岩SHOWのEssay:The Gathering 第8回『いっぺんやってみたかってん!チキチキ絶対に最高な4マナ4/4TOP20ランキング』

 スタンダードを毎日のようにプレイしている。誰でも知っていることだが、改めて。《探索する獣》が強いッッ。回避能力あって速攻・警戒・接死で...なんかもう書くだけ無駄ッスよね、とにかくめちゃんこ強いよなぁあのキング〇ドラのジジイみたいなグラフィックのやつ。


こいつみたいにアホほど能力を持っているカードは過去にもあったが、例えば《怒りの天使、アクローマ》のようにコストが重たかった。そこをこの獣は4マナでしかもサイズもバッチリ4/4なわけよ。これはズルいっしょ、ズルいよねぇ。ええ使いますともありがとう緑好きなデザイナーさん。こいつを走らせていると「4マナ4/4って良いよなぁ」という感情に心が満たされる。


そう、4マナ4/4は良いのである。正義の値だ。某イタリアのギャングは嫌がりそうだが、4が3つ並ぶことの美しさとカードとしての強さが両立されている。歴史に名を残す名クリーチャーだって少なくない。個人的には4マナ5/5よりも好きだ。...6/6ならなびくかもしれない。まあそんなわけで、今日は私岩SHOW個人にとって、こいつは最高だという4マナ4/4ランキングをお届けしよう!



第8回 いっぺんやってみたかってん!チキチキ絶対に最高な4マナ4/4TOP20ランキング


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20位
工匠の神童、ミシュラ
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のっけから企画を否定してしまうような発言を許して欲しいが、4マナ4/4界には「君そのサイズの必要ある?」というヤツが少なくない。独自性の高い能力を持っているが、それとは関係なく純粋にサイズもイケてるで!というとってつけたような4/4が妙に記憶に残るのだ。このミシュラもその例に漏れず、能力はアーティファクトを複製するというかなり強めなもので、ついでに4マナ4/4。3マナじゃ強すぎて、5マナじゃ重い。間をとって4マナで!3色だからサービスで4/4!って感じで作られていそうだ。《彩色の星》などを連打するデッキで使われているのを見かけたものだ。《ミシュラのガラクタ》と《ブービートラップ》で仕留めるドリーミーなコンボとかもね。4/4あんま関係ねぇ。



19位
子守り大トカゲ
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世話焼き母ちゃん。バランスの良いスペックとコントロール奪取カードへのアンチ能力を併せ持つ、すっきりしたデザインが素晴らしい1枚。能力は現在《不和のトロスターニ》が受け継ぐ形となっている。モダンでまた《ヴィダルケンの枷》のようなカードがむちゃくちゃ使われるとかになればチャンスは巡ってくるやも。イラストがかわいい。このトカゲのかわいい我が子として捕らえられている、メンフクロウのような四足獣はなんなのだろうか。



18位
法務官の声、アトラクサ
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実はプレイしたことがない。それでも発表された時はおぉ新ファイレクシアの新キャラやんとテンションは上がったものだ。仕事柄、フォーマットに関係なくデッキリストを色々と見て回るのだが、統率者系フォーマットでは圧倒的に人気で、名実ともに上位にランクする存在。カウンターを増やすってのは盤面ガチャガチャ系デッキ好きが多い統率者プレイヤーにとっては媚び売ってんちゃうぞ大好きだよってなもんである。赤がハブられているのがウラブラスクの立ち位置の悪さを想起させ、そういう意味でも重要なポジションのレジェンドだ。



17位
ゴーア族の暴行者
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出して良し投げて良し、こいつにはどちらかというとミンチにされることの方が多かったが、だからこそ強さを認めてランクインさせねばならない。4マナ4/4としての強さを発揮するケースはまあまあレアだったんだけども、コンバットトリックがいざとなったら4ターン目から戦場に出てゴンゴン殴っていけるってのは偉大。



16位
萎れ葉のしもべ
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4/4だけども全体強化で打点はそれ以上。『シャドウムーア』発売当初は大いに話題になったがスタンダードでは思っていたほど活躍しなかったかな。モダンでは手札破壊対策、《ヴェールのリリアナ》キラーじゃ~ってことで結構いいお値段が付いている時期もあったね。『マスターズ25th』に再録されたのもあって今はお手頃価格に。緑と白のビートダウンでやるなら選択肢に上らなくはないんじゃないかな?リリアナ対策としては完全に後で出てくる爬虫類のが上回ってますな。



