こんにちは!朴高志と申します。
先日モダン・パイオニア・ヒストリックの禁止改定の予告がありましたね。
環境はどのように変化するのでしょうか。
それでは早速、本題に入っていきましょう!
まずはスタンダードから、黒単アグロ!
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出来そうで出来なかったデッキが、とうとう完成。
《悪魔の抱擁》は飛行と高いパワー修正を与えるオーラ。
これで《朽ちゆくレギサウルス》や《黒槍の模範》を飛ばしてブン殴ります。
圧倒的な打点を早いターンに実現出来、決まれば一瞬でライフを持って行けます。
この動きを搭載した事で、黒単アグロは環境に登場したと言っても過言ではありません。
他の部分はウィニー気味の構成。
《漆黒軍の騎士》から始まるビートダウンで、シメは《悪ふざけの名人、ランクル》。
パイオニアの黒単のような動きで戦います。
《取り除き》は期待の新除去で、相手の戦場に軽いプレインズウォーカーが出て来ても、本体を殴りつつ対処出来るようになっています。
《ロークスワイン城》による息切れ防止も出来、かなりしつこく攻めれるデッキ。
早いデッキを握ろうと思っている人は一度試してみても良いと思います。
次はパイオニアから、《怪しげな挑戦》デッキを紹介。
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《怪しげな挑戦》はデッキを上から10枚見て、2枚のクリーチャーを抜き出し、相手に1体選ばせ、それを相手の戦場に、選ばれなかった方を自分の戦場に出すカード。
普通に考えたら《絶え間ない飢餓、ウラモグ》等を相手が選ぶので、自分は弱い方のクリーチャーを獲得する事に。
しかし《魅力的な王子》の追放能力や《不和のトロスターニ》を同時に見せる事で、相手がどちらを選んでも強力なクリーチャーをゲット出来るようになります。
これを早いターンに実現すべく、マナ加速を搭載しています。
追加の《怪しげな挑戦》として《書かれざるものの視認》も入っています。
パイオニアでは中々難しい、早いターンに大型クリーチャーを出すという行為を可能にしている珍しいデッキですね。
モダンからは、ゴブリンデッキを紹介。
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新たに《人目を引く詮索者》のコンボを搭載。
召喚酔いの解けた《人目を引く詮索者》が居る状態で、デッキの一番上が《鏡割りのキキジキ》なら無限トークン。
デッキトップは《ボガートの先触れ》で変更可能なので、これで《鏡割りのキキジキ》を持って来て、好きなだけトークンを出した後は《ボガートの先触れ》をコピーし《投石攻撃の副官》をデッキトップに乗せれば無限ライフドレイン。
その他の部分は、ゴブリンと手札破壊。
手札破壊は6枚。
コンボデッキらしい枚数で、相手の除去等の妨害を落とします。
また、《霊気の薬瓶》から展開して各種ロードで能力を付けて殴るプランもあり、コンボが出来なくても戦えるのは魅力的。
この辺の長所はエルフデッキのような感じですね。
近年カードの追加が多いゴブリンデッキ。
これからも形を変えながら環境に姿を見せるでしょう。
最後にレガシーから、赤単フェニックス!
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元々はモダンのデッキですが、《信仰無き物あさり》禁止後はレガシーでたまに見かけるように。
《弧光のフェニックス》と果敢クリーチャーで素早くライフを削ります。
火力はレガシーならではのカードも入っており、《火炎破》なんかは正にこのデッキにとってピッタリのカード。
《稲妻の連鎖》も当然投入されており、火力は純粋に強化されています。
一方で、レガシーらしくないカードも。
《溶岩の投げ矢》と《突破》は、《弧光のフェニックス》が入っているからこそのカード。
普通に考えればとてもレガシーで使える性能では無いですが、シナジーがあるなら話は別です。
《削剥》はメイン2枚採用。
確かに《虚空の杯》を出されたら負けるデッキですが...あまり腐る場面が無いので、2枚程度ならメインにあっても悪くないのでしょう。
デッキの価格はかなり安めなので、ここからレガシーを体験するというのもアリですね。
いかがだったでしょうか。
今回は4フォーマットからデッキを紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で。