こんにちは!朴高志と申します。
今年も残すところあと数日となりました。
気温もようやく冬本番という感じになって来ており、体調には気を付けたいところですね。
さて、そんなこんなで今週もスタンダード、パイオニア、モダン、レガシーからデッキを紹介します。
それでは早速、本題に入っていきましょう!
まずスタンダードから、赤単アグロを紹介。
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普段見かける火力重視のタイプではないようです。
一撃必殺のコンボを備え、相手を倒しに行く、そんな構成になっています。
《立腹》は《巨大化》に迫るサイズ修正で、ダメージ効率は中々のもの。
これらが重なれば、一撃20点も夢ではありません。
他にもサイズ修正の恩恵を受けられるカードが入っています。
そう、《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》です。
アタックした時パワーの数だけゴブリンを出せるこのカードは、《サムトの疾走》と組み合わせる事で奇襲しつつ大量のトークンをばら撒く事が出来ます。
そうなれば数の暴力で勝つ事も可能。
また、呪文を連打するデッキなので、《遁走する蒸気族》は抜群の相性を誇ります。
勿論、パワーが4になる事を活かして《エンバレスの宝剣》を装備しても強いですね。
メインボードは潔く火力呪文0枚の、思い切った赤単です。
続いてパイオニアからは、青赤のデッキを紹介します。
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《老いたる深海鬼》を軸にしたデッキです。
2ターン目に出来事呪文を挟みつつ、3ターン目に《砕骨の巨人》や《厚かましい借り手》を戦場に出します。
そうすれば現出によって4ターン目に《老いたる深海鬼》を唱える事が可能になります。
これで相手の土地をアップキープにタップしてしまえば、1ターン飛ばす事が出来ます。
4マナ域には《再燃するフェニックス》も控えているので、プレイの選択肢が多いデッキですね。
このデッキは1~3ターン目を守りに費やして、4ターン目から攻め返すデッキですが、そうなると《老いたる深海鬼》以外のクロックも欲しくなります。
《炎跡のフェニックス》《機知の勇者》はどちらも《老いたる深海鬼》のタネになってくれる他、墓地から出て来れる頼もしい奴ら。
特に《炎跡のフェニックス》はたった1マナで戻ってこれるうえに飛行と速攻を持つので、クロックとして頼りになります。
《ヴァントレスのガーゴイル》は条件付きで殴りに行ける序盤の壁兼フィニッシャー。
タフネスが高くやられにくいので、序盤を支える頼もしいクリーチャーです。
《砕骨の巨人》《厚かましい借り手》の2枚は多くのフォーマットで活躍している凄いカードですね。
持ってないなら是非とも入手する事をオススメします。
モダンからは、赤緑のデッキを紹介します。
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特徴的なデッキですが、あえて言うなら赤緑昂揚でしょうか。
《ミシュラのガラクタ》やフェッチランドを使って《ウルヴェンワルド横断》の昂揚条件を達成し、《魔力変》《谷の商人》を使って《弧光のフェニックス》を出すギミックを採用しています。
《弧光のフェニックス》はデッキの核ではなく、《ウルヴェンワルド横断》のサーチ用として2枚のみ。
《ウルヴェンワルド横断》は出来事クリーチャーもサーチ出来るので、『エルドレインの王権』で強くなったカードと言えそうです。
その他の部分は呪文多めのアグロという感じ。
単純に《僧院の速槍》《タルモゴイフ》から呪文を連打してても勝てそうなのが良い所。
このデッキは《ウルヴェンワルド横断》を利用して1枚採用のクリーチャーが入っていますが、その中でも《騒乱の歓楽者》は手札に2枚以上来ると弱いという点を克服していてとてもデッキにマッチしています。
赤と緑にまとめた事で、《夏の帳》が効かない事も良いですね。
全く新しいアプローチからの《弧光のフェニックス》デッキとも言えそうです。
最後にレガシーから、ホガークヴァイン!
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元々モダンで猛威を奮い多数の禁止カードを出したデッキですが、レガシーでも強力なデッキなのは変わらず、一定の地位を確保しています。
このリストでは青を入れ《面晶体のカニ》を採用しています。
レガシーにおいてもその墓地肥やし能力の高さは貴重なので、青を入れる選択はあり得るでしょう。
代わりに赤が抜け《信仰無き物あさり》を入れる事が出来ませんが、そこはレガシー。代わりに《入念な研究》を採用しています。
《むかしむかし》はここでもデッキを安定させるのに一役買っています。
1ターン目の動きに重要な《面晶体のカニ》《縫い師への供給者》を探せるのは重要なポイント。
後はモダンでの全盛期同様、3ターンキルを目指して動きます。
《甦る死滅都市、ホガーク》を《狂気の祭壇》で生け贄にし、自分のデッキを削って《黄泉からの橋》が落ちればしめたもの。
後は戦場に出たゾンビトークンと墓地を使ってこの手順を繰り返し、溢れかえったゾンビを生け贄にして相手のデッキを削り切れば勝ちです。
これが上手く行けば3ターン目に決まり、殴らずに勝つ事が出来るルートを持っているのがこのデッキのいやらしい所。
勿論殴るルートの場合でも4ターンあれば大体勝てるため、かなり早いデッキです。
また、《陰謀団式療法》による安全確認も可能で、これによりコンボデッキに対しても多少ながら耐性を持っています。
墓地対策や《虚空の杯》には弱いものの、脅威のスピードと除去をものともしないタフさを誇り、止めるのは至難の業。
デュアルランドさえあればあまり高いカードを買わなくても組めるので、是非一度回してみてはいかがでしょうか。
いかがだったでしょうか。
今回も4フォーマットからデッキを紹介しましたが、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で。
良いお年を!