15位
探索するフェルダグリフ
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4マナ4/4でむっちゃ能力持ってる!その事実だけで中学生の僕らには十分なレアだった。白の能力だけがやけに強かったもんだ。雄々しさと神秘さとがパステルカラーで調和したイラストもインパクトがあって良い。こいつがサイズアップしてカバが敵陣に生まれる理屈はどういうことなのか未だによくわからない。
元祖《Phelddagrif》はEDH黎明期に全く戦場に出ず色が強いからという理由だけで人気だったのであまり良い印象がなかったな。お前らそのカバ場に出せやって。



14位
探索する獣
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カードに関しては冒頭で触れた通り。文句なしに強い。近い未来に「除去耐性がない」とかいう理由でこれが敬遠される時代に突入したらそのスタンダードはもう歴代で最もエグイと言っちゃって良いでしょって感じだ。そこぐらいしか欠点はないんじゃないかな。今日も元気にゾンビをガン無視。



13位
デレロー
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こんなん今やったら使わんやろ!ってなデメリット持ちだが、これでも当時は使ったもんなんスよ。4マナ4/4のような優れたスペックのクリーチャーは希少で、かつ当時のメイン除去だった《恐怖》《ネクラタル》は黒なので効かない、《火葬》1枚じゃ焼けないってのがオンリーワンだったので、5色デッキの最終兵器としてえっちらおっちら戦場をほっつき歩いていたらしい。その時代は体験していないが、ドリームキャスト版のゲームでラスボスが5色デッキで使ってくるコイツがムチャ強やったんよね。どんだけプレイしてもこっちは《極楽鳥》出んのやけどズルいわ!ってキレながらやってた時代が懐かしい。名前の意味不明さとイラストも相まって、忘れられない存在感を醸し出している。



12位
破滅の龍、ニコル・ボーラス
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前ラスボスもこのスペックだった。とりあえず戦場に出さえすればカードの枚数差が1枚付くのでそれだけで強い。コントロールで用いられる際には壁役となることが多かったが、グダった時に殴りだすと結構早くゲームが終わって無駄にならなかった。プレインズウォーカーへの牽制となる点も素晴らしい。変身後は4マナ4/4じゃなくなるので割愛するが、まあ更地で裏返るとGood Gameと同義だったわな。



11位
ロクソドンの教主
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4点回復付きでサイズも優秀、数多のビートダウンやバーンの心を折ってきた心優しき守護者。全クリーチャー再生とかいう珍しい能力も無駄にはなりにくい。《燎原の火》に対するナチュラルな解答だ。今となっては考えられないが、黎明期のレガシーでも使われていたものである。こんなの出してるゲームじゃなくなっちゃったんだなぁ(突然の喪失感)。



10位
カメレオンの巨像
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俺こんな感じでエルフなんすよ~と《レンの地の克服者》や《光り葉の宮殿》でチラチラ公開されていた。プロテクション持ちでかつサイズアップも有する、4マナ4/4界でも屈指の武闘派。16/16になって殴られたこと、あります。エルフなだけでなく戦士でもあるので《茨森の模範》からトランプルを得て、回避能力がないという唯一の欠点も埋めてくるパーフェクターだった。黒除去と《稲妻》で落ちない上に《死の影》に対して強いので、ちょっと前のモダンのサイドボードでもちらほら見かけることがあった。イラストにおける結合している?多相たちのテンションも好き。



9位
最後のトロール、スラーン
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ちょっと前まではモダンでもこいつのためにサイドのスロットが割かれていたもんだ。打ち消されず、呪禁で再生持ち。再生がバカにならなかった最後のクリーチャーではないだろうか。単騎でゲームを決めるだけの強さがあり、Mr.4マナ4/4と襲名させてもいいくらいだ。



8位
オルゾヴァの幽霊議員
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マナシンボル、イラスト、能力とカッコイイのが3拍子。全然死なないまさしく不死の霊体だった。1点ドレインってのが絶妙なんよね、除去から逃げてはちゅるんと吸ってと。激シブデッキ「ゴーストダディ」のマナカーブの頂点に鎮座する姿はまさしくダディの風格漂うもの。しかしまあコイツといい、4マナ4/4って伝説が多いんよね。



7位
難題の予見者
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4マナ4/4につけてええ能力とアカン能力がある。こいつは完全に後者。まあ死ぬとカードを引かせるっていうのでバランスをとりましょうってことにはなってるんだが、奪ったカードを返さないあたりが「土地引いて歯ぎしりしろ!」という性格の悪さを表している。見た目もカッコイイのでとにかく使った1枚。プロツアーも無茶苦茶なことになってたのが今となっては懐かしいな。これぞ4マナ4/4って感じ。



