岩SHOW Card of the Day 2018/10/14《正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice》

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 ジャスティス・ウィークのトリを飾るのはこの男、ギデオン・ジュラだ!『ギルド門侵犯』のキービジュアルはかなり早い段階から公開されていたが、そこにはしっかりとギデオンの姿が。しかもそれを見るにボロスの面々と関係があるっぽい。こりゃ期待するだろうよと。


『ラヴニカへの回帰』の時もジェイスが看板を担当し、実際に新ジェイスが収録されたという前例もあった。その時はジェイスとイゼットとの関係をにおわせるビジュアルだったので「青赤のジェイスが来るか?」と期待されてもいたのだが、出てきたのは青単色のものだった。


なのでギデオンもおそらくは白単色だろうと皆うすうす感づいてはいた。ただ《思考を築く者、ジェイス》がかなり強力なプレインズウォーカーだったのもあって、ギデオンもあれクラスのものが来るんじゃないのか...白いデッキを使っていたプレイヤーは、ほくほくしていたことだろう。



 ふたを開けてみれば、まあこのギデオンは"がっかりギデオン"だった。僕の周りでも深夜販売に並んでこの新ギデオンを手に入れ、金曜の夕方からデッキを回しているプレイヤーは少なくなかったが...多くのプレイヤーは「このカード何もせんやん!」と嘆いていたものだ(笑)。


他の能力はともかくとして、【+1】能力がちょっと弱すぎたんだよなぁ...相手のクリーチャーの数だけ忠誠カウンターを得て、盤面をまっさらにする【-15】能力を目指せ!というデザインなのだが...まずそんなにクリーチャーが並んでいる状況で、ポッと出たギデオンが生き延びられるはずもなく。


そもそも「あと2ターン後にリセットするぞ!」とカウンターを置いたところで「そうか」と無視してクリーチャーは本体に殺到することだろう。


というわけで相手がある程度クリーチャーを展開していることが前提の能力なのに、それに関して何も触れることが出来ないのが問題というか...相手にクリーチャーが並んでいる状況はすべてのプレインズウォーカーが苦手とするところではあるが、いくらなんでも《正義の勇者ギデオン》は盤面へ与える影響がなさすぎた。「何もしない」とはそういうことだ。


 先代の《ギデオン・ジュラ》はとてつもなく強いプレインズウォーカーだった。攻撃強制とそれに耐えられるタフネス(忠誠度)、タップ状態のクリーチャーを破壊し、おもむろに6/6破壊不能になり殴り掛かる...オールタイムで見ても上位に食い込む強さだ。このカードほどの強さにするわけにもいかない、というところで開発側はかなりブレーキを踏んでしまったのではないだろうか。


同ブロックのジェイスや《至高の評決》と組み合わせて使って欲しかったのかもしれない。クリーチャー化して殴ることも出来るので、フィニッシャーを務められるだろうという期待もあったのかもしれない。残念ながら、この時期はアグロデッキが大活躍していた頃である、赤い速攻持ちクリーチャーも多く、そういう点からも環境には合ってなかったなぁ。



 見た目はカッコイイのでちと勿体ないカードではある。以降、通常セットに収録されたギデオンはすべて活躍している。そのいずれもが派手な忠誠度-能力を持たず、何かしらの形で盤面を作るか触れることが出来るものだ。白いプレインズウォーカーに臨まれている能力がどういうものか、このカードの失敗から得たフィードバックが活かされているんじゃないかな。


さて、『ラヴニカの献身』でボーラスvsゲートウォッチの戦いは人区切りつくらしいが、果たしてそれまでに新ギデオンは登場するのか?最も正義感の強い人だけに、自己犠牲もいとわずに行動してしまうのではないか?期待と心配を胸に、彼の今後を見守ろう。



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