色事故も無くドローも多いため、早さはかなりのもの。
強みも相応に多いため、しっかり使いこなせば結果で答えてくれます。
レガシーはワンショットキルの凄い奴!
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今の主戦場はレガシー、感染デッキ!
やる事はモダンと一緒で、《ぎらつかせのエルフ》《荒廃の工作員》《墨蛾の生息地》をパワーアップさせて、場合によっては一撃で勝利を掴むビートダウン系コンボデッキです。
ところがそこはレガシー、サポートするカードが段違いに強力な布陣へと強化されます。
まず、自慢のパンプアップ呪文達ですが、お馴染みの《強大化》は勿論の事、レガシーではこれらの呪文も入ってきます。
《激励》はこのデッキなら何と0マナで毒4個増量の凄いカードに変貌。
普通のデッキなら躊躇われるピッチコストも感染デッキならなんのそので、毒カウンターは10個与えたら勝ちになる性質上を考えれば、実質パワー+8みたいなもの。
しかもインスタント・・・凄まじいカードですね。
《狂暴化》はリスクこそあるものの、パワーを2倍にしつつトランプルまで付けてくれて何とたったの1マナ!
これらを組み合わせれば、1ターン目に《ぎらつかせのエルフ》、2ターン目にアタックして《激励》+《狂暴化》で毒10個!!
速度もさることながら、打ち消し呪文も当然のように《目くらまし》《意志の力》が採用されており、かなり動きやすくなっています。
1枚だけ入っている《不毛の大地》はどうしてもどかしたい土地を割りたい時に《輪作》からサーチします。
《輪作》は《ペンデルヘイヴン》をインスタントタイミングでサーチ出来たりと、とても便利。
弱点はクリーチャー除去ですが、《稲妻》は《激励》等で、サイズを問わない除去もカウンターで対応出来、《突然の衰微》は《墨蛾の生息地》に当てる事が出来ない等、上手く噛み合わせる事が重要になってきます。
お互いのプレイヤーが相手の手を読みながら戦うゲームになる事も多いので、使う側も使われる側もやり応えのある試合をする事が出来ます。
読みあいや詰めるのが好きな方にオススメのデッキですね。
このデッキ、かなり楽しいですよ!
いかがだったでしょうか。
今回は、先週末に行われた大会から優勝か準優勝したデッキを紹介しましたが、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で!