6位
霧縛りの徒党
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こいつに辛酸をなめさせ続けられたプレイヤーも少なくない。究極レベルの妨害と、4/4飛行という打点と、《苦花》での自爆を防ぐ脱出シート的役割...全部詰め込んじゃいかんでしょ。文字通り時代を作った4マナ4/4界でも1,2を争うトーナメント使用率を誇った1枚。ずっと使われる側だったのでこやつには憎しみしか抱いていないが、まあこれを巡る攻防とかは楽しかったのは事実やね。自分のアップキープが一番注意を払うゲームってのもなかなか乙なもんすわ。



5位
強情なベイロス
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今でもモダンで現役、むしろスタンダード現役時よりも後の時代の方がイキイキとしているか。《ヴェールのリリアナ》がある限り強く、手札破壊対策と同じ枠でバーンなんかのライフ一直線デッキ相手へのブレーキ役も兼ねるナイスすぎる肉の塊。ベイロスでね、見た目も怪獣なんで良いんですよ。でも個人的には...



4位
貪欲なるベイロス
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先代であるこっちの方が好き。強情の方がロスなしで4点回復するという点でほとんどのケースで上回っているのだが、それでも《貪欲なベイロス》の放つ魅力にはかなわない。初代ベイロスであり、口腔内の筋肉が強調された正面顔イラストは格別。ビーストを生け贄にして4点回復ってのもね、除去で死ぬやつをライフにしようかってね。当時は戦闘ダメージがスタックに乗って、そこからアクションも行えた。適当なビーストで相討ちしながら4点回復という離れ業が楽しかったのである。青春ですわな。



3位
マスティコア
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出ましたよマスティ。ウルザ時代、《変異種》とこのマスティが最強クリーチャーの双璧を成していた(そいつらが同じデッキで使われるのだからタチが悪い)。当時は珍しかった4マナ4/4が全色で使えるアーティファクトに!手札を捨てなければ死ぬというデメリットも《ゴブリンの太守スクイー》が出てからはないようなもんに。緑単アグロ、土地破壊赤単、青単コントロール、アーティファクト単などなど、あらゆるデッキで活躍していた。マナがかかってもクリーチャーを焼けるってのは強いんですと、そういうことを教えてくれた。しかしまあ初代のイラストは最高だわ、どの辺が機械なのかはよくわからんのだけども。



2位
Su-Chi
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マジック初の4マナ4/4。昔、父親がアメリカ出張に行った際に適当に買ってきたカードの束の中にこいつの姿があって「ええセンスしてるな」と感嘆したものである。今でもそう思うな。殴り役としても悪くなく、死亡すればマナが出るのでコンボも狙ってみたくなる。名前は北京語と台湾語の「4」を繋げたものであり、4マナ4/4の始祖にして実に相応しい名前を授けられているのはなんかちょっと感動する。イラストも最高で文句なし。こういう雰囲気のイラストに満たされたセットを出して欲しいと願うのは老害たる証だろうか?この企画自体がもう老害極まってる感もあるのだが。



1位
稲妻のドラゴン
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文句なしの1位でしょう。マジック:ザ・ギャザリングというゲームにおいてこのクリーチャーが一番好きだと声高に語るオールドファンだって少なくないはずだ。『ウルザズ・サーガ』のトーナメントデッキのパッケージに描かれたこの昆虫的な特徴を持ったエイリアン的ドラゴンの姿を目の当たりにして、文字通り稲妻に撃たれたように衝撃を受けた人間がどれだけいたことやら。正直なところ、エコーのコストも重いのでゲーム的には純粋な4マナ4/4としてはカウントしにくく、またカードとしても強くはなかったのだけれども...あらゆるものを超越したカッコよさとインパクトで、4マナ4/4の頂点に君臨するカードはこれしかないと断言できる。初めて表に出回ったFoilカードでもあり、鮮烈な赤の輝きと雷雲の中から飛び出してくるイラストの親和性がたまらん。



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 というわけで、ノリだけで4マナ4/4の中からこれはと思う20枚を紹介させていただいた。ランキング外だけどもトーナメントレベルのヤツらは他にもいるので、気になったらカード検索でもして4マナ4/4界のディープな世界を楽しんでほしい。またいつか3マナ3/3とか5マナ5/5とか、そういうのもやってきますか。2マナ2/2だけは無限にいるから堪忍な!


このコラムを《イラクサの牙のジン》に捧ぐ。



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