BIG MAGIC Openヴィンテージシリーズの様子
昨日の「アジア・ヴィンテージ選手権2018 トライアル」に引き続き今日もヴィンテージのイベントが行われています。本日のイベントは「BIG MAGIC Openヴィンテージシリーズ」。優勝者にはAnthony Palumbo氏が描いた特別なプレイマットが贈られます。
Anthony Palumbo氏といえば《ヴィズコーパの血男爵》、《粗野な牧人、ブルース・タール》、《虚ろな者》などを手掛けるアーティストです。ヴィンテージプレイヤーにとっては《真髄の針》が氏のイラストで最も見たことがあるカードになるのでしょうか。
まずは「BIG MAGIC Openヴィンテージシリーズ」のヘッドジャッジを務める小町さんより開会の挨拶。
小町「本日は参加者32名、ぎりぎり5回戦です。空気読んでいただいてありがとうございます」
と挨拶すると参加者からどっと笑いが起こります。少しでも長く遊びたい、それはヴィンテージプレイヤーでも変わらないようです。
小町「いつものジャッジとは(メンバーが)違いますが優しくしてね!」
というとこれまた参加者から笑いが起こります。ヴィンテージはカードプールが広く旧いカードが多いためオラクルが変更されているカードがたくさんあります。そのためジャッジもヴィンテージに詳しい、もといヴィンテージプレイヤーであるケースが多いです。ですが今日はその詳しい先輩ジャッジの熱い(?)指導により任されたとのこと。責任重大です。
さて、試合の様子を見ていきましょう。
複雑な効果や1ターンの行動が多いヴィンテージ。ですが皆さんしっかり相手とコミュニケーションを取ってトラブルにならないようプレイしていました。プレイヤー同士が声をかけあってプレイしているので自然と楽しそうな雰囲気が生まれています。相手を尊重してプレイする。紳士の遊びとはこのことでしょう。
1キルされても「あー、1キルされましたー(笑)」と笑いが起こるほど和やかな様子でした。
ヴィンテージ版感染。モダンとレガシーで同じみのデッキタイプですがヴィンテージでも活躍しています。モックスでさらに早くなった感染の動きは驚異の一言!
こちらは《逆説的な結果》で3ドローした瞬間です。他のフォーマットではあまり活躍してなくてもヴィンテージでは大活躍のカードもあります。
このあと大量ドローから《Time Walk》《Demonic Tutor》《Black Lotus》《ヨーグモスの意志》と連続で唱えあっという間に《Time Vault》コンボを決めて勝利!