【GP静岡2018】浅原晃『GP静岡のエルダー英雄譚Ⅰ』

text by Asahara Akira


 


マジックに歴史あり。20年以上に渡り、世界中でグランプリが行われても、優勝者の称号は並大抵の事では得られない。ゲームの基礎力、環境への理解、そして、幸運を味方にしなければ優勝する事は出来ないからだ。


 


そして、人に歴史があり。グランプリの歴史を辿れば、必ず原点と言ってもいい、あるグランプリへと辿り着く。1997年に行われたグランプリ東京。日本で最初に行われたグランプリだ。最古再誕。これは、筆者こと、エルダー浅原がGP静岡へと向かう旅行記、いや、仲間達との英雄譚である。


 


事の発端は突然、ある人物がGP静岡に行くそぶりを見せたことだった。


 


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最古のグランプリ東京の優勝者、まさにエルダーを超えるレジェンド藤田憲一(以下、フジケン組長)、何故か動く。いつもは「かっー、受け付け忘れたわー」等のいくいく詐欺なのだが、今回は本当に何故か乗り気。静岡が車(ベンツ)で行ける距離というのもあるのかもしれない。


ちなみにグランプリ東京97の決勝のプレイは伝説の「とぼけてアタック」として知られているので、以下の記事をぜひ見て欲しい。


 我が Key Play ~藤田憲一の場合~(外部リンク)


ともかく、レジェンドが動くならばこちらも集めなくてはなるまい。相応しい勇者達を。


そして、出発当日......



●11月29日(木曜日)13:00【とんかつの勝利】


まず、フジケン組長との合流前にとんかつ屋へ。


勝負の前にトンカツを食うというのは、プロプレイヤーの間では常識である。カツが勝つと結び付く、細かいテキストへの注意を怠らないプロプレイヤーならではの視点だ。そこに、今回の同行者でもある2人と共に向かう。1人は日本の最新のグランプリ覇者にしてプラチナプロの行弘賢(以下、行弘)、そして、もう1人は世界で行われた最新の日本のグランプリ覇者、サマラン(以下、サマラン)である。


 


asaharaheroic 02.jpg行弘賢



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サマラン


そう、今回、筆者がレジェンドのために用意した2人は、最古のグランプリ覇者に対して、最新のグランプリ覇者2人である。まさに、マジックの歴史の線と線を結びつけるにはこの2人しかありえないと言ってもいいだろう。


とんかつを食い、3人は集合場所へ向かう。



●11月29日(木曜日)15:00【最古最新】


そして、集合時間。中野の某所に一同集結。事前にフジケン組長には「サマラン誘っときました」と言ったところ。


「え、サマランなの......」


といった、いい感じの返答が帰ってきたので


「もうサマランしか候補が居なかったんです」


とサマランがラストホープ的なノリで押し切った。だが、この押し切りによって最古と最新のグランプリチャンピオンが集結した事を考えれば、我ながら的確な一手だったと言える。


そう、この時は誰もが感じていたのだった。この4人の中から、GP優勝者が出るのでは無いか? と。


 


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これは、道中のサービスエリアで「アー写(アーティスト写真)ぽいの取りたいんで、アー写感出してください」と言って取った写真。フジケン組長はジャズ歌いそう。



●11月29日(木曜日) 19:00【空腹の大修復】


静岡に着いた我々は、静岡のファミレスで有名なさわやかへ。


ちなみにアーティスト感のある写真を取ったせいか、さわやかが近いとなった時に


『さんさんさん、さわやかフジケン組〜、さあ、指をつめよう〜、みかじめ払おう〜』


という不穏な替え歌で行弘がフジケン組の風評被害を撒いたり。フジケンさんの流す曲に対して、サマランはサビは分かるけど曲名は分からない〜(なお、出だしが曲名)を繰り返して苦笑されたりと、終始和やかなムードだった事は記しておこう。


 


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さわやかで食事をする我々一行。静岡に来るならば1回は来ておくべきところなのは間違いない。ここのお会計は漢気(ジャンケン)を見せたサマランの支払いに。さすがGPチャンピオンになる漢は違う。サンキューサマラン。


その後、デッキリストを取りに会場へ。そこでは、すっかり、フジケン組として馴染みつつあるサマランの姿が。


 


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近くの温泉に宿を取っていた我々は、明日へ向けて、英気を養いつつ、眠りに付くのだった。


 


つづく


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