Card of the Day -今日の1枚- 2016/06/02



全面否定/Fervent Denial



全面否定/Fervent Denial

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「墓地から」とるアクションの筆頭と言えば、やはりフラッシュバックか。その呪文が墓地にある時に特定のコストを支払えば、その呪文を唱えることが出来るという優れた能力で、これを持ったインスタントとソーサリーがオデッセイブロックおよび時のらせんブロック、イニストラードブロックにて多数登場し、カードアドバンテージというものを愛するプレイヤー達の欲求を満たしたのだった。純粋に、1つの呪文を2度使えるということ。また手札破壊やライブラリー破壊で墓地に落とされても使用できるので、どうであれ最低限の仕事を果たしてくれる。初代であるオデッセイブロックでも《獣群の呼び声》《チェイナーの布告》のような名カードが登場し、当時のプレイヤーの胸を躍らせた。



 

一方で、割とどうしようもないカードを生み出していたりもする。フラッシュバックを持っているということが、もはや罪なんじゃないのかというレベルのデザインのカードもあってね...例えば《全面否定》とか。もうストレートに言っちゃうとフラッシュバック付き《対抗呪文》である。これだけ聞くとすごく強そうだが...弱いんである。何せ、5マナもかかる。5マナって...《謎めいた命令》でもトリプルシンボルとは言え4マナで、打ち消し以外にも得られるものがあるぞ。レアと比べるのが酷?じゃあ同じアンコモンの《放逐》と比べてみよう。5マナで打ち消すだけで、何も得られない...うーむ。フラッシュバックコストはなんと7マナだ。重すぎるよ!というわけで、スタンダードではまったく使われなかった...250枚デッキ「バベル」に数合わせで入っていたというのは聞いたことがある。ブロック構築ではサイドボードに取られてシブい仕事をしたらしい。



 

何故このカードがこんなに重いことになったのか。それは、このカードを取り巻く環境のせいだという。これが登場した時には既にスタンダード環境にインベイジョンブロックがもたらしたマルチカラーの強力なカウンターが揃っていた。《吸収》《蝕み》《神秘の蛇》...カウンター全盛期。しかも基本セットには《対抗呪文》があった。ここで開発としては、フラッシュバック付きの打ち消し呪文を強く作ってしまうと、マジックの健全さが損なわれるのではと考えた。結果、このむちゃ重呪文が誕生したわけ。もしこの頃のスタンダードに《対抗呪文》がなかったら4マナでフラッシュバックが5マナに設定していたとのこと。周瑜じゃないけど、生まれる時代を間違ったものの嘆きが、イラストからも聞こえてきそうである。



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