新セット発売時恒例の注目カードTOP3。
今回はBIGs13名とBIG MAGIC ELDERSの黒田選手、BIG MAGICスタッフ・PT王者のりゅうじに注目カードと指輪物語にちなんで『好きな小説・物語』を聞いてみた。
新環境の予測や酒の肴にこの記事を役立てていただきたい。
渡邉崇憲
3位《塔の長官、ボロミア》
個人的にはクリーチャータイプ・人間は好きな方なので、有用な人間が追加されるのは嬉しいです。
3マナ3/3は今時のクリーチャーとしては並ですかね。
モダンで大活躍中している『モダンホライゾン2』出身の各種インカーネーションを牽制できる能力が目玉ですね!
自身を生け贄にして他のクリーチャーを守る能力も手堅いです。
おまけ程度に指輪が誘惑してきますが、詰めの段階で「自身より大きいパワーのクリーチャーにはブロックされない」を付与して押し込むこともできそうな。
2位《喜ぶハーフリング》
緑1マナのマナクリはいつでも要チェック!伝説の呪文以外では無色マナを出せるのは安心設計。
しかしながら、やはり注目どころは「その呪文は打ち消されない」の部分ですね!
ヨーグモス医院に雑に投入して《飢餓の潮流、グリスト》や《スランの医師、ヨーグモス》を安全に着地させるのは強いかも!?
マナクリーチャーの天敵、《レンと六番》に焼かれないタフネス2は嬉しい!
1位《オークの弓使い》
汎用オーク型対《敏捷なこそ泥、ラガバン》決戦兵器。
戦闘中に通ってしまったらラガバンはまず生き残らない。
さらに後続のラガバンも殴れなくなる。
とはいえ、モダンでどこまで活躍できるかは謎。
単体ではシナジーを発揮することもなさそうなので入るデッキを選びそう。
レガシー環境ではデルバーデッキ相手に暴れられそうですね!対デルバー決戦兵器だったか・・・。
好きな小説・物語
カミーユ警部3部作
ミステリー系です。個人的には「その女アレックス」が1番好きですけど、時系列順に「悲しみのイレーヌ」から読んでください!
仲田涼
3位《オリファント》
モダンの《死せる生》デッキで赤マナを1マナで直接引っ張ってこれるようになりました。
本体も6/4と戦場に出た後の殴り値が高いのもgood。
2位《厳しい説教》
モダンではもう青マナ1つ立っているのを見たら制約はあるものの、生物呪文ですら打ち消されることを考えなくてはいけなくなりました。
1位《統一王、アラゴルン》
《創造の座、オムナス》カラーの4色カード。多色のカードでたくさん誘発します。
4色なので1枚で各々の色の代替コストにあてられるのもgood。
好きな小説・物語
特になし。
斉田逸寛
斉田逸寛
3位《新たなる紀の始まり》
下準備が必要でやや悠長なアドバンテージの取り方ではあるものの、クリティカルな局面ではそれ相応の効果が期待できそう。
3~4ドローが見込める構築にしたいですね。
2位《サウロンの交換条件》
軽いインスタントのドローで墓地のリソースも稼げるので使い勝手が良さそうです。
最後に書いてある「指輪があなたを誘惑する」まで上手に使えたら構築級な気がします。
1位《悪辣な略奪》
プレイした時に宝物が出て、その宝物を使って相手ターンに《稲妻》などで除去をするとまた宝物が出るという流れが作れ、似たカードである《食肉鉤虐殺事件》と違って伝説じゃないので重ねて貼れるのがいいですね。
好きな小説・物語
容疑者xの献身
吉森奨
吉森奨
3位《再鍛造》
モダンのハンマータイムにおける《シガルダの助け》の追加としての運用を想定しそうな気もしますが、インスタントタイミングでの圧をかける能力を活かしてより重いデッキでも扱えそうな気がします。
リアニメイトする装備品のコストには制限がないので、重めの生体武器や装備コストの負荷が大きいものを雑に使いまわしてみたいですね。
2位《オークの弓使い》
レゴラスも真っ青な弓の名手のオーク。
出た時点で多少仕事は終わっていますし、恐らく主戦場はレガシーの対青いデッキや森の知恵、ドローを含むチェイン系のデッキの対策だと思いますがハマった時の威力は爽快だと思います。
1位《塔の長官、ボロミア》
白単色の《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》の様な能力と《無私の霊魂》同様の能力に指輪の誘惑を加えたクリーチャー。
