岩SHOW Card of the Day 2018/03/19《コカトリス/Cockatrice》

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 マジックは多元宇宙をその舞台としている。近年だけでも中南米の古代文明風のイクサラン、古代エジプトそのまんまなアモンケット、スチームパンクなインド風のカラデシュと...面白い設定の次元が続々と登場している。そしてこの春、世界中のプレインズウォーカーが訪れるのは...ドミナリアだ。マジックはここから始まった、僕らの故郷とも言える大事な場所だ。


この次元には様々な特色を持った大陸が存在するため、最近の背景世界の舞台に比べると「○○な次元」と表現しにくい。ただ、ここ数年発売されたどのセットよりも古典的なファンタジーの世界に近いかな。


剣と魔法、人間エルフゴブリンマーフォークゾンビドワーフドラゴン天使デーモン...ファンタジーの象徴とも言える世界観が拡がっている。はたして新セット『ドミナリア』のカードが古典的ファンタジーへの回帰を打ち出しているのか、あるいはまったく新しいものを生み出そうとしているのかは...一部のカードテキストはわかっているが(笑)、絵面を見ないことにはまだまだわからない。そうなったらちょっと嬉しいなという期待を込めて、今週は古典的ファンタジー世界の住人やそこで見られる光景をカード化したものを紹介していくとしよう。「古典的ファンタジーウィーク」だ。



 トップバッターはどのカードにしようか迷ったのだが、《コカトリス》なんてどうかなと。そもそもコカトリスとは何か。これは雄鶏の生んだ卵から生まれる怪物であり、人の血を吸い死に至らしめるともいう。鶏から生まれるということもあって鶏の頭部や羽を備えているが、胴や尾が蛇のようであり爬虫類要素も強く持ったバジリスク的モンスターであるようだ。


元々はそのバジリスクと同じものであったらしいが、14世紀ごろに「バシリコック」と表記されたことがきっかけとなって呼び方が派生していって今のように2つの別の怪物となったという。コック(cok)の部分が雄鶏(cock)を連想させるため鶏の要素を持つようになったのではと推測されている。今ではありとあらゆるファンタジー作品に鶏のモンスターとして登場し、お馴染みの存在となっている。



 バジリスクとコカトリスに共通しているのは、猛毒・あるいは石化能力を持っていること。マジックのカードにおいても、両者ともに接触したクリーチャーを死に至らしめる能力をきちんと備えている。《コカトリス》は5マナ2/4飛行と、緑のクリーチャーにしては大変優れたスペックのフライヤー。壁でないクリーチャーと戦闘を行った後に、そのクリーチャーを破壊するという能力を持っている。


これはおそらく、生命を持たない・あるいは石でできている壁に対して毒や石化は意味がないというフレイバーを表現しているものと思われる。こういうデザイン、良いよね。先に述べた高スペックにこの能力を併せ持っているということで、最初期のマジックにおいてはかなり強いクリーチャーであった。レアなのも納得、今ならまあアンコモンだろうけど、それでもリミテッドでは攻守ともに優れた1枚として活躍することだろう。よっぽど優秀だったのか、色の役割が徐々に定まっていく中で緑にこの《コカトリス》に並ぶ飛行クリーチャーはほとんど作られなかった。


『時のらせん』で再録されたという事実は、まだドミナリアにこのクリーチャーが生息しているということを証明している...と考えて良いのだろうか。もし再録されたりしたら...面白いけどもうないかなぁ...。



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