岩SHOW Card of the Day 2018/06/02《定命の肉体は弱きもの/Mortal Flesh Is Weak》

定命の肉体は弱きもの



 マジックの世界の生物は動物・植物などの前に2つのジャンルに分けられる。不老不死か、定命かだ。不老不死は今更説明するまでもなく、老いることなく寿命で死ぬこともない。かつてのプレインズウォーカーや一部の吸血鬼、あとは神の類がこれに当てはまる。若き身体に転生するシステム持ちも含めることが出来るか。定命はこれの反対、即ち残りの寿命を持った生物達だ。


どうもカードや背景世界を見ていると、この両者の間には生命としてのシステムの違いを大きく感じる。マナとのつながりが強いものは不老不死やそれに近い特性を持つように見えるなぁ。かつての毎ターンマナを消費し続けるボーラスや、信心が足りなければ顕現しない神々とかね。まあ不老不死の仕組みは考えても無駄なので視点をチェンジ...不死身の彼らからはこの世に圧倒的多数の定命がどう見えるのだろう。おそらくは、本日のカード名のようなセリフを呟いているのだろう。


 このカードは計略カード、3vs1で戦う特殊フォーマット"アーチエネミー"でアーチエネミー(強大な敵・魔王)側のプレイヤーが毎ターン0マナでプレイしてくるデッキとは別に用意された巨大なカードだ。この計略は多人数戦で使われることを大前提としたデザインになっている。ルールテキストは


「あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手のライフの総量は、それぞれあなたの対戦相手の中で最も低いライフの総量になる。」


というもの。対戦相手組のライフを低いものにあわせて横並びにする。これ即ち、一人のライフがゴリゴリに削れていればいるほど効果は絶大になる。アーチエネミーというゲームはほとんどのプレイヤーに認知されていないが、これは遊んでみるとかなり面白い。魔王側が大暴れすることもあるし、プレイヤーが接戦を制することもあり、バランスは良い。魔王側も計略が強いからと適当にやっていればサクッとやられたりする。プレイングが大事なのは通常のマジックと変わらないのだ。


魔王側の定石として、序盤から叩けそうと見定めた相手を徹底的に叩いてさっさと退場させるというのがある。全員に均等にダメージを与えていては、いつまでも3人に殴られる展開になるからね。この基本戦術と、この《定命の肉体は弱きもの》の相性は凄まじい。一人を瀕死に追い込んでいたらいつの間にか相手パーティー全滅の危機!ニヤニヤが止まらないね。アーチエネミーはセットで買って、構築済みデッキを崩さずに遊ぶのが一番面白い。各種セットを手に入れる機会があれば、是非4人集まってワイワイ楽しくやってみてね。


 ...肉ウィークの締めに肉が朽ちて骨が見える人間やエルフのイラストを紹介するって、どうかしてるって?いやぁ、サプライズが信条なもんでね...


 


今週は「肉ウィーク」


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