【GP名古屋2018】日本レガシー選手権・秋 Round2 市原 大地(愛知)vs 野口 浩雅(神奈川)

GP名古屋2018日本レガシー選手権 Round2 市原 大地(愛知)vs 野口 浩雅(神奈川)


by Tatsuo Sekimoto


DSC_0160.JPG


市原は昨日のトライアルを4-0で通過したBYE持ちプレイヤーだ。今日のデッキは昨日に続いて青赤デルバーを選択している。トライアル優勝の原動力を尋ねると《ヴィーアシーノの紅蓮術師》と答えが返ってきた。


3001451.jpg


レガシーでは全く見たことがないクリーチャーだが、青赤デルバーのようなアグロ系のデッキにはマッチするに違いない。また野口曰く、奇跡コントロールに滅法強いそうだ。


市原「こいつレガシーで全然使われてないですけど凄く強い!『ローリーほんわかTV』の視聴者の自慢のデッキ紹介に送ろうと思ってました。グランプリが始まってしまい間に合わなかったけど、是非意見が欲しいですね。一人で調整するのは限界があるのでお願いします。」


だが、自慢のチューンをしているのは市原だけではない。対する野口もZooに独自の調整を施している。通常Zooのマナ・フラッド対策か《緑の太陽の頂点》か《罰する火》エンジンなのだが野口の調整を一味違う。クリーチャーを強化することに主眼を置き、《処刑者の要塞》と《怒りの穴蔵、スカルグ》が採用されている。速度を遅くすることなくマナ・フラッドに対応する構築だ。


どちらも自信作。ならばあとは雌雄を決するのみだろう。



Game1
マリガンはどちらもせずにゲームがスタートする。先手の市原は《島》から《秘密を掘り下げる者》を送り出す。


後手の野口は《Taiga》から《運命の大立者》。
見慣れぬカードにテキストを確認する市原。


DSC_0164.JPG


市原 大地


市原は「3マナで飛行と先制を得る...」と呟くと《目くらまし》。《秘密を掘り下げる者》の邪魔になる潜在的な脅威を取り除く。


市原の《秘密を掘り下げる者》は変身しないが2体目を追加。飛躍のときをじっと待つ。
返しの野口は《タルモゴイフ》。《運命の大立者》に代わって戦線を切り開く。


2ターン連続で変身しない《秘密を掘り下げる者》に喝を入れるため《思案》を唱える市原。これが間に合うかが勝負の分かれ目になりそうだ。


対する野口はその間に攻める。ソーサリーが落ちて4/5までサイズが上昇した《タルモゴイフ》でアタックする。これで市原のライフは残り16点。野口はさらにフェッチランドを起動して《渋面の溶岩使い》を追加してエンド。野口のライフ16


次のターン、市原の《秘密を掘り下げる者》は遂に羽化のときを迎える。
しかしそれに合わせて野口は《稲妻のらせん》をプレイ。《昆虫の逸脱者》を撃墜する。


それでも残った《昆虫の逸脱者》と追加した《僧院の速槍》で攻めの姿勢を維持する市原。《思案》を唱えて《僧院の速槍》を一回り大きくしてアタック。
《渋面の溶岩使い》を失いたくない野口はこのアタックをスルー。5点が入り野口のライフは残り14点になる。


野口は返しで《タルモゴイフ》でアタック。市原のライフは11点に。さらに《渋面の溶岩使い》で《昆虫の逸脱者》を除去してターンを終了。


殴り合いは望むところの市原は2体目の《僧院の速槍》を出してアタック。スルーを聞いてから《発展の代価》。市原に0点、野口に4点入る。さらにアタックが通り4点ダメージ。これで野口のライフは6点だ。


自分のターンを迎えた野口。少し悩んで全てのクリーチャーを立たせてエンド。


一方の市原は攻め続ける。《極上の炎技》を野口にプレイしてから果敢した《僧院の速槍》2体でアタック。
野口は《僧院の速槍》2体を《タルモゴイフ》と《渋面の溶岩使い》で受け止める。《渋面の溶岩使い》で散り際に2点のダメージ入れて市原の残りライフは5点。