スタッツは並なのでサイドボード要員になる気がしますが、『モダンホライゾン2』のピッチ系エレメンタルや《否定の力》、契約系、続唱系の呪文を抑制できます。
インスタントタイミングで指輪の誘惑を引き起こして所有者を移せるので、そういう点でも仕事ができるかもしれないですね。
好きな小説・物語
ブギーポップは笑わないシリーズ
学生の頃に出会った作品で、電撃系のラノベの走りの時期の作品です。
最近は小説の類もめっきり読まなくなりましたが、独特の表現や複数の時系列から伏線を拾っていく過程が好きで、新作が出るたび楽しく読んでいました。
朴高志
3位《塔の長官、ボロミア》
ピッチスペルを対策出来るのは大きいですね。
並べるデッキなら頼もしい存在になりそうです。
2位《オルサンクのパランティール》
出たターンに仕事を始めて、しかもそれが中々強いです。
《大いなる創造者、カーン》と合わせて丁度7マナなので、トロンデッキでの活躍が期待出来そうな他、普通に使っても結構強そうです。
1位《冥王、サウロン》
とんでもない除去体制とオーク動員で単体除去もエディクト系も効かず、何故かドロー能力まで持っています。戦闘での強さはそれなりですが、6マナと何とか出せる範囲であるのも良いですね。リアニメイトでの新たなフィニッシャー枠等、そういったデッキに居場所がありそうです。
好きな小説・物語
小説も物語も読まないので特に無いのですが、漫画等も含むなら最近「その着せ替え人形は恋をする」を読んでます。
中道大輔
3位《サムワイズ・ギャムジー》
食物を生成する伝説クリーチャー。
《大釜の使い魔》と《臓物の予見者》のような繰り返し使用できるサクリ台の3枚で無限にライフドレインすることが出来ます。
クリーチャーなので除去で対処されやすいですが、コンボパーツのコストが軽くてクリーチャーなので《召喚の調べ》等のサーチ系で揃えやすく、揃ったターン中に勝てるので結構キルターンは早め。
《倦怠の宝珠》で無力化したり、墓地を経由するため墓地対策に引っかかる等弱点は多そうですが、新たなコンボデッキが活躍するかもしれません。
2位《喜ぶハーフリング》
伝説サポートを兼ねたマナクリーチャー。
伝説呪文であれば好きな色が使えるので《レンと六番》《時を解す者、テフェリー》といった伝説呪文を2ターン目に出しやすくなり、かつ打ち消されなくなるという凶悪な一文がこのカードの価値を高めています。
《呪文貫き》に怯えることなく《時を解す者、テフェリー》を出せるというのは何かおかしい気がします。
1マナのマナクリなのにタフネスが2あるので後手番の際に《レンと六番》に一方的にやられる心配もありません。
伝説呪文が多い《創造の座、オムナス》系の多色ミッドレンジで活躍することでしょう。
1位《ドゥリンの禍、バルログ》
生け贄にしたパーマネント1つにつき1コスト減る伝説クリーチャー。
戦場に出るターンがどのくらいになるか次第ですが、戦場に出てしまえば速攻とブロック制限により数ターンでライフを削り切ってしまうでしょう。
各種フェッチランド《ミシュラのガラクタ》《野生の朗詠者》《彩色の星》などタダで生け贄可能なパーマネントを複数用意できれば2~3マナでプレイも可能です。
一応、生け贄は自分だけでなく相手のパーマネントも含めるのでお互いに生け贄系のカード(《大地割り》辺り)とは相性が良いです。
《甦る死滅都市、ホガーク》のようにマナコスト減少するカードは大抵ろくな事がないので今回は大丈夫なのか本当に心配です。
好きな小説・物語
おすすめの小説、ということでここで空気を読むならば「ホビットの冒険」とでもあげるべきなんでしょうが、敢えてここ10年くらいハマっている推理小説を紹介します。
ジェフリー・ディーヴァーというアメリカの作家の作品で「リンカーン・ライム」シリーズです。
いま現在出版されているシリーズで合計15冊あり、1999年にシリーズ第1作目のボーンコレクターが映画化しています。
捜査中の事故で四肢麻痺になってしまった寝たきりの主人公が科学捜査をメインにすすんでいく過程が毎回楽しませてくれます。
読みながら犯人をいつも予想しますがまず当たらない。
