こんにちは!朴高志と申します。
今週月曜日に突然の禁止改定!
これによって停滞していたスタンダードのメタゲームが大きく動く事が予想されますね。
勿論パイオニアについても同じです。
さて、今週も4フォーマットからデッキを紹介します。
それでは早速、本題に入っていきましょう!
まずはスタンダードから、白黒ヨーリオン!
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禁止改定により苦手なデッキが減り、息を吹き返したデッキの一つ。
序盤は手札破壊クリーチャーで相手の手札を減らしながら相打ちによる延命を図ります。
特に《聖堂の鐘憑き》は対ビートダウンに対して驚異の性能を誇り、増えるであろう速攻デッキに強いのが特徴です。
中盤からは《空を放浪するもの、ヨーリオン》で戦場に出ているパーマネントを出し入れしながら制圧していきます。
戦場に出た時に能力が発動するパーマネントを主軸に戦い、《予言された壊滅》か《空を放浪するもの、ヨーリオン》で締め上げます。
序盤の手札破壊で相手のリソースはかなり減っているので、中盤以降は楽に戦えるでしょう。
後は戦場に出ているクリーチャーで殴れば勝ちとなります。
速攻デッキに対してかなり強いデッキなので、これからしばらくは結構勝てそうなデッキではないでしょうか。
パイオニアからは、赤をタッチしたスピリットを紹介。
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スピリットは以前から環境に居る強いデッキですが、このデッキは青白に赤を足した形になっています。
こちらもコンボデッキが減り、ビートダウンが増えると予想されるフォーマット。
《砕骨の巨人》は速攻デッキに強く、また《舞台照らし》はテンポ良くカードを稼げる赤の強い呪文。
そしてサイドボードの《炎の一掃》はこのデッキなら相手のクリーチャーにだけ2点ダメージを与える事が出来る、優秀なサイドカードです。
『基本セット2021』からの新戦力も。
《鎖霊》は大型のクリーチャーに対して強いカード。
《呪文捕らえ》で抑えられないマナコストのクリーチャーに対して強いので、このデッキに合っているカードです。
サイドボードにある《高尚な否定》は、このデッキで使えばかなり広い範囲で使える打ち消しとなります。
元々強いデッキでしたが、新環境になり赤を足すか緑を足すか、かなり悩みそうですね。
次にモダンから、無限頑強コンボを紹介します。
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このデッキは、《厳粛》を使うやり方を採用。
これが揃えば相手のデッキを全て墓地に落とす事が出来ます。
《厳粛》によりカウンターが乗らない事を利用して、《ファイレクシアの非生》等も入れ、そういう意味ではコンボパーツは結構多くなっています。
また、ドルイドコンボや感染デッキ等はメインから強烈なサイドカードを入れられているような戦いを強いられます。
残りの部分は手札破壊と除去になっていて、コンボが決まらなくても最低限ビートダウン出来る構成になっています。
メインボードから一部のデッキのコンセプトを否定出来るので、メタゲーム次第では強力なデッキになりますね。
最後にレガシーから、オムニテルを紹介!
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《王冠泥棒、オーコ》が多くのデッキで採用されているので、《実物提示教育》デッキも工夫を強いられています。
このデッキは完全に《全知》を出す事を狙っています。
そこから《狡猾な願い》で《呼応した呼集》を使い、フィニッシャーである《引き裂かれし永劫、エムラクール》と《グリセルブランド》をサーチ、戦場に出して勝利となります。
《蟻の解き放ち》ルートは入っておらず、大型クリーチャーで殴って終わらせるのみの形となっていますが、その場合《呼応した呼集》が2枚のクリーチャーを呼べる事は単純に強いですね。
以前は《エラダムリーの呼び声》だった事を考えると、純粋に強化だと言えます。
《騙し討ち》型と違い、決まるまでのターンはそれ程早くは無いので、時間稼ぎのカードも入っています。
最早レガシー青緑の定番《氷牙のコアトル》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》のセットはこのデッキにも入っています。
どちらも優秀な時間稼ぎで、後者に至ってはフィニッシャーにもなるという点は他のデッキと同じ。
そして緑のメリットとして、《夏の帳》があり、これが通ってしまえばこちらは何も気にする事無くコンボを決める事が可能。
勿論、序盤手札破壊から身を守りつつドローしてコンボパーツを探す役割も持っています。
古の強力なコンボデッキも、近代マジックの影響を受けて進化しています。
それだけ《王冠泥棒、オーコ》が与える環境への影響は絶大だという事なのでしょう。
いかがだったでしょうか。
今回も4フォーマットからデッキを紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で。