Card of the Day -今日の1枚- 2015/04/24



蝕み/Undermine



蝕み/Undermine

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 かつてワシらが憧れておったカードがあったんじゃ。シングルカードなど、とてもじゃないけど買えるほどお小遣いもなかった中学生の頃の話じゃ。『インベイジョン』で登場したレアカード達は、ワシらのメルマス主体のデッキにはないパワーと華々しさを見せつけてくれたんじゃ...欲しい!でも買えない!だから、パックをコツコツ剥いて、仲間内でトレードするしかなかったんじゃ。今思い返せば、あれはあれで素敵な時代じゃな。



 

 そんなワシらの間で、高嶺の花であり、人気を二分していたサイクルがあったんじゃ。それが《吸収》《蝕み》の《対抗呪文》+α呪文達じゃな。攻めっ気の溢れる連中が多かったこと、またワシらがまだまだ初心者でライフを削られることを嫌っていたということもあって、どちらかと言えば《蝕み》が崇拝されていたように思うんじゃ。



 

 《蝕み》は《対抗呪文》に黒マナ1つを上乗せするだけで、3点ライフルーズという本体限定火力がくっついてくる呪文じゃ。確かに黒には、プレイヤーのライフを失わせる役割も与えられておったが...1マナで3点も失わせるような呪文は、当時なかったんじゃ。確定カウンターっていうだけでも強いのに、相手のライフが減るんじゃよ?というわけで、多くのデッキでとりあえず感覚で使われておったのう。今冷静に考えれば、ずっしりどっしり構えるコントロールでチョンッと3点削ってもそれほど意味がないようにも思うんじゃが...いやいや、カッコ良かったから良いんじゃのう。トップメタだった「ネザー・ゴー」も、2点ずつチマチマ削っていきよるデッキじゃからこの3点はゲームを進めるのに役立ってくれたっちゃくれたのう。



 

 『アポカリプス』では同様にコントロール色が強めながらアグレッシヴさを併せ持つカードが増えて、活躍する場も増えたわい。《予言の稲妻》と《蝕み》だけを勝ち手段にしたようなデッキさえ登場したもんじゃ。同じく《対抗呪文》チョイ足しサイクルである《神秘の蛇》との打ち消しながら攻めに行くマナカーブも素晴らしかったのう。



 

 されど時は流れて...『オデッセイ』にて《サイカトグ》がワンパンチで勝負を決めるコントロールが幅を利かせるようになってのう。この《蝕み》は、3点の価値がほぼなく3マナのカウンター、言わば《取り消し》と同じような扱いになったんじゃ。あんなに強かったのに、徐々にデッキに入らなくなっていって...寂しかったのう。



 

 どんなカードでも、時代には勝てないんじゃ。ワシらはそれを学んだ。ただ、このカードのように一度でも天下に届いたのであれば...ワシはそれだけで十分だと思うし、事実今でも皆の記憶に《蝕み》は息づいておるのう。




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