まあ私ごときが推察できちゃうようなトリックじゃアカンのですが。
主人公のリンカーン・ライムもだいぶ曲者ですが、個性豊かな脇役たちもたくさん出てきます。
私のイチオシは変装の名人でFBI捜査官のロバート・デルレイです。
彼が大活躍する話もあるのでぜひ読んでいただきたいです。
以上、小説を読んだことがなくお題に苦悩していた夫を見兼ねた妻のおすすめでした。
加茂里樹
3位《オークの弓使い》
話題のカードです。
統率者でもモダン・レガシーでも使えそうなスペックです。
2位《アノールの焔》
モード3つで好きなのを選べるところまでは普通のカードですが、ウィザードをコントロールしているとオマケでもう一つ選べます。
流石に雑に打っても2ドロー+除去なのでお手軽1:3交換。使えたら強力です。
1位《モリアの襲撃者》
ダメージが入ったらアドバンテージを得られるよくあるシリーズですが、ここまで性能が上がれば活躍するかと思います。
周りのクリーチャーでも恩恵を得られるのが嬉しいですね。
好きな小説・物語
新世界より
矢田和樹
3位《サムワイズ・ギャムジー》
モダン環境向け。これと《大釜の使い魔》《臓物の予見者》などの《大釜の使い魔》をノーコストで墓地に送る手段があると無限ドレインで勝利できる。
3枚コンボで揃いにくいように見えるが、それぞれのクリーチャーが軽く、《集合した中隊》や《召喚の調べ》などで見つけやすいので十分実用的なコンボだ。
モダン環境には《アスモラノマルディカダイスティナカルダカール》などの強力な食物シナジーカードもあるため、新アーキタイプが産まれるきっかけになりそうな一枚だ。
2位《オークの弓使い》
主に統率者やレガシー環境向け。1ドローで1点ダメージと1/1相当のクリーチャーは異様なコスパ。
統率者では《船殻破り》が禁止されたのは記憶に新しいが、このカードの誘発条件はそれと全く同じだ。
加えて最低保証で戦場に出たときまで誘発する。今後、タフネスの低いクリーチャーの生存権は著しく低くなりそうだ。
レガシーでは現在黒という色はコンボ以外ではあまり使われていないが、黒いフェアデッキ復権の可能性もあるレベルのカードだ。
《渦まく知識》に対応して唱えて、4点ダメージ割り振りと1/1+4/4の盤面を作るのが今から楽しみである。
1位《喜ぶハーフリング》
現在のモダン環境では《極楽鳥》のようなマナクリーチャーは冬の時代を迎えている。
《敏捷なこそ泥、ラガバン》をブロックできず、《レンと六番》についでに焼かれ、環境を定義しているラガバン対策の軽量除去の的になっているのだ。
だがこのマナクリーチャーは《敏捷なこそ泥、ラガバン》と相討ちが取れて、《レンと六番》に焼かれないというモダンで活躍する条件を満たしている!(《稲妻》で焼かれるのはさすがに許容しよう...)
伝説の呪文が打ち消されない能力も《敏捷なこそ泥、ラガバン》《レンと六番》に加え、《時を解す者、テフェリー》《創造の座、オムナス》など使用率の高いカードに幅広く対応している。
特にカスケードクラッシュやリビングエンドなどの続唱系デッキに後手でも安全にテフェリーを着地できる影響は非常に大きい。
モダン環境を大きく動かしてくれそうな一枚だ。
好きな小説・物語
1984年(ジョージ・オーウェル)
ディストピア小説の金字塔。妙に現実感のある独裁体制の描写が終始ゾクゾクさせる。
加藤健介
3位《モリアの坑道》
手札を消費せず宝物・トークンを生成でき、主に《不屈の独創力》デッキへの採用が考えられます。 《ドワーフの鉱山》とのディスシナジーが気になりますが1枚ぐらい入る...かも。 本シリーズはアンタップインの制限は厳しいものの、どれも強力な効果を持っており 各種1枚は所持しておきたいですね。
2位《塔の長官、ボロミア》
インカーネーションサイクルや、各種ピッチスペル、0マナアーティファクト、《死せる生》系の待機スペルを用いるデッキなど かなり広い範囲に干渉できるヘイトベア(2/2じゃない場合は熊じゃなくて何?アーモドン?)です。
モダンよりはレガシー以下向けですが、この1枚で機能不全を起こすデッキも多そうです。
1位《再鍛造》
モダンのハンマータイムにメインサイド合わせて1枚は採用されそうな新戦力です。
