岩SHOW Card of the Day 2018/05/18《惨めな食事/Wretched Banquet》

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 グルメウィークと言いつつ、このカード名である。多元宇宙には何も恵まれた豊かな次元ばかりあるわけじゃない。例えばアラーラの断片の1つ、グリクシス。そこでは生きている者の方が希少とも言えるレベルで死者が溢れかえっている。ゾンビばっかりだ。


ただこんな次元にも生態系は存在し、命あるものは何かを食わねば活動できなくなって飢え死にしてしまう。他の次元では生者の血を味わっている吸血鬼達だが、グリクシスでは止む無くゾンビの腐敗した血肉を貪るしかない。こいつは惨め、そんなシーンを切り取ったのが《惨めな食事》だ。


 戦場にいる最もパワーが低いクリーチャー=食物連鎖の最底辺の者が破壊されるソーサリー。今でこそ《致命的な一押し》のような万能除去を持つ黒だが、この時期はまだ転換期。それ以前の黒いクリーチャーを破壊できない除去から、別の条件付きの除去へと移行する時代。そんな時代が生み出したカードにしては「悪くないんじゃないか」と言われたものである。


特にレガシーでは1マナの除去としてアリなんじゃないかと、「チーム・アメリカ」のような黒いテンポデッキに採用されることがあった。お互いにクリーチャーを出し合ってサイズ負けしていると役に立たないが、相手だけクリーチャーを出しているという状況ならばこれは確定除去として十分仕様に耐えうる、と。


まあ、僕の周りで実際に使っていたプレイヤーは最初は「黒いソープロ!」とはしゃいでいたものの段々と冷静になってデッキから抜くようになっていたのを覚えている。ソーサリーであることと、当時多かった《敏捷なマングース》に触れないのは痛かったな。


 しかしまあカード名はテンションが下がるね。英名はWretched Banquet、あまり聞きなれないBanquetとは宴会やその場で出るごちそうのことで、日本語名よりも余計に煽り度の高い意味合いになりそう。食事は栄養だけでなく気力を得るためにも大事なもの。


どうせなら明るく楽しく、満たされた気持ちで食べたいものだ。どうでもいい話だが、これが掲載される日は僕の誕生日。年を取るとなんだってよくなる日ではあるが、1年に1度の贅沢が許される日でもある。今夜は、食べたいものにオールイン。間違ってもアンデッドの骨なんかしゃぶらんぞ!


 


今週は「多元宇宙グルメウィーク」


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