By Yohei Tomizawa
参加者391人で開始となった『BIG MAGIC Sunday Legacy』。簡単ではあるがデッキタイプを一覧表にまとめたので、ご覧いただきたい。
今大会の最大勢力は、「デルバー」系のデッキとなった。「デルバー」系を選択したプレイヤーの内6割はグリクシスカラーを選択している。青を主軸に据え、除去でもあり最後の数点を削りきる火力の赤、手札、盤面、墓地とサイドボード後の対応力に飛んだ黒という選択は人数が多く、『BIG MAGIC Sunday Legacy』のように様々なデッキと対戦する可能性がある大規模な大会ではうってつけのようだ。
続くのは「レオヴォルド」だ。相手のドローを止め、自分のパーマネントにドロー効果を付与するリソースゲームの王様はタッチ赤をするかどうかで分かれたものの、参加者の1割を占めていた。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》という2種類のプレインズウォーカーを始め、デッキ内のカードパワーの高いもの人気の理由ではないか。
その後は多色デッキ、いや、レガシー環境自体を咎める「赤単プリズン」と最も直線的なデッキである「エルドラージ」という対照的なデッキが並んでいる。《血染めの月/Blood Moon》は場に出れば一撃必殺となるカードであり、各デッキの割合を見るに狙い通りの結果が得られたのではないだろうか。
以下、「ANT」、「土地単」、「デス&タックス」と環境最速のコンボデッキとボードコントロールデッキが続く。
TOP16デッキリストと合わせ、環境分析の参考となれば幸いである。
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