もともと見た目に反して粘り強いデッキではありますが、ハンマータイムは今回複数枚の強化カードが追加されているので今後に注目のデッキです。
好きな小説・物語
三体(劉 慈欣)
川崎慧太
3位《西方の焔、アンドゥーリル》
《石鍛冶の神秘家》系のデッキで試したいカード。
マナ域的に競合が《火と氷の剣》や《饗宴と飢餓の剣》とかなり強力ですが、装備品を多用するデッキにクリーチャー生成能力は相性が良く面白いなということでピックアップ。
2位《アノールの焔》
どのモードも腐りづらく3マナのスペルとしては及第点。
《秘密を掘り下げる者》や《瞬唱の魔道士》と合わせて使えるとさすがに強そうだなということで選びました。
1位《喜ぶハーフリング》
《レンと六番》《時を解す者、テフェリー》《創造の座、オムナス》といったカードが打ち消されなくなるのはかなり圧があるんじゃないかなと期待して選びました。
好きな小説・物語
告白(町田康)
内省的な主人公がああでもないこうでもないと苦悶する様に引き込まれてしまう小説でした。
藤本岳大
3位《白の木に花開く》
伝説の《栄光の頌歌》。さらに伝説にはおまけつき。
《敏捷なこそ泥、ラガバン》も《スレイベンの守護者、サリア》も護法付きの4/2になり不快指数もアップ。
今のうちに《モックス・アンバー》を買って有事に備えましょう。
2位《敵の徴用》
ティームール続唱待望の援軍。
相手の《虚空の杯》をバウンスしつつ《衝撃の足音》を唱えることができちゃいます。
今まで引いてしまえば待機するかサイドボードの《忍耐》か《活性の力》の餌にするかしかなかったので非常に助かりますね。
もちろんコストによっては《暴力的な突発》も撃てるのでうれしい限り。
1位《アノールの焔》
1つだと微妙だけど2つ選べると神。
来るか赤青ウィザードの時代。
と思ったらすでに4年前に来てました。
当時はいまいちだったかもしれない《戦慄衆の秘儀術師》も控えているのでウィザードの戦力は厚そうですね。
好きな小説
水滸伝(北方謙三)
中国の歴史小説は三国志とか史記とか項羽と劉邦など有名な作品が多々ありますが一番好きなシリーズだと北方謙三の水滸伝です。
続編の楊令伝と岳飛伝を入れてしまうと約50冊になってしまうのですが長いなと感じることなく読めました。
さすがに50はちょっと...と思った人は楊家将をお勧めします。上下巻なのですぐです(なお続編も上下あります)
マエノソノケンタ
やぁ、ノソノスキーだ。『モダンホライゾン3』のような立ち位置で発売された今セットの発表に打ち震えたプレイヤーも多かったと思うが、安心してくれ。
どうやら今回はモダンをぶっ壊すまでには至らなそうだが、今セットから注目のカードを選ばせてもらった。
3位《指輪の誘い》
"指輪があなたを誘惑する"を有効に機能させるためには、複数回誘発させる必要がある。
そのため、"指輪があなたを誘惑する"をもつカードを複数枚採用しなければならないという問題があるのだが、残念ながら構築級のカードは多くないというのがさらに問題となっている。
その中で、このカードは軽くアドバンテージが取れるうえに"指輪があなたを誘惑する"を単体で最終章まで完結することができる。
メカニズム自体が未知数でこんな悠長なカードが活躍できるかという疑問もあるが、新メカニズムを構築で最も有効に活用できるカードへの期待を込めてランクイン。
2位《喜ぶハーフリング》
2ターン目の《時を解す者、テフェリー》が打ち消せないという恐怖。きっと泣いてしまう。《自然の怒りのタイタン、ウーロ》《トレストの使者、レオヴォルド》《時を超えた英雄、ミンスクとブー》など、打ち消せなかったら困る伝説の呪文はいくらでもある。タフネスが2なのも偉く、間違いなく最高峰の1マナマナクリーチャーだ。
1位《サウロンの交換条件》
プチ《嘘か真か》。
5枚ではなく片方のパイルを見ることもできないが、3マナという軽さは非常に魅力的だ。
おまけのように"指輪があなたを誘惑する"までついている。問題はこのカードが活躍できるような既存の青黒xのデッキがないことなんだが、《嘘か真か》が3マナになったら流石に使われるよな!...え、そうでもない?!
