岩SHOW Card of the Day 2018/06/12《七曲がりの峡谷/Winding Canyons》

七曲がりの峡谷


 マジックにおける風景画、即ち土地絵を描かせればJohn Avonの右に出る者はいない。そのぐらいのレベルで愛されるアーティストで、素晴らしい土地の数々をマジック史に投下してくれた。Avonといえば、やはり山。『ミラージュ』の《山》にてまるで風景写真のようなリアリティと、表情豊かな山々の姿を追求した作品群でデビュー。その後もAvonの《山》は『ウルザズ・サーガ』『アンヒンジド』などなど傑作ぞろい。基本土地のみならず、様々なロケーションを描くのを得意としている。この《七曲がりの峡谷》などもアメリカの乾燥地帯の様子を伝える資料にも使えそうな素晴らしいものである。ベア・グリルスが降下して探検をおっぱじめそうだ。


 このカードはいかにも赤マナが出そうではあるが、溶岩的な力はないようで、かつ緑もない不毛の地なため無色土地。その肝は起動型能力だ。2マナ払ってタップすると、ターン終了時まで自分のクリーチャーは瞬速を持っているかのように扱われる。つまり相手のターンに起動してふってわいたブロッカーで相手の攻撃を討ち取ったり、相手のターンエンドにプレイすることで打ち消しを自分のターンで使わせて続くターン無防備にさせたり...様々な使い方が出来るようになる。マナを食うとはいえ、これはなかなか良いカードだと思うね。次に唱えるクリーチャーだけではなく、すべてのクリーチャーをそのように扱える点も『ウェザーライト』ぐらいの時代のカードにしては珍しく優秀。


 まあ、かといって今現在このカードを有効活用しているデッキがあるわけではない。やっぱりちょっと重いしね。しかしながら再録禁止カードなのもあって、また『ゲートウォッチの誓い』により無色マナに意味が付加されたのもあってか、海外での取引価格はかなりいいお値段。英語版持ってたな~って人は今すぐ発掘作業に望むべし。


 Windingを七曲がりと訳したのはなかなかに名訳。意味はそのまんま、7回もカーブが続くようなくねりまくった道のこと。関西を中心に、この"七曲"が地名となっているところは少なくない。


 


今週は「砂漠ウィーク」


岩SHOW Card of the Day 2018/06/11《大いなるサンドワーム/Greater Sandwurm》



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