岩SHOW Card of the Day 2018/05/29《フォベロスの肉裂き/Phoberos Reaver》

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 肉の王様は__異論はあるかもしれないが、ごくごく一般的には牛だ。鶏や豚よりも値段は上に設定され、高級さを感じるものとなっている。記念日にはステーキ、お祝いにはすき焼き。めでたい時には少々値がはっても牛肉だ。万人が好む最高の肉として人類の生活から切っても切り離せないものとなっている牛だが、その牛がむしろこちらを喰らおうと襲い掛かってきたらどうするか。


いや、牛は草食だからそんなことはまずない、って?そりゃ地球でならね。多元宇宙には、血肉に飢えた狂牛が人を襲う次元だってある...テーロスの一国家であるアクロス。その国境部分、人間たちの住まう領域と人外が跋扈する地域との境界線では、肉として見られるのは人間の方だ!



 《フォベロスの肉裂き》は一見トークンに見えるが、立派なクリーチャーカードである。これはチャレンジ・デッキでのみ用いることが出来、『大群との戦い』というデッキに収録されている。チャレンジ・デッキとは1対1で、あるいは一人で対戦が行えるという特殊なカジュアルマジックを遊ぶためのセットで、テーロスブロックのゲームデーにてこれらのデッキに挑戦することが可能だった。


また、一般販売もされている。コンピューター戦を行うようなもので、そのためマナの支払いなどがあるとややこしいので、デッキ内のカードはすべて0マナ。そのためにこのようなトークンチックなデザインとなっているのだ。毎ターン自動的にクリーチャーが展開され、襲い掛かってくる。『大群との戦い』では、プレイヤーはミノタウルスの大群の強襲を迎え撃つことになる。



 このカードは同デッキではコモン的な立ち位置で、全43枚のクリーチャーの内実に10枚を占めている。2/3速攻マストアタック、一般的なマジックの価値観で見れば可もなく不可もなしというところだが、このデッキにはミノタウルスが攻撃する際にボーナスを付与するソーサリーが複数枚あるため、それらと組み合わさった時には3という死ににくいタフネスが厄介になるかもしれない。



 しかしこんな牛の怪物がドカドカ崖を下って襲い掛かってくるなんて、想像するだけで怖いね。焼き肉食べ放題や肉フェスなんかの列に並ぶ我々もこんな姿に見えるのだろうか。牛さんに感謝しつつ、残さず美味しくいただきたいところ。本日は29日、ニクの日だ。よーし、ちょっと贅沢しちゃおう!


 


今週は「肉ウィーク」


岩SHOW Card of the Day 2018/05/28《吸肉/Syphon Flesh》



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