好きな小説・物語
『機動戦士ガンダムUC』前回に引き続きガンダムから。
アニメ版(やOVA)を見たという人は多いと思うが、原作小説も非常にクールな仕上がりになっている。
アニメと小説とで細かな設定やストーリーが違っており賛否両論はあるかもしれないが、それぞれに良さがありどっちも実に良いッ!(ただしネオ・ジオング、テメーはダメだ)
個人的にはアニメ版が短すぎると感じるほどだった(OVA7巻で完結と聞いた時には衝撃のあまり椅子から転げ落ちてしまった)ので、よりディープなガンダムUCの世界に浸りたい人はぜひとも読んでもらいたい。
黒田正城
3位《白のガンダルフ》
そんなに強くないかもしれませんが、キャラ愛も含めて3位にしました。
瞬速を持った《機械の母、エリシュ・ノーン》として使えないかな。誘発2倍はやっぱりとんでもないです。
2位《オークの弓使い》
本当は全部ストーリーの登場人物にしたかったのですが、さすがに見過ごせませんでした。
特にレガシー環境での活躍を期待したいです。
1位《喜ぶハーフリング》
《貴族の教主》を上回る期待の新星です。なぜタフネスが2なのか。なぜ打ち消されなくなるのか。伝説じゃないので遠慮なく4枚使えるのもすごい。緑の基本装備になりそうです。
好きな小説・物語
指輪物語(J.R.R. トールキン)
今回のテーマなので、もちろんイチオシはこれです。 映画を見ていない人は、ぜひ鑑賞をおすすめします。
セットの面白さが段違いになります。 私は映画館に行って全部観ましたが、第2部のラストシーンが本当に感動的で、第3部の公開が待ちきれなくなり小説を全部買って読みました。
《ナズグル》をデッキに9枚入れていい、なんて設定を見るとニヤッとしてしまいます。
松本友樹
3位《エントの長い名簿》
一目見たときから大好きです。
エントの(定命の者からすると)長大すぎる感覚が見事に表現されていて、思わずええやん・・・って呟いちゃいました。
2位《厳しい説教》
来るぞ・・・来るぞ・・・! とホラー映画を見るとき張りに身構えてビビりまくって消耗した自分を癒してくれた個人的名シーン。
愉快なホビットと灰色のガンダルフの組み合わせ、めっちゃ好きです。
効果はモダンやレガシーでこそ真価を発揮できるもので、間違いなくこれから定番の一枚になりそうです。
《敏捷なこそ泥、ラガバン》《石鍛冶の神秘家》《孤独》など、幅広くカウンターできますからね。
1位《剛毅なるサムワイズ》
映画のこの場面で出てくる蜘蛛(ウンゴリアントの末裔、シェロブ)があまりにも怖くて目をつむって見てました。
そんな怖くて気持ち悪くてやべぇ奴に立ち向かう姿でサムワイズがめっちゃ好きになりました。
サムワイズ、最初から最後まで良い人すぎますね。
余談ですがこのシーンの直後、ゴブリンの喚き声が凄すぎてどういう意図なんだろう?と訝しんでたら一緒に見ていたりゅうじさんのいびきでした。
好きな小説・物語
狼と香辛料(支倉凍砂)
言わずと知れた電撃文庫の名作。
作者の支倉凍砂先生は人格はあれかもしれませんがとても面白い作品を多数生み出しており、現在カクヨムで連載中のブリッツ・マジック・スケーリングもとても面白いのでお勧めです。
村栄龍司
3位《再鍛造》
ハンマータイムの《巨像の鎚》は装備コストが重く、一度ついたクリーチャーや装備スタックでクリーチャーを除去したらそのまま置物になっていることがよくありましたが、それを解消してくれる一枚。
回収能力も相まって追加の《純鋼の聖騎士》としてデッキに1.2枚は採用されそう。
2位《敵の徴用》
続唱デッキのハンドにダブついた待機呪文を上手く消費してくれるカード。
URの《濁浪の執政》やコントロールの《虚空の杯》を戻しながらコンボを通すのは気持ち良さそう。
1位《厳しい説教》
自分が使いたい、ということで1位にしました。
URの苦手な《孤独》だけでなく、《スランの医師、ヨーグモス》や《敏捷なこそ泥、ラガバン》等対処できる範囲がかなり広い。
《呪文嵌め》と用途が似ているため枠を争いそうだけど、脳内だとそれなりに活躍してくれそう。
好きな小説・物語
モモ(ミヒャエル・エンデ)
ファンタジー繋がりで僕の一番好きな作家からこれを紹介します。
『時間』をテーマにしたお話なんですけど、主人公モモと登場人物のやりとりがおもしろく、子供の頃夢中で読んだ記憶があります。
今回はここまで。
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