岩SHOW Card of the Day 2018/10/07《ベイロスの虚身/Baloth Null》

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 「巨獣」とか「猛獣」といった抽象的な表現ではなく、ちゃんと固有の種名を持った生物を紹介してきたこの1週間。〆はおそらく最もその名を呼ばれた種の1つであろうベイロスを取り上げよう。ベイロスとは巨大な爬虫類であり、そのどれもが大きく裂けたような口と多数の牙を持ち、ツノトカゲ的な鼻先がつぶれ後方に向かって伸びる角を携えた頭部を持っている。


4足歩行を行う巨体の持ち主で、何でもバリバリと喰らいながら突き進む、その生息域の最大の捕食者となっているようだ...ハイドラなんかには食われるようだが。


生息が確認されているのはドミナリアとゼンディカーで、この次元を取り上げたセットで緑の中~大型クリーチャーの枠を担当している。また、シャンダラーにも生息しているようだ。開発側に気に入られている、かなり成功した種だね。



 ベイロスは巨体の持ち主であり獰猛だが、それ故にその魅力に引かれた吸血鬼の獲物になることがあるようだ。ゼンディカーの血の長と呼ばれる強力な吸血鬼によって一定量の血を吸われたものは、虚身という顔(目・鼻)を持たないゾンビとなる。


これを血の長は奴隷のように操るようで...虚身となったベイロスは、まるで人間が豚を用いてトリュフを探すかのように、吸血鬼たちの餌となる人間を探して捕まえる家畜として用いられるようだ。何とも恐ろしい話だが、とても面白い設定だ。



 そんな状態にあるベイロスをカード化したのが《ベイロスの虚身》。ゾンビとなったことで緑に黒が混ざった。6マナ4/5とサイズはあまり優れたものではないが、リミテッドではまずまず。何よりその能力が強い、墓地から2体クリーチャー回収というダブル《グレイブディガー》だ。カード1枚で手札が2枚増え、戦闘も出来るサイズとあって実に頼りになる1枚、ゲームを決定づけるレアクリーチャーを展開→除去された返しでこれで拾いなおしてやりたいところ。


能力は強烈なのだが、その重さから構築ではあまり活躍できなかったのが残念。同じコストでも6/6ならばまた話は違ったかもしれない。『ゲートウォッチの誓い』より『マスターズ25th』再録カードに選ばれた。



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