4/5の《タルモゴイフ》を前に1点残る計算でターンを渡した市原。あともう一回攻撃を通せば勝てそうだ。


しかしここに誤算が。野口は最後の1点を削るピースを握っていた。野口のターン、手札からプレイされた《貴族の教主》が最後の1点を埋めた



市原 0-1 野口




Game2
市原はまたも《秘密を掘り下げる者》スタート。
しかし、今度は野口も《紅蓮破》で破壊することで対応。


市原は2体、3体目の《秘密を掘り下げる者》を並べる。さらに《ヴィーアシーノの紅蓮術師》。《スレイベンの守護者、サリア》で止めようとする野口の防衛網をかいくぐる。


市原の《秘密を掘り下げる者》は《突然のショック》をめくり変身。一気に6点を入れる。
野口も《聖遺の騎士》と《貴族の教主》を並べるが飛行が止まらない。


2度目の戦闘でライフを1点まで追い込んだ市原は《突然のショック》で抵抗を許すことなく野口のライフを奪い去った。


市原 1-1 野口



Game3
先手の野口は《貴族の教主》スタート。
後手の市原は《樹木茂る山麓》を立ててエンドする。


DSC_0162.JPG


野口 浩雅



野口は先手とマナ・クリーチャーの利を生かして戦線を拡大する。《タルモゴイフ》と2体目の《貴族の教主》を追加して1ターン目に出した《貴族の教主》でアタック。2回の賛美が乗り2点ダメージが入る。


市原は1/2のうちに《タルモゴイフ》を《稲妻》で処理する。さらに《ヴィーアシーノの紅蓮術師》で2点をプレイヤーに飛ばして反撃。


だが、市原に手痛いカウンター・パンチが飛んでくる。次のターンに野口が唱えたのは《クァーサルの群れ魔道士》。さらにセットした土地は《処刑者の要塞》!きっちりマナを使い切り《クァーサルの群れ魔道士》に速攻と警戒を付与する。


賛美も乗り《クァーサルの群れ魔道士》のサイズは7/5まで膨れ上がる。はずだったのだが、お互いに《処刑者の要塞》の+2/+0の修正を忘れて5点ダメージで解決してしまう。ターンを跨いだ時点で気付いたため、ジャッジの裁定により5点ダメージということになり市原のライフは残り13点になる。


だが、市原が窮地に立たされていることには変わりがない。《渦まく知識》で立て直しを図る市原。《ヴィーアシーノの紅蓮術師》で殴り返し野口のライフを15点にする。第2メインには《秘密を掘り下げる者》を追加して反撃の狼煙を上げる。


野口は《スレイベンの守護者、サリア》をプレイ。《処刑者の要塞》から走らせようとする。
ここで市原から待ったがかかる。手札にある《稲妻》をプレイするかどうかで悩んでいるようだ。現在、市原の立っているマナは山のみ。《スレイベンの守護者、サリア》が出てから《稲妻》をプレイすることはできない。本当は戦闘フェイズにプレイしたいところだがそうも言ってられない。


市原は悩んだ末に《稲妻》をプレイヤーを対象に打ち込む。要塞と賛美の力を得て7/5までパンプアップした《スレイベンの守護者、サリア》の攻撃は通す。互いのライフは市原6点、野口12点。決着が近づいてくる。


市原は《僧院の速槍》をプレイ。そこから《僧院の速槍》を立たせた状態で《昆虫の逸脱者》でアタック。野口の残りライフ9点にする。


次のターンに野口の2枚目の秘密兵器が火を噴いた。《怒りの穴蔵、スカルグ》が今度は《スレイベンの守護者、サリア》にトランプルを付与。6/5先制攻撃・トランプルという肉体改造を施したサリアで全力でぶつかって来た。


市原は必死に2体のクリーチャーでチャンプブロックして耐える。ライフは残り3。余命幾許もない。


しかし、奥の手をもっていたのは野口だけではなかった。市原は《昆虫の逸脱者》で怯まずに殴ると、残り6点を削るために握りしめた《発展の代価》を叩きつけた。


野口「8点か...。それが負け筋だったんだよなぁ」


市原 2-1 野口


市原 win!


グランプリ・名古屋2018 特設ページに戻る


関連の記事

他の記事

合計 0
0

Coming Soon!
under development

Coming Soon!
under development

合計 0
0