こんにちは!朴高志と申します。
今週末は日本に先駆けて、スペインで3人チーム構築戦のGPがありますね。
一体どんなデッキとチームが活躍するのか、要注目です!
さて、今回も、3つのフォーマットからデッキを紹介、解説していきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
スタンダードは、青黒緑ビートダウン!
PPTQミネアポリスin横浜 優勝
※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます。
《霊気との調和》禁止により、少し陰りを見せていたデッキですが、それでもイクサランの相克で登場したカードの追加によって性能は向上しています。
《翡翠光のレインジャー》は能力を見ただけで分かる強力さで、緑のデッキを支えています。
《ハダーナの登臨》は戦場に出たターンから効果を発揮し、《巻きつき蛇》とはマナコストも相まって相性は抜群。
また、ひとたび《オラーズカの翼神殿》になってしまえば、このデッキに不足している飛行と、一撃でゲームを終わらせるほどのパワーアップを自軍のクリーチャー1体に与える事が出来ます。
サイドボードは重めのカードを採用する以前と変わらないスタイルですね。
弱点は《栄光をもたらすもの》や《反逆の先導者、チャンドラ》といった優秀なアドバンテージ兼除去カードです。
全体除去も苦手としています。
他にも、出すクリーチャーを順番に除去されるだけで結構辛いので、《顕在的防御》を採用し、多少クリーチャーを守れるようにしています。
なので、このデッキと対峙した時には、相手のマナが余っていない時に除去を撃ち込むようにすると良いでしょう。
また、《顕在的防御》を使われる事前提で動くのも良いですね。
クリーチャー同士での殴り合いなら誰にも負けない程の強さを持っているので、高いパワーで押し続けたい人にオススメです。
次はモダン、エルフデッキです。
MOモダンリーグ5-0
※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます。
レガシーにも存在するエルフデッキ。
モダンでもその展開力とパワーは健在です。
基本的には大勢のエルフで攻勢をかけつつ、《献身のドルイド》《療治の侍臣》による無限マナコンボを狙っていきます。
そうでなくとも、《エルフの大ドルイド》《遺産のドルイド》で大量のマナが出るため、《背教の主導者、エズーリ》の強さは相当なものです。
サイドボードには大量の1枚刺しクリーチャー達が控えています。
これらを必要な数だけ相手のデッキに合わせて入れて、《召喚の調べ》でサーチします。
弱点は言うまでも無く全体除去ですが、早い段階で使わないと間に合わない事も多く、《背教の主導者、エズーリ》の再生能力で凌がれたり《集合した中隊》を後出しされると攻めを継続されてしまいます。
もちろん軽い単体除去を撃っていくのも有効で、全体除去に頼り過ぎないゲーム展開も求められます。
他にも《払拭》は構えやすく重要な呪文2種類に効くため結構効果的です。
《イゼットの静電術士》は極めて有効な対策カードの一つで、これが戦場に出てしまうとエルフはかなり苦しい戦いを強いられます。
似たような構成とはいえ、人間デッキとはまた違った魅力のあるエルフデッキ。
流行りの《精神を刻む者、ジェイス》にも強いため、これからも見かける事になるでしょう。
レガシーは最近少し増えてきたこのデッキを紹介。
MOレガシーチャレンジ 5位
※画像をクリックすると、MOで使用できるテキストデータをダウンロードできます。
青白石鍛冶・・・なのですが、とにかくクリーチャーが多い!
どちらかと言うと、デス&タックスのような構成になります。
相手の行動を妨害するクリーチャー達を《渦巻く知識》と各種装備でサポート。
このデッキを知らない相手は、メインの青い土地を見て《意志の力》などを警戒するため、より動きやすくなります。
弱点も共通で、《虐殺》などの除去が苦手。
《夜の戦慄》も効きますが、《真の名の宿敵》が入っているので安心は出来ません。
その場合は、アーティファクト破壊で装備品もしっかり対処していきたいですね。
コンボデッキで対峙した場合には、《翻弄する魔導士》や《狼狽の嵐》など、厄介なカードにも気を付けたいところ。
デス&タックスほど強力なロックを形成するわけではありませんが、その分ドローカードやカウンターで対応力や安定性が向上しています。
こういった既存の青くないデッキに青を入れてみる構築も可能性がありますね。
いかがだったでしょうか。
今回も、3つのフォーマットのデッキを紹介しましたが、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
因みに、冒頭で言っていたスペインのGPですが、自分も参加します。
それでは、今回はこの辺で!